2018年11月21日

Kælan Mikla / Mánadans(2018)

アイスランドのAlternativeバンドによる2ndアルバム。

先入観っていけませんね。冒頭"Lítil Dýr"のスモーキーなフォークトロニカに、BjorkWorm Is GreenEmiliana Torriniらに続くアイスランドの良質エレクトロが出てきたなと思った訳です。ところが2分15秒あたりからフリーキーなベースが入ってきてドラムビートが重なり、子供が駄々を捏ねるようなシャウトが撒き散らされる。ボヘミアン・ラプソディかパラノイド・アンドロイドかっつう超展開曲だ。

"Synth-Punk"を標榜するKælan MiklaはSynth、Bass、Vocalで構成されるガールストリオで、一定のコード進行でLaufey嬢がアパッチのようにヨホホホー!と嘶いたり喚き散らしたりする。アイスランド語で何言ってるか解らないのがまたポイント高(英語だとしても解んないけど)。フィメこれでは無かったタイプの変態性で野沢直子の伝説盤『生理でポン』を彷彿とする。しかしメロディアスパートやポエトリーリーディングも存在し、そこだけ抜き取るとポストグランジ的匂いでスタイリッシュ。それだけにブチ切れタイミングが不意に訪れるとビクッとなる。精神的混沌を描いたという解り易い躁鬱アルバム、確かにこれはガールズバンドならではのヒステリアなのやも知れぬ。Synthが紡ぐサウンドコラージュも何気に凝っておりレベルは高い。新感覚Darkwaveとも言える逸品だ。

【Favorite Number】Næturdætur / Mánadans

MánadansMánadans
Kælan Mikla

曲名リスト
1.Lítil Dýr
2.Næturdætur
3.Mánadans
4.Umskiptingur
5.Yndisdráttur
6.Ekkert Nema Ég
7.Ástarljóð
8.Ætli Það Sé Óhollt Að Láta Sig Dreyma
9.Reykjavik Til Stadar
10.Kalt(Demo)

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To The Core
Zanias
Moonbathers
Without a Sign
Sixth June
B07DPF47LV
生理でポン
野沢直子
B07B64T365
posted by kerkerian at 02:54 | Comment(0) | Alternative | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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