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ionnalee / Everyone Afraid to Be Forgotte(2018) [2018/04/30 03:59]
スウェーデンのエレクトロSSWによる1stアルバム。 1stといいつつ、デビュー作にはあらず...というのもこのionnalee嬢、iamamiwhoamiであり、更にその前ソロではJonna Lee名義で活動していたその人なのである。キャリア通算では6th、ソロ名義では3rd、ionnalee名義では1stということになる。正直、どの看板でも音楽性が変わらないので意図は不明ですが、"Bounty"のときのような記号的仕掛けがお好きな感じなのと、作風のExperimen..
Kelly Lee Owens / Kelly Lee Owens(2017) [2018/04/16 02:37]
UKエレクトロ・アーティストによる1stアルバム。 またエレクトロ界に天才が発見されてしまったか…緻密なリズムトラックと奥行きのあるサウンドスケープに、リヴァーヴィーに加工したKelly嬢の歌声が溶け込み、エレクトロニカを主体としながら聴き手にメロディーを意識させ歌もの要素もあることを主張している。またぞろ初期Bjorkと比較したがる向きもあるようだが、そんな人は20年間時が止まっているか、そもそもBjorkをイメージでしか捉えていないかのどちらかだって、それもう何回も..
Vanbot / Siberia(2017) [2018/04/01 21:47]
スウェーデンのエレクトロ嬢による3rdアルバム。 デビュー作"Vanbot"の清冽で涼やかな出来は隠れ名作として記憶に新しい彼女(少なくとも私の中では)。本作では各曲のタイトルにロシアの都市名が入っており、Vuurのような街コンセプトアルバムなのかな?と思いきやそれだけでなく、Ester Ideskog嬢がシベリア鉄道でモスクワ〜北京までの17日間、車中で書いた楽曲群だというから驚きだ...つまり本作は9,000km以上に渡るロードムービー、紀行文である。例えば"St..
Kedr Livanskiy / Ariadna(2017) [2017/12/15 01:32]
露西亜のエレクトロSSWによる2ndアルバム。 2016年の1st"January Sun"ではAphex TwinやSquarepusher辺りの影響と思われる、90's的アプローチの手数の多いリズムをダーク・アトモスフィアが覆う作風でシーンに登場したYana Kedrina、aka.Kedr Livanskiy嬢。本作では1stの神々しい雰囲気から少しだけ下界に降臨あそばしたような作風でSynth-wave寄りの歌もの要素もやや増している。相対的にちょっと聴き易くな..
Fever Ray / Plunge(2017) [2017/12/14 02:56]
スウェーデンのElectroプロジェクトによる2ndアルバム。 Rermixやコラボレーション、プロデューサーChristoffer Berg氏の活動など、何かと他アーティスト作品の感想の文脈での登場頻度が高いFever Rayだが、リリースは1stアルバム"Fever Ray"以来、驚きの8年振りである…!そしてこれだけElectro界隈で影響力がありながら、まだ2枚目というのもまた驚きである…! 活動再開の背景にはDreijer兄妹によるThe Knifeの解..
Geneviéve Pasquier / Louche Effect(2017) [2017/11/04 03:18]
独Electro-SSWによる4thアルバム。 メタルやプログレ程解り易くはないものの、エレクトロの世界にも「変態」ジャンルは存在する…Experimentalとも言えるが、凝っているというよりそこはかとなく狂気的というか。Geneviéve Pasquier嬢の作風はそんな感じ。 リズム要素の少ない暗黒ミニマルウェーブ"Apesanteur"で厳かに幕を開けたかと思えば"Skydance"では一転パーカッシブなElectro-Popを聴かせ(でも暗い)、"I W..