2019年03月27日

Poppin' Party / Poppin' On!(2019)

日ガールズバンドによる1stアルバム。

Roseliaの項で述べたとおり「キャラクターとリアルがリンクする次世代ガールズバンドプロジェクト」Bang Dream!の主役バンド。既に活動は5年目で、11枚のシングル+αを網羅した実質ベストアルバム。2次元ガールズバンドものでは"放課後ティータイムU"、"Keep The Beats!"と並ぶ伝説盤となることが、最初から決まっておるのです...!

時系列に並べられた楽曲はキャストの演奏前提で作られたため、詞と曲のクオリティがどんどん上がっているのが解る...リアルバンドでは当たり前のことなれど、演奏者とは違う作家陣が意図的に、計画的に成長曲線を創り出していることがバンドリプロジェクトを特異たらしめている。『Yes! BanG_Dream!』から『ガールズコード』までを聴くと、どんどん詞の語彙が増えアンサンブルが複雑化し、歌に乗る感情も様々な顔を見せるようになってゆくことが一聴瞭然。これがキャラクターとキャストの成長とそのままリンクしているのが正に本プロジェクトの真骨頂であり私が推さずには居られない理由の全てと言って良い...!欲を言えば本作はA面曲中心であるため、エモ四天王と個人的に思っている『1000回潤んだ空』『キミにもらったもの』『Light Delight』『切ないSandgrass』が含まれていないのが痛い。このうち1曲でもあれば最強の感極まりアルバムとなっていたはず...!

ともあれ、2D的にはENOZや放ティー、ガルデモの系譜だが、3D的な存在感はSCANDALやSILENT SIRENの後継者の目も出てきたポピパ。メットライフドゥームでのサイサイ対バンは必見だ。

【Favorite Number】STAR BEAT!〜ホシノコドウ〜 / ティアドロップス / 夢見るSunflower / Time Lapse / 八月のif

Poppin' On!Poppin' On!
Poppin' Party

曲名リスト
DISC:1
1. Yes! BanG_Dream!
2. STAR BEAT!~ホシノコドウ~
3. 走り始めたばかりのキミに
4. ティアドロップス
5. ときめきエクスペリエンス!
6. キラキラだとか夢だとか ~Sing Girls~
7. 私の心はチョココロネ
8. 前へススメ!
9. 夢みるSunflower
10. ティアドロップス ~Popipa Acoustic Ver.~
11. 走り始めたばかりのキミに ~Popipa Acoustic Ver.~
DISC:2
1. Time Lapse
2. 八月のif
3. クリスマスのうた
4. B.O.F
5. CiRCLING
6. 二重の虹
7. 最高!
8. ガールズコード
9. Yes! BanG_Dream! ~Popipa Acoustic Ver.~
10. 夏空 SUN! SUN! SEVEN! ~Popipa Acoustic Ver.~
11. STAR BEAT!~ホシノコドウ~ ~Popipa Acoustic Ver.~

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バンドリ! ガールズバンドパーティ!カバーコレクションVol.2
Into the All
31313
SILENT SIREN
31313
HONEY
SCANDAL
HONEY
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2019年03月26日

萌えオブザイヤー2018

Scarlet Dorn



Anastasia Kreslina(IC3PEAK)



Yoko Hamasaki(アーバンギャルド)



Lauren Mayberry(Chvches)



Raychell( THE THIRD(仮) / RAISE A SUILEN)



Sharone Borik(Sharone & the Wind)



Michelle Raitzin(Veil Of Obscurity)



Haruka Kudo(Roselia)



Alice Sheridan(New Haunts)
タグ:Of The Year
posted by kerkerian at 22:02 | Comment(0) | オブザイヤー2018 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月25日

アルバムオブザイヤー2018



Kriistal Ann / Touched on the Raw
千変万化オブザイヤー。1つとして同系統の楽曲がなく的を絞らせない、がアトモスフェリアで統一感が創れる希有な才能。前作からの意味でも化けた。

Promenade Cinema / Living Ghosts
スタイリッシュオブザイヤー。Synthのキラめき、Darkwaveの終末感を最高のバランスで配合。男女ツインVoが楽曲と世界観に奥行きを与えてる。

アーバンギャルド / 少女フィクション
ワシが育てたオブザイヤー。2ndから聴いていた身としては、着実にアップデートを果たしつつ風格を纏ってゆく姿に異端が正統になる瞬間を見た思い。

Mari Kattman / Stay Up
2ndにして常連オブザイヤーが確約された感すら。よりドープになる一方で、よりポップで煌びやかに。一体どこまでエボリューションし続けるのか。

Whyzdom / As Time Turns to Dust
シンフォオブザイヤー。物語性、重厚、荘厳華麗な様式美、トラッド感、楽曲の完成度...ここ数年のSympho-Metal界隈で最高傑作の1つ。

Emika / Silver Eye
ASMRオブザイヤー。トラックメーカーとしての評価が先行しがちだが、歌唱の素晴らしさよ。天使のファルセットとイケボな地声で耳が最幸。

Kadebra / Color Of Nothing
プログレオブザイヤー。オリエンタルはじめトラッド風味で技巧的な側面を出しつつ荒々しさも兼備。文系と体育系の良い所取りな破天荒優等生。

New Haunts / Worlds Left Behind
Gothやポジパンの影響を受けつつ主体はAmbient-Synthという知的で至高の深淵アルバム。ブリストルはTrip-Hopの呪縛から解き放たれたか。

Roselia / Anfang
ストーリーオブザイヤー。1月のガルパライブ以降、Roseliaに全てを賭けた2018年。2次元コンテンツ+音楽を超越した物語に心を揺さぶられた。感謝。

Unlucky Morpheus / Change Of Generation
アルバムオブザイヤー。メタル新時代の旗手に相応しい、オリジナル初のフル作。クサピロドコドコだけでない普遍的なポップセンスにも驚嘆。

メタル勢が目立った2018年。例年に比べ10枚がサクッと選出できたのは出来・不出来の差が大きかったのが要因か。全体的には不作の部類かもしれない。とはいえ光る作品もまだまだあり、次点としてScarlet DornHelalyn FlowersOrion DustGrausame TöchterKælan Miklaを推す。
タグ:Of The Year
posted by kerkerian at 00:44 | Comment(0) | オブザイヤー2018 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月09日

L'Ame Immortelle / Hinter dem Horizont(2018)

オーストリアElectro-Gothデュオによる12thアルバム。

20周年記念ベスト"Unsterblich-20 Jahre L'Ame Immortelle"を経て第3章(くらい)に突入した、らめぇことL'Ame。一時期幅を利かせていたメタル色は完全に払拭した模様で、私が一番聴きたいDarkwave/Industrial/EBMのらめぇが満載で勝利確定な作品である...!

作風としては"Namenlos"や"Momente"期と大差ないのだが、何よりキャッチーでポップで、フェミニンさに溢れているのが今作の印象だ...Thomas氏のVoも3割程度、根強く残っているにも関わらず優美な聴後感に浸れるのは、Sonja嬢の良い感じに力の抜けた歌唱具合に依るところが大きい。かつての苦みばしった顔が見えるような情念に満ちたVo..それはそれで好きなんだけど何かスケールの大きさというか余裕が感じられる。23年目を迎えてなお一皮剥け続けるL'Ame Immortelleを、見逃しちゃらめぇぇぇぇ...!

【Favorite Number】Memories / What Lies Beyond

Hinter dem HorizontHinter dem Horizont
L'Ame Immortelle

曲名リスト
1. Unendlich
2. Letztes Licht
3. Treiben
4. Am Ende aller Tage
5. Dein Kuss
6. Memories
7. Monument
8. Schwerkraft
9. Frei
10. Hinter dem Horizont

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Staub & Asche
Mantus
Staub & Asche
Perle
Persephone
Perle
Grabsteinland V
Untoten
Grabsteinland V
タグ:austria darkwave
posted by kerkerian at 02:11 | Comment(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月08日

Valentine Wolfe / The Haunting of Mary Shelley(2018)

USネオ・クラシカルデュオによる9thアルバム。

様々なユニーク性を持ったアーティストだ...まずVoとアップライト・ベースという特異な構成である...!そう聞いてネオクラだな?と思う訳ですが実際はかなりバンドサウンドに寄っており、全体としては「華美な装飾を排した、旋律重視のSympho-Metal或いはGothic-Metal」といった態だ。そして驚くべきはその多作振り...2010年から2018年までに10枚のフルアルバム(実は2018年のうちに、本作の後にもう1枚ある)、なんと直近2年は4枚というワーカホリック具合だ...!初期はElectro/Industrialを配したGothic的な要素(Doujinものに近い)だったが一旦オーガニックでシンプルなNeo-Classicになった後6th"A CHILD'S BESTIARY"からメタル化して現在に至る。各時代ともクオリティが極めて高く、量と質が長年保たれている希有な存在だ...!

本作の特徴は、これまで大人しめだったバンドサウンドがかなり暴れていることにある。アッパーな曲も増え本格メタルへの志向が見えるが、音は抑え気味であくまで歌と弦楽を中心にデザインされている。そのため常に優美で、たおやかなに時間が流れるような気品に満ちている。この1ヶ月後(!)にリリースされた10thはまた静謐サイドに寄っており、より深さを感じられる作品に。尽きないクリエイテビティには脱帽としか言いようがない。推そう。

【Favorite Number】On the Education of Daughters / Song for Justine / What Lies Beyond

The Haunting of Mary ShelleyThe Haunting of Mary Shelley
Valentine Wolfe

曲名リスト
1. A Voice in the Dark
2. On the Education of Daughters
3. Song for Justine
4. Soulgiver
5. Hours of Sorrow
6. It's Not Your Story to Tell
7. I Will Be with You on Your Wedding Night
8. Victor's Confession
9. Doomed to Live
10. What Lies Beyond

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Walking on Graves
Deadly Nightshade Botanical Society
Walking on Graves
Fading Star
SchoolCraft
Fading Star
Drink Me
Lady Laudanum
Drink Me
posted by kerkerian at 19:41 | Comment(0) | Metal | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする