2018年12月16日

Emma Ruth Rundle / On Dark Horses(2018)

USのSSWによる3rdアルバム。

The Nocturnes、Red Sparowes、Marriagesのボーカリスト/ギタリストとしてAlternative界において知る人ぞ知る存在のEmma Ruth Rundle嬢。それぞれの活動でPost-Rock的な音楽性を標榜していたが、ソロの作風もその延長上にあると見ていい。但しより深化し、アートロックの態で世界観もパーソナルな面を大きくクローズアップしているのが特徴、まあソロらしいソロっすわ。

ソロ3作目を数える本作は、Experimental性は薄いもののドゥーミーで鬱くしくも美しい、10'sに蘇るシューゲイズといった印象。全てスロー曲にも関わらず終始張りつめた緊張感が流れており、とりわけギターの音作りの隙のなさ...適度な分厚さと濃さで音空間を彩るさまは流石本職といったところか。Colouring Rainbowsと並ぶ、ギターオブザイヤー2018候補である...!

【Favorite Number】Fever Dreams / Darkhorse

On Dark HorsesOn Dark Horses
Emma Ruth Rundle

曲名リスト
1.Fever Dreams
2.Control
3.Darkhorse
4.Races
5.Dead Set Eyes
6.Light Song
7.Apathy on the Indiana Border
8.You Don't Have to Cry

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Salome
Marriages
Salome
A Year of Spring
The Nocturnes
B07DPF47LV
Live at Roadburn 2012
Chelsea Wolfe
B07B64T365
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2018年12月10日

Princess Chelsea / The Loneliest Girl(2018)

ニュージーランドのSSWによる3rdアルバム。

絵に描いたようなメルヘンチックなジャケ、姫を名乗っちゃってる事からも察せられる通り、フェアリーテイリングなIndie-Popを鳴らすChelsea Nikkel嬢。キャッチーなメロと共にピアノやストリングスを交えたハッピー感溢れるポップミュージック...一聴するとそんな印象なんだけど、どこか仄かな狂気を帯びている気がしてならない。リヴァーヴの深い多層的なコーラスワークや不穏なコード進行...ダークファンタジー感はSchneewittchenを、キャバレーポップ感はFiona Appleみを想起してならない。

ただこの闇印象がChelsea姫の狙いなのか、或いはダークミュージックに冒され過ぎて白いものも黒く見えてしまう私の気のせいなのかが今ひとつ判別が付かない。深読みさせてしまうような深みがある音楽であることは確かなのだが...それにしても今どき歌パートがフェイドアウトして終わる曲が多いのも気がかりで、コード進行の件もだが「解決しない」要素が多いのだ。あと今気がついたがジャケのChelsea姫、目が紅くビーストモード化しておる...やはり闇堕ちしておったか...!

【Favorite Number】The Pretty Ones / Wasting Time

The Loneliest GirlThe Loneliest Girl
Princess Chelsea

曲名リスト
1.The Deer with the Golden Lights
2. Good Enough
3. The Pretty Ones
4. I Love My Boyfriend
5. Wasting Time
6. The Loneliest Girl
7. I Miss My Man
8. It’s Nothing
9. Respect the Labourers
10. Cigarette
11. Growing Older
12. All I Need to Do

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Ribbed Music for the Numb Generation
Sohodolls
Black Light
Strange Pleasures
Still Corners
B07DPF47LV
Country Falls
Husky Rescue
B07B64T365
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2018年12月09日

Scarlet Dorn / Lack of Light(2018)

ドイツのAlternative-Rockシンガーによる1stアルバム。

冒頭のクラシカルなピアノの旋律に荘厳な8分の6ビート、数秒でこれはMuseフォロワーや!と喜びの舞。10数年Female-Voものブログをやっていますが、未だMuseは私の中でナンバーワンは揺るぎないのです。その影響下にあるアーティストはすべからくLOVEなんですが、ここまで全開なのは余りない...因みに1曲限定ですが、まんま"New Born"のパク...オマージュを収録した作品がござった。

Scarlet嬢は低音イケボ8割の中性的な歌唱スタイルでダークな世界観にベストフィット。ピアノ・ギター・ドラムを従えたバンド編成ではあるものの、バンドサウンド感<エレクトロ要素となっていることで単純なFemale版Museになることを回避している。この塩梅が素晴らしいオリジナリティを放つ。全曲ミッド〜スローテンポに統一されていることから00's以降のGothic(Metalほど重々しくない)の影響が大きい。とりわけ" Don't Know, I Don't Care"のカタルシスはEvanescenceの3rdを思わせる会心曲。そしてラスト曲"In Another Life"は最後の30秒で初めて高キーでの朗々とした歌唱を披露し、ポテンシャルを垣間見せたところでアルバムが終わる何とも心憎い構成。ルックスも暗黒王女感溢れるScarlet Dorn...マジで推せる...!

【Favorite Number】Heavy Beauty / I Don't Know, I Don't Care / In Another Life

Lack of LightLack of Light
Scarlet Dorn

曲名リスト
1. Heavy Beauty
2. Hell Hath No Fury Like A Woman Scorned
3. I'm Armageddon
4. Hold On To Me
5. Rain
6. Kill Bitterness With Love
7. Snow Black
8. I Don't Know, I Don't Care
9. Cinderella
10. I Love The Way You Say My Name (feat. Chris Harms)
11. Frozen Fire
12. In Another Life

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Evil Never Dies
Lesbian Bed Death
Black Light
Genesis
Cecile Monique
B07DPF47LV
An Intense Feeling of Affection
Lovelorn Dolls
B07B64T365
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2018年11月24日

Colouring Rainbows / Moments(2018)

独Alternativeプロジェクトによる3rdフルアルバム。

Colouring Rainbowsこと、Jessica Müller嬢によるソロプロジェクト。2010年以来精力的に活動しEPとサウンドトラックも含めるとリリースは10数枚にものぼる。デビュー当初から一貫してオーガニックでインプロヴィゼーション溢れるPost-Rockを標榜する彼女。一聴すると爽やかなPop-Rockと思わせておいてギターノイズやデスボをぶっ込んでくる一筋縄ではいかないArt-Rockの態。ただ作を重ねる毎にProgressive要素は減り、Jessica嬢の多層的なコーラスワークや瑞々しいピアノとクリーントーンギターによるアルペジオが上品なEthereal/Dream-Pop感を与える。

一方で変拍子や薄っすらと歪むバッキングは只ならぬダークなアトモスフェリアを放ち、"Messenger"などではスクリーミングも健在だったりしてトータルとしては闇属性な作風に変わりない。矢張り根っこはギタープレイヤーなのかな。"Somewhere between spheric vocals, ambient soundscapes and modern metal."とは正に的確な自己分析である。

【Favorite Number】Coordinates / Little one / Droplets

MomentsMoments
Colouring Rainbows

曲名リスト
1.Progression
2.Coordinates
3.Theorem
4.Little One
5.Blur
6.Damp Feet
7.The Day Can Only Ever Be So Serene
8.Feel Good Today
9.Messenger
10.Droplets
11.Stay
12.There Is A Time And Place For Everything

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True Devotion
Bedless Bones
True Devotion
Evaporate
Midas Fall
B07DPF47LV
Skewed
Cercueil
B07B64T365
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2018年11月21日

Kælan Mikla / Mánadans(2018)

アイスランドのAlternativeバンドによる2ndアルバム。

先入観っていけませんね。冒頭"Lítil Dýr"のスモーキーなフォークトロニカに、BjorkWorm Is GreenEmiliana Torriniらに続くアイスランドの良質エレクトロが出てきたなと思った訳です。ところが2分15秒あたりからフリーキーなベースが入ってきてドラムビートが重なり、子供が駄々を捏ねるようなシャウトが撒き散らされる。ボヘミアン・ラプソディかパラノイド・アンドロイドかっつう超展開曲だ。

"Synth-Punk"を標榜するKælan MiklaはSynth、Bass、Vocalで構成されるガールストリオで、一定のコード進行でLaufey嬢がアパッチのようにヨホホホー!と嘶いたり喚き散らしたりする。アイスランド語で何言ってるか解らないのがまたポイント高(英語だとしても解んないけど)。フィメこれでは無かったタイプの変態性で野沢直子の伝説盤『生理でポン』を彷彿とする。しかしメロディアスパートやポエトリーリーディングも存在し、そこだけ抜き取るとポストグランジ的匂いでスタイリッシュ。それだけにブチ切れタイミングが不意に訪れるとビクッとなる。精神的混沌を描いたという解り易い躁鬱アルバム、確かにこれはガールズバンドならではのヒステリアなのやも知れぬ。Synthが紡ぐサウンドコラージュも何気に凝っておりレベルは高い。新感覚Darkwaveとも言える逸品だ。

【Favorite Number】Næturdætur / Mánadans

MánadansMánadans
Kælan Mikla

曲名リスト
1.Lítil Dýr
2.Næturdætur
3.Mánadans
4.Umskiptingur
5.Yndisdráttur
6.Ekkert Nema Ég
7.Ástarljóð
8.Ætli Það Sé Óhollt Að Láta Sig Dreyma
9.Reykjavik Til Stadar
10.Kalt(Demo)

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To The Core
Zanias
Moonbathers
Without a Sign
Sixth June
B07DPF47LV
生理でポン
野沢直子
B07B64T365
posted by kerkerian at 02:54 | Comment(0) | Alternative | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月28日

THE THIRD(仮) / THE THIRD(仮)1st ライブ(2018)

日ガールズ・ロックバンドによるライブアルバム。

5バンドを擁するBang-Dreamプロジェクトにおいてキーとなる「キャラクターとリアルのリンク」を体現するPoppin' PartyとRoselia。しかしあとの3バンドの声優陣にリアル演奏によるバンド活動を望むべくもない。そのジレンマを埋める存在が3バンドの楽曲をカバー演奏するTHE THIRD(仮)である。ライブによっては各バンドのVoキャストのみゲスト出演する形で演奏に徹することもあるが、単なるバックバンドに留まらないガチプロフェッショナルバンドであることが本作を聴くとお解かり頂けるだろう...!

まずビジュアル面・演奏面で圧倒的な存在感を誇るVo+BaのRaychell嬢とDrの夏芽嬢。新体制SHAZNAのメンバーでもある2人が牽引する安定かつ強固過ぎる美麗歌唱とリズムは、原曲が元々ロックサウンド寄りであることを差し引いてもゲーソンであることを感じさせない本格派Alternative-Rock。脇を固めるKeyとGtは本業声優でありながら楽器歴の長さに裏打ちされた確かなスキル。Keyの倉知玲鳳嬢は主にPastel*Palettesとハロー、ハッピーワールド!曲でメインVoを務めるが、弾きながら踊りながら再現性の高い歌唱をこなしバンドの華と萌えを担う。Gtの小原莉子嬢はESP出身のミュージシャンでThe Sketchbookの経験値もあり、本作では最後の3曲限定ながら流石の技巧を披露している。

そして大半の曲でサポートメンバーとして弾くPoppin' Partyの大塚紗英嬢。技術的には、りこぴん嬢に一日の長があるもののエモみの深さを感じさせるパフォーマンス(語彙力)。ポピパのライブを観すぎているせいか、フレーズが多少よれていてもここはステップ踏んでるのかなとか煽ってんのかなとか音源だけで想像が捗る。例えるならさえチはジョン・フルシアンテでりこピンはジョシュ・クリングホッファーなんだな←

全体として、再現性が高いだけでなくオリジナリティもしっかり見せつける、バンドリーマー必携の一枚。正式にRAISE A SUILENとして歩みを始めた彼女達の、DJを加えた5人体制での2ndライブアルバムが早く聴きたい。てか6thライブ当たれ...!

【Favorite Number】しゅわりん☆どり〜みん / Hey-day狂騒曲 / ゴーカ!ごーかい!?ファントムシーフ! / Scarlet Sky / R・I・O・T

DNA FeelingsTHE THIRD(仮)1st ライブ
THE THIRD(仮)

曲名リスト
1. That Is How I Roll!
2. しゅわりん☆どり〜みん
3. パスパレボリューションず
4. えがおのオーケストラっ!
5. Don't be afraid!
6. ゆら・ゆらRingDongDance
7. Hey-Day狂騒曲(カプリチオ)
8. Scarlet Sky
9. ゴーカ!ごーかい!?ファントムシーフ!
10. R・I・O・T
11. That Is How I Roll!
12. R・I・O・T

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ゴーカ!ごーかい!?ファントムシーフ!
ハロー、ハッピーワールド!
ゴーカ!ごーかい!?ファントムシーフ!
ゆら・ゆらRing-Dong-Dance
Pastel*Palettes
ゆら・ゆらRing-Dong-Dance

Hey-Day狂騒曲

Afterglow
Hey-Day狂騒曲
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2018年08月20日

Veil Of Obscurity / In The Beginning(2018)

米Female-SingerによるMelodic-Rockバンドの1stアルバム。

かねてよりデンマークのメタル巨匠Royal Huntでコーラスを担っていたMichelle Raitzin嬢が、Royal Huntの楽器隊の全面協力のもと制作された本作。つまりD.C.クーパーを女性Voに差し替えた実質Royal Huntのアナザー・プロジェクトと言え、このコンセプト、日本先行リリースということからも明らかに日本市場を意識しまくったクサクサな作風であることが期待される・・・!

果たして。冒頭の"Out Of Obscurity"から予想通りのクサメロ全開。ただ本家とは全く異なる装いでMetal風味は殆ど無く、Synthやストリングスを全面に出したトラッドな雰囲気はPower-Pop感すらあるライトさ。楽曲も全てMichelle嬢が書いているようで、ぶっちゃけRoyal Huntがバックである必然性は薄いんだけどそこはまあシンガーMichelle Raitzinを売るための対日本戦略ちゅーこって。とりわけ"L'amour"なんかはドキャッチーなR&Bテイストで、これをリードトラックに据えている辺り、メタルリスナーに受け入れられる目は少ないかと...ビッグ・イン・ジャパンになれるかはMichelle嬢の美貌と美声に賭けるしかないのかな。キングレコードなので、もう邦楽枠でなんならアニソンタイアップ付けてKING SUPER LIVE 2018に出してあげればワンチャン(返す返すもRoyal Huntである必然性とは)。

【Favorite Number】Out Of Obscurity / Free Mind

In The Beginning...In The Beginning...
Veil Of Obscurity

曲名リスト
1.Out Of Obscurity
2.Free Mind
3.Rise Above
4.Lost
5.Letting Down The Line
6.Gambler
7.L'amour
8.I'm Real
9.Love Sets Me Free
10.Spy Games

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start over
BAND-MAID
B07D6T6XPJ
THIS IS NOW
exist†trace
B0196ZL33C
Battle Against Damnation
LOVEBITES
B07B62QPHW
タグ:US Symphonic Rock
posted by kerkerian at 23:59 | Comment(0) | Alternative | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月13日

My Indigo / My Indigo(2018)

オランダのAlternative-Rockプロジェクトによる1stアルバム。

Within Temptationのボーカリストとして著名なSharon den Adel嬢...個人的にウィズインは2007年の"The Heart of Everything"が頂点だったと思っているので、ソロ活動開始は遅すぎたくらいの印象ではあります。自身と向き合った、内省的な作品というだけあり、Kate BushやFlorence and the Machineの影響を感じさせるオーガニックなIndie-Rockです。

Symphonic-Metalの制約とか世界的な名声とかに縛られない、伸びやかな歌声と自由な楽曲は心地よさを与え、かつPopに成り過ぎてもいないアダルト・コンテンポラリーな聴き応えを有する深いアルバム。改めてSharon嬢の歌唱は超一流で、天性のメロディメーカーだなと思わされる。全曲シングルカットできるようなクオリティで、同じようにソロ1stであるDolores O'Riordan(ex.The Cranberries R.I.P...)の"Are You Listening?"やAnneke van Giersbergen(ex.The Gathering)の"Everything Is Changing"に似た好印象を抱いています。そういえばどちらもアルバムオブザイヤーでしたが果たして...?

【Favorite Number】Crash and Burn / Out of the Darkness / Black Velvet Sun / Where Is My Love

My IndigoMy Indigo
My Indigo

曲名リスト
1.My Indigo
2.Crash and Burn
3.Out of the Darkness
4.Indian Summer
5.Black Velvet Sun
6.Where Is My Love
7.Someone Like You
8.Star Crossed Lovers
9.Lesson Learned
10.Safe and Sound

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Auri
Auri
B079B6KHP3
Over
Frequency Drift
B00DW0TGY6
No Roots
Alice Merton
B07BN6W5HF
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2018年05月30日

Sharone & the Wind / Enchiridion of Nightmares(2018)

USのGoth-Rockバンドによる2ndアルバム。

Diablo Swing OrchestraZeitgeist ZeroBirdeatsbabyと、定期的に現れるDark-Cabaret Rockでございます。Michelle嬢による優美なピアノが全編で主役を張っており、ギターとリズムはメタルの一歩手前なほどの重厚感を誇る。そして力み過ぎな感じのヴォイでSharone嬢が野太く歌い上げる。B級なジャケからはあまり想像できませんが、先に挙げたDark-Cabaret勢とは異なり変態性は無く、ミドルテンポで丁寧にグルーブを紡ぎながらドラマティックに展開する王道オルタナだ。

この手のジャンルではソプラノ声でオペラティックな歌唱が多いため、Sharone嬢のストロングに圧してくる系Voは非常に新鮮。ピアノが対旋律になる場面が多いのだが、高いキーをピアノが、低い方を歌が担っていてバランスが取れている。「音の壁」役に徹しているギターもGothic-Rock感があって良い。因みに過去アルバムに遡ると1stEPは殆どピアノ+Voのみのアコースティック作品で、1stフルではリズム隊がプログレッシブに動き回りギターが時折ブルージーなフレーズを奏でるトラッド感のあるアートロック作品だった。つまりギターの比重と共に音の重さが増してきているのである...!こうなると行き着く先はメタルしか無いような気がするが果たして。個人的には前作の1stフル"Storm"が一番好みではある。

【Favorite Number】Graveyard / Demons / Exorcist

Enchiridion of NightmaresEnchiridion of Nightmares
Sharone & the Wind

曲名リスト
1. Fable
2. Graveyard
3. Haunted House
4. Demons
5. Music Box
6. Mirror Ghost
7. Zombie
8. Fire
9. Cursed
10. Exorcist
11. Death of a Clown

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Salem's Wounds
Karyn Crisis Gospel of the Witches
B00SVDJ496
Ascension
Wounded Soul
B000R9YDM0
Coffin' Up Bones
Casket Casey
B000DZIG76

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2018年05月06日

Loma / Loma(2018)

米テキサスのIndie-Rockバンドによる1stアルバム。

Sub-Popレーベルの新人トリオということで、Bullyのようなオルタナロックかと思いきや真逆で。ストリングスやピアノ、乾いたギターアルペジオに、程よくElectroの味付けが施された上品・上質にして癒しの音楽でした。曲によってはアンビエントと言って良いかもしれない。

ドラム以外でも多彩なパーカッションによる土着的な雰囲気もLomaならでは。そして其処はかとなく微妙な不協和音で不穏な空気を醸し出しているのも特徴的で、母性溢るる歌声が魅力のVoのEmily Cross嬢とメンバーのDan Duszynski氏が本作制作中に離婚したこと(しかも公式プロフィールにまで記載されている。。)も無関係ではないかもしれない。4曲目の"I Don’t Want Children"とか赤裸々過ぎませんかね?...そんな闇を抱えつつも、ほぼ毎日ペースで5月〜6月とアルバムを引っ提げてのツアーを敢行する彼ら。残る1人のメンバーJonathan Meiburg氏の心情を慮りつつ、バンドが今後どうなるか見てみよう。

【Favorite Number】Dark Oscillations / Relay Runner

LOMA (IMPORT)LOMA
LOMA

曲名リスト
1. Who is Speaking?
2. Dark Oscillations
3. Joy
4. I Don’t Want Children
5. Relay Runner
6. White Glass
7. Sundogs
8. Jornada
9. Shadow Relief
10. Black Willow

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Silver Dollar Moment
The Orielles
B007XBR4AS
No Dogs Allowed
Sidney Gish
B00005OWHZ
Maiden
Jordan Reyne
B00WUQWUEQ
タグ:Indie Rock US
posted by kerkerian at 18:11 | Comment(0) | Alternative | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする