2017年03月05日

Noémie Wolfs / Hunt You(2016)

ベルギーのボーカリスト、Noémie Wolfsによるソロデビュー作。

オリジナル2枚を出したあと2015年にHooverphonicを脱退した彼女。冒頭の"The Night"は"The Night Before"へのオマージュ…これからが本番とでも言いたげ?ってのは邪推だろうか。どの楽曲もメロが際立つ良質なオーガニック・ポップスで彼女在籍時のHooverphonicの作風を踏襲しているような。薄くストリングス被せてくるところまで…少なくとも最新作"In Wonderland"よりはHooverっぽさを感じた。初代VoのGeikeのソロデビュー作もやはり、在籍時のHoover的感触があったので、良くも悪くも影響は大きいのだなと。

Noémie嬢はGeike嬢とは違ってキャリアは未だ浅いため、今後次第では売名レッテルを貼られることになるかもしれないが、天性のエンジェリックボイスに加えソングライティング面でも伸びしろは十分、数年後にはNina Persson的存在になっているかもしれない…そんな可能性を大いに感じさせるアルバムではある。

【Favorite Number】The Night / Lost In Love / Hunt You


Hunt YouHunt You
Noémie Wolfs

曲名リスト
1.The Night
2.All You Ever Wanted
3.Sleeper
4.Burning
5.Lost In Love
6.Hunt You
7.Trying To Pretend
8.Wounded
9.Maybe
10.My Mountain

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Maya's Moving Castle
Maya's Moving Castle
B00SJOO4SI
Sometimes
Nina Persson
B00J3D36LA
Reflection
Hooverphonic
B00H317OXU
タグ:Belgium pop
posted by kerkerian at 00:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | Pop | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月04日

Beta Evers / Delusion(2016)

ドイツのDarkwaveプロジェクトによる1stフルアルバム。

99年から活動するBeta EversことBrigitte Enzler嬢。EPリリース7枚くらいあるようだがフル作は17年目にして初、という00's以降の音楽界の現状を表しているなあと…俺のように10曲前後のまとまったパッケージでストーリーや世界観を担当したいリスナーは最早マイノリティなのだろうか…制作側のコストの問題、単曲でお手軽にプロモーションできるのが大きいんだろうけど。

さてBeta Eversは暗めのSynth-PopプラスNew-Waveというか、アナログSynthの質感を持ったオールドスクールDarkwaveといったところか。低音で妖艶なBrigitte嬢のVoは背徳感を携えており、Olga KouklakiSally DigeBlack Nail Cabaretなどユニセックスな低音イケメンボイスを操る女性Voは近年、Electroシーンでのトレンドのひとつかもしれぬな…!但しBeta Eversは歌モノでは無いので律動感を楽しむ感じでひとつ。

【Favorite Number】Frozen Breath / Nothing But Art And Pain



DelusionDelusion
Beta Evers

曲名リスト
1. Velvet Leaves
2. Frozen Breath
3. Sore Suspense
4. Nothing But Art And Pain
5. Stirring Dreams
6. Skin-Tight
7. Garden Of Love
8. Torrid Illusions
9. Hit Me
10. Kalt

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Paradox Obscur
Paradox Obscur
B00SJOO4SI
Oxytocin EP
Olga Kouklaki
B004IWQUEQ
Paranormale Aktivitat
Zwischenwelt
B01EM8DYZI
タグ:germany darkwave
posted by kerkerian at 00:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月23日

Hooverphonic / In Wonderland(2016)

ベルギーのPopユニットによる9thアルバム。

元Trip-Hop勢ということで…今やオーガニックでアダルトコンテンポラリーなポップスを鳴らすことで知られるHooverphinic。その象徴的な歌姫Geike嬢の脱退後、7th"The Night Before"の公開オーディションを経て加入したNoemie嬢、With Orchestraでは過去曲への順応も見せていましたが8thアルバム後に脱退ッ…!本作ではVoの固定を諦め、5人のゲストボーカリストを迎える形で制作された。

オーケストレーションに彩られた、奥行きの深いポップスとアダルティーなHoover節に加え、場違いなR&Rリヴァイヴァル的な楽曲もあったり…そう、10曲中5曲がなんと男性Voッ…!それが作風の軸ブレをも引き起こす→Voが定着しない→ゲストVo...ネガティヴスパイラル!今回は過渡期という事で納得するとして、三代目の女性Vo発掘が急務ではないだろうか。これが一時の黒歴史となるか、Hooverphonicそのものが闇に飲み込まれてゆくのか。剣ヶ峰に立っているのかもしれない。

【Favorite Number】In Wonderland / I Like the Way I Dance / Deep Forest



In WonderlandIn Wonderland
Hooverphonic

曲名リスト
1. In Wonderland
2. I Like the Way I Dance
3. Badaboum
4. Cocaine Kids
5. Deep Forest
6. Thin Line
7. Hiding in a Song
8. Praise Be
9. God’s Gift
10. Moving

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Monsieur Madame
B001LQRBG8
Girl And A Cello
Bird
B004IWQUEQ
Hunt You
Noemie Wolfs
B01EM8DYZI
タグ:pop Trip-hop Belgium
posted by kerkerian at 23:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | Pop | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月12日

Phantogram / Three(2016)

USElectroデュオによる3rdアルバム。

R&B寄りなTrip-Hop勢第3弾。申し訳ないが前2アーティストとは格が違いますな…ジャンルが違うって話もありますが。前作"Voices"はアルバムオブザイヤー2014に名を連ねる名作でしたが、更に更に進化を遂げたッ…!

ソウル・ポップ的アプローチを強め、"You Don't Get Me High Anymore"なんてBlack Eyed Peasみたいなキャッチーネスを持つにも関わらず全体的にはセレブリティ感が増すどころかより闇化しているという。より多層的になったリズムセクション、より起伏があり「劇場的」になったSarah嬢の歌唱が要因として大きい。特にビート感とコズミック感がありながらもプログレッシブTrip-Hopとして成立している"Run Run Blood"は新機軸か。Mari KattmanKanuteらと同じく、Downtempoやオーガニック一辺倒からの脱却を図る勢…注目したい。あとスクラッチとホーンセクションは、やはり暗黒エレクトロには不要というのが確認できました。

【Favorite Number】You Don't Get Me High Anymore / Cruel World / Run Run Blood / Calling All



ThreeThree
Phantogram

曲名リスト
1. Funeral Pyre
2. Same Old Blues
3. You Don’t Get Me High Anymore
4. Cruel World
5. Barking Dog
6. You’re Mine
7. Answer
8. Run Run Blood
9. Destroyer
10. Calling All

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Natural Causes
Skylar Grey
B01KUFRKXY
Jessica Rabbit
Sleigh Bells
B01L9ODL6K
Machine Dreams
Little Dragon
B002G1X2Z6
posted by kerkerian at 17:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月11日

Fabolidays / Good Music For Better Mood(2016)

仏Electroユニットによる1stアルバム。

R&B寄りなTrip-Hop勢第2弾…ということで、言い忘れてましたがSound Meと同じくTrip-Hop.net Best Tunes 2016に挙がっていたアーティストです。件のBest Tune"Jean Michel"が良い意味でどっかで聴いたような、物凄くキャッチーでダンサブルなキラー曲だった訳です。そして辿りついたアルバムは大滝詠一ふうの、サマーソングのコンピ盤みたいなジャケで"Good music for better mood"…あれ、Trip-Hopじゃないんだっけ…?

結果少し違った訳ですが、看板通りムーディーでゴキゲン(笑)なElectroswing。如何にもAflo-BeatバンドのVo然としたSarah嬢のコケティッシュな風貌そして歌唱、祝祭的でFunk色の強い楽曲の数々、紛うかたなき大人のパリピの為の音楽ですが、偶にはこういうので夏を待ち侘びるのも悪くない。正直、夏もHip-Hopもパーティも嫌いだけどね…!

【Favorite Number】Jean Michel / Curtis



Good Music For Better MoodGood Music For Better Mood
Fabolidays

曲名リスト
01. Jean Michel
02. Curtis
03. Armando
04. In The Car A Honolul
05. Calor
06. Circomundo
07. Fern
08. Peter Sonne
09. Kolour My Mind
10. Red Hot Socks
11. Bubble
12. Gentil Manouche

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Running to the Moon
Smokey Joe & The Kid
B01BGXXBS2
The Journey Is The Destination
Beatspoke
B00TKC5T3W
Awakening
Stacy Epps
B001E4S0SK
タグ:France Trip-hop JAZZ
posted by kerkerian at 15:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする