2019年04月06日

KuuΔelta / Into The Darkness(2019)

フィンランドのAlternative-Metalバンドによる1stアルバム。

フィンランドでもロシア寄りの都市Kouvolaのバンドということで、北欧メタルのパブリックイメージとはやや異なる、WitchcraftKadebraを掛け合わせたようなロシア的雰囲気を湛えたメタルを鳴らすKuuΔelta(クーデルタ)。DeltaのDを"Δ"で表記する中二感もがまたロシア的で、キリルのДeltaにしなかったのはソ芬戦争の遺恨によるせめてもの抵抗なのか解りませんが。別に...ロシアの事など気にしていないわ...!(クーデレた)

加えて彼らをハイブリッドたらしめているのがFolk-Metal的トラッド感。女性ギタリストKata嬢はシタールの使い手でもあり、"Into The Darkness"での飾り気ないオブリから"Sleep Forever"での溜息が出るようなリードプレイまで、推し引き加減の「解り手」感が凄い。本職のギターも素晴らしい安定技巧でバンドのヘヴィネスとメロディアスの両面を支える。一方VoのSanni嬢もAmy Leeを思わせる神々しいGoth歌姫の存在感を放つ。この紅二点とリズム隊が織り成すトライアングル、いやさデルタフォース。こやつら練度高いわ...!

【Favorite Number】Into The Darkness / This Reality / Sleep Forever

Beautiful IllusionBeautiful Illusion
KuuΔelta

曲名リスト
1.Into The Darkness
2.Let It All Out
3.This Reality
4.Beautiful Illusion
5.Divided Lines
6.Decision
7.My Safe Place
8.Sleep Forever
9.My Cloud
10.Dissolve
11.Glass
12.Major Mistake

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Искусство драм
Maleficium Arungquilta
Искусство драм
The Dark Side
Princess Miyu
W
Tuuliset Tienoot
Indica
Kill For Love
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2019年03月08日

Valentine Wolfe / The Haunting of Mary Shelley(2018)

USネオ・クラシカルデュオによる9thアルバム。

様々なユニーク性を持ったアーティストだ...まずVoとアップライト・ベースという特異な構成である...!そう聞いてネオクラだな?と思う訳ですが実際はかなりバンドサウンドに寄っており、全体としては「華美な装飾を排した、旋律重視のSympho-Metal或いはGothic-Metal」といった態だ。そして驚くべきはその多作振り...2010年から2018年までに10枚のフルアルバム(実は2018年のうちに、本作の後にもう1枚ある)、なんと直近2年は4枚というワーカホリック具合だ...!初期はElectro/Industrialを配したGothic的な要素(Doujinものに近い)だったが一旦オーガニックでシンプルなNeo-Classicになった後6th"A CHILD'S BESTIARY"からメタル化して現在に至る。各時代ともクオリティが極めて高く、量と質が長年保たれている希有な存在だ...!

本作の特徴は、これまで大人しめだったバンドサウンドがかなり暴れていることにある。アッパーな曲も増え本格メタルへの志向が見えるが、音は抑え気味であくまで歌と弦楽を中心にデザインされている。そのため常に優美で、たおやかなに時間が流れるような気品に満ちている。この1ヶ月後(!)にリリースされた10thはまた静謐サイドに寄っており、より深さを感じられる作品に。尽きないクリエイテビティには脱帽としか言いようがない。推そう。

【Favorite Number】On the Education of Daughters / Song for Justine / What Lies Beyond

The Haunting of Mary ShelleyThe Haunting of Mary Shelley
Valentine Wolfe

曲名リスト
1. A Voice in the Dark
2. On the Education of Daughters
3. Song for Justine
4. Soulgiver
5. Hours of Sorrow
6. It's Not Your Story to Tell
7. I Will Be with You on Your Wedding Night
8. Victor's Confession
9. Doomed to Live
10. What Lies Beyond

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Walking on Graves
Deadly Nightshade Botanical Society
Walking on Graves
Fading Star
SchoolCraft
Fading Star
Drink Me
Lady Laudanum
Drink Me
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2019年03月03日

And Then She Came / Kaosystematiq(2018)

独メタルバンドによる2ndアルバム。

正統派Gothic-Metalバンドとして名を馳せたKrypteria。中でもアルバムオブザイヤー2007に選出した"Bloodangel's Cry"は10年以上経た今も私的最高フェイバリッ度を誇る盤の1つです。バンドは"All Beauty Must Die"を最後に活休。ジーン・チョウ嬢の産休を経て2016年にリフォームしたのがこのAnd Then She Cameである...! メンバーは同じためKrypteriaの延長上かと思いきや意外とそうでもなく、よりモダンヘヴィネスが強調された印象。

グレゴリオをはじめクラシカル要素満載のBlood〜期のトゥーマッチな荘厳感が好きな自分としては物足りなさもあるものの、クサメロ全開のシンガロング必至な作風は健在。エレクトロを導入したりと音はモダンなれど楽曲にはどことなく90'sメロハー然としたものを感じる...Fair WarningとかGodhardとかHarem Scaremとか...日本人の琴線に触れがちなところはそのままに、所々で見られるFolk-Metal的アダルト・コンテンポラリーな部分が今後どうなるのか楽しみ...でもThe Gathering化は勘弁な...!

【Favorite Number】Sick Of You / Perfect As You Are / Shine On Supernova

KaosystematiqKaosystematiq
And Then She Came

曲名リスト
1. Sick of You
2. Perfect as You Are
3. As the Battle Rages On
4. Come On, Come On
5. Devastation Anyone
6. More Than Everything
7. Shine on Supernova
8. White Dog
9. I Just Cannot Trust Myself
10. Into the Open
11. Unbroken
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Odyssey to Reflexion
Against Myself
Odyssey to Reflexion
Eventide
Reliqa
Eventide
Immersion
Lyria
Immersion
posted by kerkerian at 20:29 | Comment(0) | Metal | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月25日

Obsidian Shell / Soulminder(2018)

ハンガリーのSymphonic-Metalバンドの5thアルバム。

3rdの"Evershade"以降、Voを固定しないスタイルになったObsidian Shell。4thではツイン女性Vo体制となり、本作では代表作である2nd"Angelic Asylum"時代のAlexandra嬢が復帰。全盛期よもう一度!な狙い通りにファンタジー感、疾走感、重量感、シンフォニック感、メロディアス感とどれを取っても素晴らしい出来に。低音イケボ、中音ナチュラルボイス、ソプラノと3段階の音域を使い分けるAlexandra嬢は流石の存在感で、矢張りこのバンドの看板に相応しいのは1人しかおらんかったんや...!と快哉を上げる。

さてジャケセンスが酷い事でも御馴染みの彼ら。4th"Ai No Kizu"では最高潮だった訳ですが(タイトルも物凄いし、作風は全然東洋的じゃないし)、本作では過去最高に「マシになった」と言える...欲を言うなら先行EP"Land of Wonders"みたいに引きのアングルのほうがファンタジアが出るんですが。あとは斜体ロゴを止めたのも、WordからIllustrator使いになったようなスキルUP感。もう少しやりようはあるけど。

【Favorite Number】Defender / Rock in the Storm / Arisen

SoulminderSoulminder
Obsidian Shell

曲名リスト
1.Vortex
2.Dancing With Fire
3.Defender
4.Blue Winged Butterfly
5.Land of Wonders
6.Rock in the Storm
7.Inner Force
8.Arisen
9.Awakened
10.Poltergeist
11.Harminc
12.A Fény Útján
13.Indigo

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Daementia
Eternal Dream
Daementia
A Different Shade of Darkness
Magion
B07DPF47LV
Eclectic Tour
Lanewin
B07B64T365
posted by kerkerian at 00:17 | Comment(0) | Metal | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月23日

Dryadia / Skies of Mirrors(2018)

メキシコのSymphonic-Metalバンドによる1stフルアルバム。

AnabanthaEl Cuervo de PoeらトラッドなFolk-Metalを多く擁するイメージの同国産メタル。そんな先入観を覆すPower-Symphonic-Metalを鳴らすDryadia。されどVoとKeyが紡ぐクサ美メロが軸になっているあたり、ラテンの血だろうか。北欧・ドイツ・ラテン・日本のメタルの親和性の高さよ...!

聴き進めるうちに、これはGothic-Metalの空気感と持ちつつもスピードメタルだなと。バロック様式からハモンド系からオルガンが指が千切れんばかりに激烈に弾きまくられる"All Is Insane"、超々高速で連打されるバスドラは恰も魔理沙の「ごごごごご」を思わせる"Even If You Dare"など兎に角手数足数の多さを見せつけてくる。それでいてVoのAdriana嬢は常に嫋やかに、冷め過ぎず熱すぎない適度な温度感で歌う。お陰でゴリゴリなバンドサウンドが筋肉質になり過ぎることなく、フェミニンさと妖艶さを湛えて聴こえる仕組みになっている。っとここまで書いてから気がついたが、これAdriana Barrera嬢の個人プロジェクトなのね...良い意味での個性の渋滞具合がバンドと錯覚させる、そんな不思議ソロ作。

【Favorite Number】All Is Insane / Skies Of Mirrors

Skies of MirrorsSkies of Mirrors
Dryadia

曲名リスト
1. Puppet
2. Despair
3. Beautiful Sun
4. A Matter of Time
5. All Is Insane
6. Bridge to Everywhere
7. Even in This Cold
8. Stoic
9. Even If Your Dare
10. Try
11. Skies of Mirrors
12. Beethoven Virus (Bonus Track)
13. Back to Where We Started (Bonus Track)

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Heart of the Hurricane
Beyond The Black
Heart of the Hurricane
Dark Desires
Elessär
B07DPF47LV
The Golden Moth
Dark Sarah
B07B64T365
posted by kerkerian at 03:46 | Comment(0) | Metal | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月17日

Kingfisher Sky / Technicoloured Eyes(2018)

オランダのProgressive-Metalバンドの4thアルバム。

8年前の2nd"Skin of the Earth"でも触れましたがWithin Temptationから派生した数々のバンド。1枚で終わったAmbeonはともかくDelain、このKingfisher Skyと当初はそれぞれ個性豊かだったのですが作を重ねる毎に母体に収斂してきた感があります。
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あのトラッド・フュージョン感はどこへ。普遍的なGothic-Metalになったといえば聞こえは良いが。薄味でコクのないトッ●バ●ュ製の飲料みたいだ。

【Favorite Number】Walk With Brothers / Swimming Against The Tide

Technicoloured EyesTechnicoloured Eyes
Kingfisher Sky

曲名リスト
1. Sky Scrape Window
2. Paving Stones
3. Golden Thrones
4. Walk with Brothers
5. Cornelia
6. Swimming against the Tide
7. Stop the Silence
8. Technicoloured Eyes
9. Next in Line
10. Reveries
11. Dream Beyond a Dream

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Moonbathers
Delain
Moonbathers
Resist
Within Temptation
B07DPF47LV
The Source
Ayreon
B07B64T365
posted by kerkerian at 00:03 | Comment(0) | Metal | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月11日

Kadebra / Compass(2018)

ロシアのMetalバンドによる1stアルバム。

Destiny Potato、そしてAbove The Earth以来となる心揺さぶるProg/Djent-metalの登場...さすがは背徳大国、おそロシア...!Atmospheric/ Groove Metal/Fusion Metalを標榜する通り、神々しく重々しく難々しい(?)。DuneをCompassを持って彷徨する旅人...そんな情景が浮かぶシアトリカルさがあります。

冒頭の"Awakening"が私の大好きなAlice In Chainsの"Would?"の女性版のようで、早くも心を鷲掴みに。リズムパートは足数の多さでグルーブを刻み、ギターとKatie Thompson嬢のVoはオリエンタルなフレーズ、グロウル、美メロで多層的な旋律を織り成す。頭も振れてウットリもできる、感情を振れ幅大きく揺さぶられる逸品です。メタルオブザイヤー候補に躍り出た感。

【Favorite Number】Awakening / Dune / Path To Destiny

CompassCompass
Kadebra

曲名リスト
1. Awakening
2. Dune
3. Reborn
4. Navigators
5. Baron
6. Spice Must Flow
7. Path To Destiny
8. Seraphim

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Synthesis
Chiasma
Synthesis

All Flesh Is Grass

Madder Mortem
B07DPF47LV
Anima
Akribi
B07B64T365
posted by kerkerian at 23:40 | Comment(0) | Metal | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月15日

Unlucky Morpheus / CHANGE OF GENERATION(2018)

同人メタル・プロジェクトによる3rdオリジナルアルバム。

"Vampir"以来3年振りとなる新作。この間幾つかのシングルやEP、"LIVE 2017""奇跡の平日"といったライブ盤でバカテク振りを見せつけ日メタルシーンの頂点に狂い咲いた感すらあるあんきもが、満を持して「初の」フルアルバムをリリース。「世代交代」と高らかに掲げたタイトルは、あんきマーなら遂にあのライブ定番アンセムが正式ラインアップされるのか...!と発表時点で高の胸鳴りが抑えられなかったはず(動転)。

初のオリジナル作"affected"の頃からクサメロ・ピロピロ・ドコドコの精神は不変なれど、よりドラマティックかつテクニカル志向となり、音の分厚さもこの4年で更に増したのが解る。本作最大のトピックは紫煉氏がプロデュース/コンポーズに専念し、それに伴いツインギターからギター+バイオリンのSymphonic-Metalにシフトしていることだ。一部ギターソロ(しかもスウィープの箇所)をバイオリンソロに差し替えた"Change Of Genaration"をはじめそこかしこで繰り広げられるギターとのソロ応酬、Fuki嬢の歌唱へのカウンターメロディなどVoと並ぶ2枚看板として華々しく「歌う」バイオリニスト、Jill嬢の役割は今後より大きくなりそう。

個人的に特筆したいのは他サークルに提供した楽曲のセルフカバー2曲。華やかなポップへの対応力は特にVoにおいては初期の東方カバーやLIGHTBRINGERでも証明済みだが、巧緻を極めるシンフォニックには確かなあんきもらしさがあり新たな引き出しを開いた予感。

【Favorite Number】KIZASI / 鎮昏歌 / Black Pentagram / Change of Generation / 願いの箱舟

CHANGE OF GENERATIONCHANGE OF GENERATION
Unlucky Morpheus

曲名リスト
2. Knight of Sword
3. Cadaver
4. Revadac
5. KIZASI
6. 虚妄の恋人 (2018 Ver.)
7. 鎮魂歌
8. Spartan Army
9. Wings (2018 Ver.)
10. Black Pentagram
11. Change of Generation (2018 Ver.)
12. 囚われの僕ら (Unlucky Morpheus Ver.)
13. 願いの箱舟 (Unlucky Morpheus Ver.)

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high $pec
DOLL$BOX
high $pec
奇跡の平日
Unlucky Morpheus
B07DPF47LV
囚われの僕ら
FREEDOM CREATORS
B07B64T365
posted by kerkerian at 23:59 | Comment(0) | Metal | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月08日

Witchcraft / Cinema(2018)

露Gothic-Metalバンドによる4thアルバム。

ラフォーレ夏のグランバザール。そんな広告っぽい艶やかなジャケの本作。なるほど購買意欲をそそる感じではある。前作"7"の百合百合しいジャケといい、Witchcraftのアートワークは裏切らないな...個人的にはLyudmila嬢だけでなく、Kate嬢のアルティミシア風の魔女魔女しいコスも見たいぞ。WitchcraftといえばVoとViolinの紅二点なのじゃからな...!

さてIntroのホラブルなSEからサイレン鳴り響く超王道Goth-Metalの"Silent Hill"。終末的メロディと背徳感のあるLyudmila嬢のVoが冴えまくる、前作の"7 грех"に匹敵する佳曲だ。以降もミッドテンポ曲を中心に、グルーヴとエレクトロを交えた展開の押し引きで儚げな世界観を演出。そしてぎりぎりファルセット手前の、悲痛な叫びにも似た高音ヴォイと消え入りそうなウィスパリングによる歌のコントラストも劇場(激情)感と悲壮感をマキシマイズ。あとミッド曲にも関わらずバスドラの足数が容赦なく、大変心地良い振動だ。だがしかし気になるのは、バイオリンの音が然程出てこないことと、男Voのシャシャ率が増えてきたこと...これは良くない傾向だ。だからといってラフォーレのお客様センターに電凸などしないよう。良い子は黙って次のバザールを待つでござーる。

【Favorite Number】Silent Hill / Истина Рядом / В Объятиях темноты

Promscuous TendenciesCinema
Witchcraft

曲名リスト
1.Intro
2.Silent Hill
3.Пепел
4.Реквием
5.Навсегда
6.Истина Рядом
7.В Объятиях темноты
8.Тьма по венам
9.Дисфория
10.Часть меня
11.На разных планетах
12.Дитя зари
13.В объятиях темноты (dark ver.)
14.Навсегда (acoustic ver.)
15.Мой мёртвый ангел (acoustic ver.)
16.Outro
17.Gothic Bitch (bonus track)
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Тринити
СЛОТ
B075XBY9Q3
Шаги по стеклу
Tracktor Bowling
B075298PK8
Newtype
Unreal
B00576U8VS
posted by kerkerian at 22:23 | Comment(0) | Metal | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月09日

陰陽座 / 覇道明王(2018)

日妖怪へヴィメタルバンドによる14thアルバム。

前作"迦陵頻伽"で、12年ぶり二度目のアルバムオブザイヤーを獲得した陰陽座(1回目は2004年の5th"夢幻泡影")。20年近いキャリア、200曲近いオリジナル作を誇りながらも枯れない滾りに最早驚嘆を通り越してドン引きである・・・!そして今回もまた、新たなる傑作が産み落とされてしまったと思わせる出来。ないわー(嬉)

ピアノで始まる「覇王」は"鬼子母神"や"迦陵頻伽"で見られる近年の開幕パターン。序盤ブルータルかと思わせておいて実は黒猫の美麗メロディアス・メタルというのも彼らならでは。この曲にしろ「以津真天」「隷」などへヴィな中で和音階フレーズが多用される辺り初期作を彷彿させるのが本作の特徴か。それもあってか久々に妖怪へヴィメタル風味を多く感じられる内容。お祭り曲や長尺曲などのお約束を廃しつつ、珍しくベースソロを聴かせたりもしつつ、忍法帖シリーズやラストの雷舞曲はしっかり踏襲。マンネリを打破しながらもストイックにメタルを希求し続ける、長年の式神もニッコリの出来。僥倖・・・!

【Favorite Number】覇王 / 以津真天 / 桜花忍法帖 / 隷

覇道明王覇道明王
陰陽座

曲名リスト
1. 覇王
2. 覇邪の封印
3. 以津真天
4. 桜花忍法帖
5. 隷
6. 腐蝕の王
7. 一本蹈鞴
8. 飯綱落とし
9. 鉄鼠の黶
10. 無礼講

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Mardelas III
Mardelas
B07B4ZT1YQ
Revenant
Mary's Blood
B079B5KHS7
HELIX
BRIDEAR
B079V92QQP
posted by kerkerian at 04:37 | Comment(0) | Metal | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする