60分強で3曲...やべーやつに手を出してしまった...過去に紹介したプログレもので長尺曲は珍しくないが、ここまで極端なやつは初めてだ。加えて曲調がフューネラル・ドゥームメタルである。ひたすらにスローなテンポの中で最低限の音数で奏でられる音楽は、ポップ(広義の)のヴァース・コーラス・ヴァース構成に慣れた耳にはカタルシス不足ではありますが、クラシックを聴くような感覚で挑むと良いかもしれません。バンド名だからといってオミットしてしまうのは勿体ない...それにしても、シンプルに自虐的な名前だ...!
決して単調で退屈という訳では無くメロや展開にリピートやリフレインの概念がないため、各フェーズは交響曲などでいうところの「楽章」と捉えたほうが近い。メインテーマが無い分、形として印象に残るフレーズはありませんが清らかになれる気がします。解脱必至、何ならクラシック感覚で入眠しても良いんじゃないでしょうか。因みに本作はPt.2と銘打っている通り4年前にPt.1が出ておりこちらは40分強で3曲、大体同じ音楽性なので歌詞が読めるリスナーは本作と合わせてメデューサの真実を味わうのも良き。聴き終わった後には石化していることでだろう...!
![]() | Medusa Truth Pt. 2 Omit 曲名リスト 1.Passage 2.Veil of Isis 3.Medusa Truth Amazonで詳しく見る |

De Glemte Tider Skumring ![]() | Drudging the Mire Murkrat ![]() | Clouds Are Burning Faal ![]() |