アルバムオブザイヤー2016に輝いたBirdeatsbabyのVo、Mishkin Fitzgerald嬢による2枚目のソロ作である。ざっくり言うとBirdeatsbabyのオーケストラル・ロックから重厚と変態を除去したような作風で、特にピアノの比重が高いのは本体でもMishkin嬢の担当であることから自然な流れか。よりオーガニックになり、Tori Amosを思わせる雰囲気。
その他の印象としてはジャリついたギターによる鬱々としたポストグランジ的な匂いや、"The Right Time"ではディスコティックな一面も魅せつつ、アルバム後半の楽曲はピアノ一本によるデュエットと独唱によって占められる。各々は佳曲ながらもアルバム通してのバランスは今一つで、取りあえずストックをコンパイルしました感が出てしまっているな…まあバンドのボーカリストのソロ作品としては及第点くらいの出来かな。
【Favorite Number】Poison Throat / The Right Time
![]() | Seraphim Mishkin Fitzgerald 曲名リスト 1.You Drown With Me 2.Poison Throat 3.Child 4.The Right Time 5.Deep In The Water 6.Seraphim 7.Dying Breed 8.Strangers [Feat. Benjamin Bloom] 9.This Town 10.Pictures Of You Amazonで詳しく見る |

Here She Comes a Tumblin Birdeatsbaby ![]() | Little Battles She Makes War ![]() | Romance of the Counter-Elite Psyche Corporation ![]() |