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Emika / Falling in Love With Sadness(2018) [2018/12/23 17:45]
UKエレクトロ嬢による6thアルバム。 毎作、快哉と失望の狭間でやきもきさせられてきたEmika嬢の新作だが、2nd"Dva"、4th"Drei"とどうやら一作おきにElectro/Experimentalという法則性(ALI PROJECTの白アリ・黒アリ方式)が確立されたようで、本作は気が早いですが昨年の5th"Melanfonie"の直後から待望していました。 作風は"Drei"の開放的なSynth-Popを押し進めた印象で、よりフィジカルでストレートにビー..
Gazelle Twin / Pastoral(2018) [2018/12/15 21:42]
UKエレクトロ嬢による3rdフルアルバム。 2014年の"Unflesh"以来、Remix、サウンドトラック、EP、シングル等コンスタントなアピアランスを続けるElizabeth Bernholz嬢 aka Gazelle Twin。アルバムオブザイヤー2014にも選出した前作を改めて聴くと、ミニマルとアヴァンギャルドと空恐ろしさが同居する素晴らしい変態作でござった。それが後発のEP"Kingdom Come"ではアトモスフェリックでより難解な作風にシフトし、不安な中迎..
The Space Lady / The Streets Of Dreams(2018) [2018/11/19 00:46]
USエレクトロSSWによる6thアルバム。 フィメこれ史上、最高齢アーティストである...!何しろレジェンド枠で紹介したSiouxsie & the Bansheesのスージー・スーよりも、私の母よりも年上の1948年生、御年70歳である。80's〜90'sにはストリートで活動するアコーディオン奏者で1枚アルバムをリリースした後に音楽から引退。00'sに復活し寧ろ10'sに入ってから精力的にリリース、ライブを重ねるブランニュー・レジェンドである...! 音楽だけを..
Aisha Devi / DNA Feelings(2018) [2018/09/23 13:49]
スイスのエレクトロアーティストによる2ndアルバム。 音楽に国籍は関係ないと言いますが、やはり作品には「血」が顕れるもの。脳から生まれ出ずるものはそれまで見てきた、聞いてきたものが編集され再構築されたもの...普く芸術作品はそうであり、経験のバックグラウンドである環境、出自。つまるところDNAには抗えないのである...! このアルバムにそんなコンセプトがあるのか解りませんが、タイトルから察するに大きく外れてはいない筈。ネパレーゼ=チベタンの血を引くスイス人であるA..
ionnalee / Everyone Afraid to Be Forgotte(2018) [2018/04/30 03:59]
スウェーデンのエレクトロSSWによる1stアルバム。 1stといいつつ、デビュー作にはあらず...というのもこのionnalee嬢、iamamiwhoamiであり、更にその前ソロではJonna Lee名義で活動していたその人なのである。キャリア通算では6th、ソロ名義では3rd、ionnalee名義では1stということになる。正直、どの看板でも音楽性が変わらないので意図は不明ですが、"Bounty"のときのような記号的仕掛けがお好きな感じなのと、作風のExperimen..
Kelly Lee Owens / Kelly Lee Owens(2017) [2018/04/16 02:37]
UKエレクトロ・アーティストによる1stアルバム。 またエレクトロ界に天才が発見されてしまったか…緻密なリズムトラックと奥行きのあるサウンドスケープに、リヴァーヴィーに加工したKelly嬢の歌声が溶け込み、エレクトロニカを主体としながら聴き手にメロディーを意識させ歌もの要素もあることを主張している。またぞろ初期Bjorkと比較したがる向きもあるようだが、そんな人は20年間時が止まっているか、そもそもBjorkをイメージでしか捉えていないかのどちらかだって、それもう何回も..