2017年05月04日

Austra / Future Politics(2017)

カナダのエレクトロバンドによる3rdアルバム。

デビュー作"Feel It Break"でセンスの違いを見せつけ、2nd"Olympia"では世界がその才能に気付き始めたそんなAustra。特にUSとオーストリア(名前からの親近感…日本におけるJapanみたいなものだろうか)のチャート成績でそれは顕著だ。個人的にもiamamiwhoamiGlasserと並ぶ10'sエレクトロの旗手だと思ってる。

1stのソロプロジェクト的な作風から2ndのバンドサウンドを経て、本作ではやや1st寄りに揺り戻した印象。それによりNew-wave気味のレトロ感から再びFuture-electroに戻ったと言える。そして1st時より確実に各パートのアンサンブルは研磨され、あとはKatie嬢のVoが作を追う毎に前に出てきている…これは五月蠅さを感じる局面もあり良くも悪くもだがw、却ってバックトラックの緻密さ、繊細さを際立たせているとも言える。あとは一発で心を持ってかれるメロディも健在なので文句は言えまい…2017年エレクトロをリードする作品であることは疑い無し。

【Favorite Number】Future Politics / I'm A Monster / Gaia



Future PoliticsFuture Politics
Austra

曲名リスト
1.We Were Alive
2.Future Politics
3.Utopia
4.I'm A Monster
5.I Love You More Than You Love Yourself
6.Angel In Your Eye
7.Freepower
8.Gaia
9.Beyond A Mortal
10.Deep Thought
11.43

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Abyss
Chelsea Wolfe
B00WREOEEA
Sister Wife
Alex Winston
B004K46QNM
A Ta Merci
Fishbach
B01LTHZFJ8
posted by kerkerian at 18:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月25日

みゆはん / 自己スキーマ(2017)

日SSWによるデビューEP。

さて4/1からの流れでブログの看板をフレンズ風にしておりますが、アプリ復活、舞台化ときて消費され尽くす迄は暫くこのままで行こうかと。フィメこれ世界観と対極なところが何とも味わい深いではないか・・・無論、けもフレまとめサイトとの誤認を狙ってもいるのです・・・私はかしこいので・・・早くサウンドスター・ロウ(ダークマター)をよこすのです・・・!

さて、国歌とも称されるOP『ようこそジャパリパーク』とは対照的に、不穏で頽廃的な背景とともに陰の部分を担ったED『ぼくのフレンド』。先入観と消え入りそうな歌唱が相俟って、エモ界の森田童子なのか・・・?と思ってましたが、フルで聴いて歌詞をちゃんと読むと対に見えて「よろしくね」のキーワードで繋がる同一テーマということが解る。季節柄、卒業ソングとしても秀逸で個人的にはsupercellの『さよならメモリーズ』と10'sの双璧である・・・!

本作はEPながらみゆはん嬢の魅力が凝縮されており、1曲目と6曲目以外はミッド〜バラード系。もっとアッパーに寄って欲しいなと思いつつ、弾き語り動画を見るとアコースティック曲が相性良いんだろうな。「コミュ障SSW」の自称や儚げな歌声で内省的に聴こえるが、楽曲トータルではポジティブな空気が流れており、かつ思索的・哲学的な一面も見え隠れする2017年要注目SSW。
因みにスナネコCVのCMによると「みゆはん」のアクセントは「夕飯」の発音である…でもまぁ、騒ぐほどでもないか・・・

【Favorite Number】君が好きだ / キヲク / ぼくのフレンド



自己スキーマ【通常盤】自己スキーマ
みゆはん

曲名リスト
1. ケセランパサラン
2. 君が好きだ
3. キヲク
4. 花火のような恋
5. ワンサイデッドラヴ
6. ぼくのフレンド

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ようこそジャパリパークへ
どうぶつビスケッツ×PPP
B01MTQOIRP
ミカヅキの航海
さユり
B06XGTBCQY
CLOUD 7
majiko
B01NCJU38A
posted by kerkerian at 00:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | Alternative | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月23日

Soldout / Forever(2017)

ベルギーのエレクトロ・デュオによる3rdアルバム。

4年前に1st"More"の感想を書いていたようですが何も覚えておらず、Hip-Hopみたいだなあと思ったらそれも書いてた…逆にそういったアーティストと思いがけずに再会できるのが音楽のいいところ。

さてその後SOUL'd OUT(言ってしまったね。)が活休したことで晴れてソールドアウト界を手中に収めたSoldout。改めてこの4年間を振り返ると「○○っぽい」というデジャアンタンデュな感想しかない1stから、疾走感とロックテイストなSynth-Popに変貌を遂げた2ndを経ての今作。ボディコンシャスな脱ぎたがりジャケットなのはいつも通りだが、確実にスケールアップを果たして今様なElectro-Popに。最早ノスタルジックだけが売りではなく自分のメロディ、自分の音を手に入れた模様…さすがはエレクトロ強国ベルギーだなと思わせる逸品。因みにForeverにSoldoutなんてことは無く、ちゃんとダウンロード販売しておるのでご安心を…!

【Favorite Number】Breaks / Do it again / Fake



ForeverForever
Soldout

曲名リスト
1. Call me out
2. Breaks
3. Forever
4. Do it again (feat Goose)
5. My love
6. Fake
7. Because of you
8. Oppression
9. Fallen
10. Dune

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The Doppelgänger EP
Freezepop
B0091YXOP4
All My Demons Greeting Me As a Friend
Aurora
B0195QXHRW
Obscure but Visible
Computer Magic
B01J5X3GE4

posted by kerkerian at 23:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月22日

Daedric Tales / The Divine Menace(2017)

オーストリアのシンフォ・メタルバンドによる1stフルアルバム。

久々に滾る感じの美麗メタル…!この手のバンドはオーケストレーションが前に出過ぎてリズムが貧弱だったり、Voがクドかったりメロが今ひとつだったり…何かが足りないバンドが意外と多かったりしますが、Daedric Talesはバランスが◎。シンフォを多用しつつも基本はPower-Metalでギター+リズムの重さも十分、何よりAlexandra嬢のVoがソプラノやファルセットに頼らずともナチュラルに美声で良い。

bandcampのタグにmorrowindとあるが、彼らはElder Scrolls Onlineをコンセプトに結成されたバンドで特に公式アーティストって訳ではないのかな…?まあファンタジー感やビジュアルのメディーヴァル感、アルバムの章立てなどそれっぽいわね。因みに本作ではChapterVから収録されていますがTとUは先行EP"Cult Of Ashes"をどうぞ。ESOファンはプレイ中に本作流しながらやると、より滾るんじゃないでしょうか…!

【Favorite Number】Son Of Storms / Planes Of Oblivion / Catalyst / Chapter VIII: The Divine Menace



The Divine MenaceThe Divine Menace
Daedric Tales

曲名リスト
1. Son Of Storms
2. Plains Of Oblivion
3. Chapter III: The Elven Era
4. Chapter IV: The Red Mountain
5. Chapter V: Shattered Alliances
6. Demonic Twilight
7. Seven Companions
8. Catalyst
9. Chapter VI: Sleepers Awake
10. Chapter VII: Child Of Moon And Star
11. Chapter VIII: The Divine Menace
12. Lament For The High King

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The Elder Scrolls V: Skyrim: Original Game Soundtrack
B00494WNU8
The Elder Scrolls Online Original Game Soundtrack
B01BW80CR4
The Great Momentum
Edenbridge
B01MSQKKZ5
posted by kerkerian at 17:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | Metal | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月16日

King Of Woman / Created in the Image of Suffer(2017)

米Doom-Metalバンドによる1stフルアルバム。

70'sハードロックへのオマージュっぽい名前そして出で立ちで、Kingを名乗っていてもヒッピー的な格好は襤褸を着ても心は錦、ってやつですかね。たぶん違うか。何にせよKing Womanで検索すると名前が返ってくるVoのKristina Esfandiari嬢は相当な地位にいる女性とお見受けする…!

"Led by the hypnotic and breathy vocal..."とある通りアトモスフェリックな響きとジャリついたギターに彩られた…というより塗り潰された感のあるサウンド。Sludge気味と言えるかもしれない。1曲目がボーナストラックでしかもインストという高度なボケをかましつつKristina嬢の囁き呻くVo以外に聴きどころはありませんが、何にせよ専制君主のKing Womanなのだから仕方ないか。重爆音のヒプノティカに塗れたい向きはどうぞ。

【Favorite Number】Shame / Manna



Created in the Image of SufferCreated in the Image of Suffer
King Woman

曲名リスト
1. Citios (Digital Bonus Track)
2. Utopia
3. Deny
4. Shame
5. Hierophant
6. Worn
7. Manna
8. Hem

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The Sacred Flame
Astral Cult
B00494WNU8
Change
Universe217
B01BW80CR4
Opus IV
Weeping Silence
B00ZVSH0OA
タグ:US Doom Metal
posted by kerkerian at 18:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | Metal | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする