「あんきも」といえば「かにあし」。Unlucky Morpheusの多くのメンバーが関わっているサークルですが、あちらのメロスピ主体に対し、Carbonic AcidはエモくてポップなAlternative-Metalといった態か。泣きメロという共通項はあるものの、特に中心人物の仁耶氏が手掛ける"リンゴの殺し屋"、"地獄ロジャー"はトランシーとミクスチャー的な感触が個性を放つ。なんだか特撮を髣髴するな…!
そして何といってもVo。前作"カウントダウン"のFuki嬢に替わり今作では地下アイドルの「絵恋ちゃん」をfeaturing。音が特撮っぽいせいか彼女のストレンジィな佇まいは00's初頭の知る人ぞ知る大正九年を髣髴する。甘い声と甘くない詞が持ち味の絵恋嬢、ヲタクを辛辣に扱う芸風の彼女だが"きみが展覧会を開いても"を読むとファン心理に寄り添える歌い手さんなんだなあと。アンダーグラウンドシーンのドルオタとメタラーを巻き込みつつも本人はどこか我関せずな佇まいで居そうで、それでいて実はとても聖母のような存在なのかもしれません。まあとにかく応援必至だわな…!
【Favorite Number】リンゴの殺し屋 / 地獄ロジャー / エアーパッキンガール
![]() | エアーパッキンガール Carbonic Acid 曲名リスト 01.Overture(Instrumental) 02.リンゴの殺し屋 03.地獄ロジャー 04.エアーパッキンガール 05.ブルータルアバンギャルドプログレッシブエクストリームテクニカルポストデスメタル 06.ミドマデゴジシュー〜愛の約束〜 07.きみが展覧会を開いても Amazonで詳しく見る |
Carbonic Acid×絵恋ちゃん「エアーパッキンガール」Official Trailer
世の中がワルイ! 絵恋 ![]() | Es Roman so Words ![]() | ニコニコ〜シングルコレクション 大正九年 ![]() |