2017年04月23日

Soldout / Forever(2017)

ベルギーのエレクトロ・デュオによる3rdアルバム。

4年前に1st"More"の感想を書いていたようですが何も覚えておらず、Hip-Hopみたいだなあと思ったらそれも書いてた…逆にそういったアーティストと思いがけずに再会できるのが音楽のいいところ。

さてその後SOUL'd OUT(言ってしまったね。)が活休したことで晴れてソールドアウト界を手中に収めたSoldout。改めてこの4年間を振り返ると「○○っぽい」というデジャアンタンデュな感想しかない1stから、疾走感とロックテイストなSynth-Popに変貌を遂げた2ndを経ての今作。ボディコンシャスな脱ぎたがりジャケットなのはいつも通りだが、確実にスケールアップを果たして今様なElectro-Popに。最早ノスタルジックだけが売りではなく自分のメロディ、自分の音を手に入れた模様…さすがはエレクトロ強国ベルギーだなと思わせる逸品。因みにForeverにSoldoutなんてことは無く、ちゃんとダウンロード販売しておるのでご安心を…!

【Favorite Number】Breaks / Do it again / Fake



ForeverForever
Soldout

曲名リスト
1. Call me out
2. Breaks
3. Forever
4. Do it again (feat Goose)
5. My love
6. Fake
7. Because of you
8. Oppression
9. Fallen
10. Dune

Amazonで詳しく見る




The Doppelgänger EP
Freezepop
B0091YXOP4
All My Demons Greeting Me As a Friend
Aurora
B0195QXHRW
Obscure but Visible
Computer Magic
B01J5X3GE4

posted by kerkerian at 23:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月09日

Cloud Spell / Yarrow(2017)

USエレクトロ・デュオによる1stアルバム。

Electro-gazer的な薄っすらノイズに彩られながらも美メロが映えるColdwaveといったところか。ミニマルで難解な"Passege"がちょいちょい挟まるが、基本は多層的なSynthとアナログ的質感のパランスが素敵なElecftro。何よりJoelle嬢のソフトリーなVoが心地良過ぎ。ややレイヤーを剥いだDiverting Duo、或いはフェミニンなBlack Nail Cabaretといったところか。

"Yarrow"のタイトル通り、野郎のVoがコーラスに垣間聴こえるがまあアトモスフェリック醸すのに一役買ってるからオッケーかなレベル…なれど"Be Where You Are"はメインVoだった…只でさえ頭数少ない歌もの曲を1枠削られたことに野郎ッ…!とは憤らないことにしましたよ2017年からは。因みにYallowってのはノコギリソウの事ね。女性Voフリークの皆様に置かれましては、男声に拒否反応示してチェーンソーなど持ち出さぬように留意されたし。

【Favorite Number】Shadow / Dreamseeker / Nature Is My God



YarrowYarrow
Cloud Spell

曲名リスト
1.Intro
2.Shadow
3.No Secret
4.Passage 1
5.Mother
6.Dreamseeker
7.Passage 2
8.Garden
9.Nature Is My God
10.Passage 3
11.Be Where You Are
12.Keep It Steamin
13.Outro

bandcampで詳しく見る




Poison
Omnimar
B00494WNU8
Future Politics
Austra
B01M5D77OT
Demain Est Une Autre Neut
Essaie Pas
B019QE4NQC
posted by kerkerian at 21:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月03日

Rainbowlicker / I Saw The Light But Turned It Off(2017)

フィンランドのElectroデュオによる1stアルバム。

ジャケットから音楽をdigる時、大概はダークな色合いのものを選べば間違いはないのだが、偶にこうしたパステル調のやつが闇とか深淵を抱えた音楽性だったりするから油断ならない…最近で言うとFabolidaysとかちょろゴンずとか…因みに後者はエイプリルフール合わせの投稿ですが感想は至って真剣だし何より下等で愚かな人間を殲滅したい欲望を抱えたドラゴン達の歌なのでコンセプト的にはフィメこれに合致しておるだろう…?

因みに過去の4/1投稿にはこんなのがあった。
パンコレ〜voice actresses’legendary punk songs collection〜(2009)
GIRL NEXT DOOR / NEXT FUTURE(2010)

さてこのRainbowlicker、アルバムタイトルからして反骨心をお持ちな様子だが1曲目の"All The Best Girls Are Boys"はショタ萌えの歌なんでしょうか…レインボーカラーから察するに思想的なアレがあるのやも…その辺に言及するのは面倒なので止めておこう…音楽性はJunksistaのサイバー感とMy Woshin Mashinのオールドスクール感の中間に位置するようなElectroclashで、Vo嬢のハイテンション・濁声ぶりはRiot Girrを忠実に体現。まあ基本ずっとウェーイ風のメロディレスなので、後ろの作り込まれたトラックで機微を楽しむ系ですな。

【Favorite Number】All The Best Girls Are Boys / Highscore



I Saw The Light But Turned It OffI Saw The Light But Turned It Off
Rainbowlicker

曲名リスト
1.All The Best Girls Are Boys
2.Highscore
3.Seduce Me With A Sandwich
4.City Of Wild Cats
5.Penikka
6.I Am A Cemetery
7.Friend Zone
8.Dirty Fingers
9.Riot!
10.Jekyll & Hyde
11.Terror Night

Amazonで詳しく見る






Love & Nature
Le Corps Mince De Francoise
B00494WNU8
Sinner's Delight
Junksista
B00545KNP8
Mawama
My Woshin Mashin
B01N1MUEYS
posted by kerkerian at 01:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月19日

Kroy / Scavenger(2016)

加Electro-SSWによるソロ1stアルバム。

前の記事で2016年作品の紹介を終わるつもりでしたが、最後の最後でアルバムオブザイヤー級に出くわしてしまった…エレクトロデュオMilk & Boneとして知られるCamille Poliquin嬢。Milk〜のほうではSynth-Popに重きを置いており、耳触りの良いエレクトロという印象でしたがソロでは一転、インフルエンスがGoldfrappというだけあってミニマルな旋律とドープでホラブルな音遣いが同居する幽玄美溢れる音楽性に。控えめに言って…傑作である…!

とりわけ、先行配信曲"River"は重厚なストリングスによる緊張感、エキゾチックなコーラス、Synthの多層的な旋律と濃密な音像ながら全体としてはシンプルなTrip-Hopになっており2016年を代表する名曲といって過言ではない。惜しむらくは、3年前のEPに収められていた"feet"や"birthday"もコズミックな良曲だっただけに、入っていればより華やかでバリエーション豊富になったかなあと。まあ、発表曲全てが神ってるということです、Camille嬢。活動、ソロ中心にしたら…?(小声)

次回こそアルバムオブザイヤー2016!

【Favorite Number】Hull / Learn / River



ScavengerScavenger
Kroy

曲名リスト
1. Hull
2. Bones
3. Learn
4. Monstrosity
5. Stay
6. Days
7. Cold
8. River
9. Go

Amazonで詳しく見る






Little Mourning
Milk & Bone
B00T7GGFFW
Silver Eye
Goldfrapp
B01N34Q4KF
Falling Up
Lyon
B01MDQ2UK7
posted by kerkerian at 21:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月06日

Plike / Red Queen, White Queen(2016)

USエレクトロ・プロジェクトによる2ndアルバム(3rdEP?)

2017年も早いもので3月になり、そろそろ2016アルバムオブザイヤーを確定せねばいけない時期なのですが、Trip-Hop勢が豊作で決めかねている…そんな最中に土壇場で召集された侍ジャパン炭谷の如く現れた有力候補、それがPlike。伝わんないね。

多層的なストリングス、コーラスワークに彩られ、しかしカラフルでは無く寧ろモノクロームの終わりなき深淵に飲まれるようなサウンドメイク…BjorkやPortishead信者なら間違いありませんが、Trip-Hopのほかwith-HouseやDreamgaze要素もあり、より躍動的で解り易いと言えるかもしれません。Veela、Holly Drummond、Francesca Gencoの3人の嬢によるVoですが全てリバーヴが強力に掛かっているため差異を感じず、同一人物による多層的なコーラスのように聴こえる。逆説的Kalafinaといったところか。ゴシックな世界観も病み付きになる1枚。

【Favorite Number】The Proving Grounds / Rabbit Hole / Headroom



Red Queen, White QueenRed Queen, White Queen
Plike

曲名リスト
1. The Proving Grounds
2. Never Always
3. Stigmatized
4. Rabbit Hole
5. A Bottle Marked Poison
6. Stage Five
7. Dust
8. Headroom (feat. ASH)

Amazonで詳しく見る






Decade
The Silk Demise
B00SJOO4SI
Bleeding Edge
Auradrone
B00J3D36LA
far on the water
Kalafina
B011J6GF1Q
posted by kerkerian at 03:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月04日

Beta Evers / Delusion(2016)

ドイツのDarkwaveプロジェクトによる1stフルアルバム。

99年から活動するBeta EversことBrigitte Enzler嬢。EPリリース7枚くらいあるようだがフル作は17年目にして初、という00's以降の音楽界の現状を表しているなあと…俺のように10曲前後のまとまったパッケージでストーリーや世界観を担当したいリスナーは最早マイノリティなのだろうか…制作側のコストの問題、単曲でお手軽にプロモーションできるのが大きいんだろうけど。

さてBeta Eversは暗めのSynth-PopプラスNew-Waveというか、アナログSynthの質感を持ったオールドスクールDarkwaveといったところか。低音で妖艶なBrigitte嬢のVoは背徳感を携えており、Olga KouklakiSally DigeBlack Nail Cabaretなどユニセックスな低音イケメンボイスを操る女性Voは近年、Electroシーンでのトレンドのひとつかもしれぬな…!但しBeta Eversは歌モノでは無いので律動感を楽しむ感じでひとつ。

【Favorite Number】Frozen Breath / Nothing But Art And Pain



DelusionDelusion
Beta Evers

曲名リスト
1. Velvet Leaves
2. Frozen Breath
3. Sore Suspense
4. Nothing But Art And Pain
5. Stirring Dreams
6. Skin-Tight
7. Garden Of Love
8. Torrid Illusions
9. Hit Me
10. Kalt

Amazonで詳しく見る






Paradox Obscur
Paradox Obscur
B00SJOO4SI
Oxytocin EP
Olga Kouklaki
B004IWQUEQ
Paranormale Aktivitat
Zwischenwelt
B01EM8DYZI
タグ:germany darkwave
posted by kerkerian at 00:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月12日

Phantogram / Three(2016)

USElectroデュオによる3rdアルバム。

R&B寄りなTrip-Hop勢第3弾。申し訳ないが前2アーティストとは格が違いますな…ジャンルが違うって話もありますが。前作"Voices"はアルバムオブザイヤー2014に名を連ねる名作でしたが、更に更に進化を遂げたッ…!

ソウル・ポップ的アプローチを強め、"You Don't Get Me High Anymore"なんてBlack Eyed Peasみたいなキャッチーネスを持つにも関わらず全体的にはセレブリティ感が増すどころかより闇化しているという。より多層的になったリズムセクション、より起伏があり「劇場的」になったSarah嬢の歌唱が要因として大きい。特にビート感とコズミック感がありながらもプログレッシブTrip-Hopとして成立している"Run Run Blood"は新機軸か。Mari KattmanKanuteらと同じく、Downtempoやオーガニック一辺倒からの脱却を図る勢…注目したい。あとスクラッチとホーンセクションは、やはり暗黒エレクトロには不要というのが確認できました。

【Favorite Number】You Don't Get Me High Anymore / Cruel World / Run Run Blood / Calling All



ThreeThree
Phantogram

曲名リスト
1. Funeral Pyre
2. Same Old Blues
3. You Don’t Get Me High Anymore
4. Cruel World
5. Barking Dog
6. You’re Mine
7. Answer
8. Run Run Blood
9. Destroyer
10. Calling All

Amazonで詳しく見る






Natural Causes
Skylar Grey
B01KUFRKXY
Jessica Rabbit
Sleigh Bells
B01L9ODL6K
Machine Dreams
Little Dragon
B002G1X2Z6
posted by kerkerian at 17:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月11日

Fabolidays / Good Music For Better Mood(2016)

仏Electroユニットによる1stアルバム。

R&B寄りなTrip-Hop勢第2弾…ということで、言い忘れてましたがSound Meと同じくTrip-Hop.net Best Tunes 2016に挙がっていたアーティストです。件のBest Tune"Jean Michel"が良い意味でどっかで聴いたような、物凄くキャッチーでダンサブルなキラー曲だった訳です。そして辿りついたアルバムは大滝詠一ふうの、サマーソングのコンピ盤みたいなジャケで"Good music for better mood"…あれ、Trip-Hopじゃないんだっけ…?

結果少し違った訳ですが、看板通りムーディーでゴキゲン(笑)なElectroswing。如何にもAflo-BeatバンドのVo然としたSarah嬢のコケティッシュな風貌そして歌唱、祝祭的でFunk色の強い楽曲の数々、紛うかたなき大人のパリピの為の音楽ですが、偶にはこういうので夏を待ち侘びるのも悪くない。正直、夏もHip-Hopもパーティも嫌いだけどね…!

【Favorite Number】Jean Michel / Curtis



Good Music For Better MoodGood Music For Better Mood
Fabolidays

曲名リスト
01. Jean Michel
02. Curtis
03. Armando
04. In The Car A Honolul
05. Calor
06. Circomundo
07. Fern
08. Peter Sonne
09. Kolour My Mind
10. Red Hot Socks
11. Bubble
12. Gentil Manouche

Amazonで詳しく見る






Running to the Moon
Smokey Joe & The Kid
B01BGXXBS2
The Journey Is The Destination
Beatspoke
B00TKC5T3W
Awakening
Stacy Epps
B001E4S0SK
タグ:France Trip-hop JAZZ
posted by kerkerian at 15:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月10日

Sound Me / Growing(2016)

ポーランドのTrip-Hopユニットによる1stアルバム。

大風呂敷広げた名前系アーティストは、それなりにできる子説…The Soundsに始まり、Art DecoHigh Priest of Saturnなどなど。そしてこのSound Meも素晴らしい…!

2016年のTrip-Hop勢はやたらとソウルフルな印象で、R&Bに寄せた作風が多かった気がします。Sound Meは歌とソングライティングのAani嬢、スクラッチとマニピュのDJ氏、トランぺッターという編成から察せる通りの音でラウンジィ、JazzyでありながらHip-Hop的な喧しさと、裏メロをなぞるトランペットが醸すムーディさが同居する。Aani嬢のVoは情熱的ながらも適度に軽いため、Electroの範疇に収まる音になっているのも高ポインツ。AlphaThe GrusなどオールドスクールなTrip-Hopフリークには堪らん一枚かと。

【Favorite Number】Heart's Tale / Somewhere



GrowingGrowing
Sound Me

曲名リスト
1. Sound Me (Intro)
2. Heart’s Tale
3. Forest
4. Sin City
5. Inside
6. High Heels
7. Somewhere
8. Letter
9. M
10. Hope
11. On The Turntables (1 And 2)
12. Love

Amazonで詳しく見る






Watching You
21 Hertz
B000CPGVMY
Loving Nobody
Alpha
B017S7YVP2
Best of Hooverphonic
Hooverphonic
B01M198JRW
posted by kerkerian at 02:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月05日

Marsheaux / Ath.Lon(2016)

ギリシャのSynth-Popデュオによる6thアルバム。

Depeche Modeのアルバムをフルカバーした"A Broken Frame"から約1年での新作。Depecheとの対比を意識してか、チップチューンなど彼女達にしてはFuture-Pop的な音を打ち出した前作でしたが、今回はその前のオリジナル作"Inhale"に近い作風に戻っている。

そのタイトル通り、攻撃的な作風(ただし歌はいつも通りの優美さ)のリードトラック"Burning"を始め、ロック的なアプローチの楽曲が目立つ。そして特筆すべきは疾走感とともにノスタルジックなメロディが過去最大の甘酸っぱさを放っている…Marsheauxの代表曲"Summer"級のエモいキラー曲が目白押し。New-Waveへのリスペクトを直接的に表現しつつ、モダンなElectroを纏い個性に昇華する。女性ユニットでそれができる存在が果たしてどれだけ居るだろうか…!

【Favorite Number】Burning / Strong Enough / Safe Tonight / Let's Take A Car



Ath.Lon -Digi-Ath.Lon
Marsheaux

曲名リスト
1. Burning
2. Like a Movie
3. Sunday
4. Wild Heart
5. Now You Are Mine
6. Strong Enough
7. Safe Tonight
8. Mediterranean
9. Let's Take a Car
10. The Beginning of the End
11. Butterflies

Amazonで詳しく見る






Burdens
Ava Inferi
B000CPGVMY
Dark and Faithful
Technikult of Flesh
B017S7YVP2
Running With the Wolves
Aurora
B00WTJK47Y
posted by kerkerian at 17:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする