2015年03月01日

アルバムオブザイヤー2014

遂に3月の声を聞いてしまいました…選出が難航した理由はアベレージが高かった事、しかし決定的な作品に欠けた事に尽きる…それでは暗黒音楽界のグランドスラムことアルバムオブザイヤー2014の開幕です。あとの3大会(会?)は何だと無粋な疑問を挟ませる間もなくサービングプレイ!



Worm Is Green / To Them We Are Only Shadows
男女Voが織りなす癒しの滋味エレクトロ。牧歌的な作風でwormがButterflyになることはないのが魅力と書いたが、蝶になるとしたらオオゴマダラみたいな白黒が似合う。

Guano Apes / Offline
再結成バンドに多くは期待できない…そう思っていた時代が私にもありました。熟練と衝動のヘッドオン・コリジョン。疑いなくキャリア最高の熱量、完成度を誇る傑作選だ。

Phantogram / Voices
何時しかエレクトロの波に飲まれた感のあるTrip-Hopを90's当初のAlternativeの派生として重々しく、エクスペリメンタルな本来的な姿で蘇らせた意義ある名作。

Yelle / Complètement Fou
フレンチエレクトロというだけで「リア充!」と身構える捻くれ者のあなた(そう私だ)にこそお薦め。ユルさと格好良さと美しさの劇的邂逅。またサマソニ是非。

Destiny Potato / Lun
この垢抜けない名前にして、洗練のアートロックである・・・!美メロと複雑な展開、轟音と静寂が緻密な計算のもと織り成す。エレクトロも交えた新世代プログレ。

Music Go Music / Impressions
ただの懐古的ディスコティック・バンドと舐めていた。全てがキラー曲、しかし狙ってる感はまるでなくメロディやフレーズに必然めいたものが聴こえる。超優良アンティーク。

My Woshin Mashin / To My Friends
享楽的なNew-Wave風味の前半、叙情的なTrip-Hopの後半と二面性を見せる作品。記事別アクセスもトップで世界的ブレイクの予感。MWMはワシが育てた、と言わせてくれ。

Gazelle Twin / Unflesh
サウンドをとにかく不気味で陰鬱な方向にコラージュする芸風ながら、この美しさは何だろう…得体の知れない昂揚感と陶酔感が得られるドラッギーなエレクトロニカ。

オーラルヴァンパイア / RAZORS ON BACKSTREET
歌謡インダストリアルの完成形。バンド編成となり手に入れた重厚サウンドで、覆面男と吸血女は湘南の裏街道から世界のバックストリートへとひた走る。

iamamiwhoami / Blue
他の作品と違って、突出したものは無いが総合的な完成度、洗練性、説得力が違う・・・これこそが本質的な「アルバム」オブザイヤーである。Synth-Popかくあるべし!

次点にはSeasons Of GhostsThe Birthday MassacreUntotenKanuteTikkle Meを挙げておきたい。そして2015年こそはメタルの復権を期待したい...!
タグ:Of The Year
posted by kerkerian at 20:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | オブザイヤー2014 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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