春のAlfa-Matrix祭り第4弾は看板嬢のAyria。前作"Plastic Makes Perfect"で魅せた新境地…儚げなメロディック路線は本作でも継続。デビュー以来、主軸はリズムトラックにあり歌唱は云わばノリで添えていた作風だった訳だが意欲的にメロディを付けてゆこうという姿勢…前作ではサビやCメロのみだったのがAメロから…が見えます。
しかし、如何せんアルバム通して心に残る旋律はほぼ無しっていう。最後に"Chameleon"で意地見せた感じだが、前作で使い果たしてもう手詰まりなのか…。結果中途半端なSynth-Pop寄りな楽曲が多くなっただけの印象だ。それならいっそメロ要素が薄くてもアグレッシブなEBMを軸に据えた初期に回帰しても良いのでは…まあリスナーとは我儘なものよのう…。
2016年春のAlfa-Matrix祭りは個人的にはやや期待外れか。このしょっぱさは早く忘れて次の甘いDark-Electroを探しにゆくとしようか。替わりは居る…が多くは無いのが現状、Alfa-Matrixさんにはまだまだ頑張ってもらわねば…!

【Favorite Number】Chameleon
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