Kanuteに続く、ちょっと新しいかもシリーズ第2弾。ロシア人のBibi嬢とドイツ人のHugo氏…共にVoかつマルチインストゥルメンタリストの2人とエンジニアによるMy Woshin Mashin。Water Lowとかもそうだったが、こういう編成最近多いね。そう…新しいのはそこじゃない。
Electroclashを思わせる性急なビート、男Voが合いの手を入れつつ女Voが歌うメロは極めてキャッチーでSynth-Popの味付けが印象的なバブルガム・ポップな味わい…かと思えば鋭角的なギターが切り込むIndustrialな展開にもなったり。そんな雑多な要素を散りばめながらも散漫にならないのは、実はアルバムの多くを占めるのがアシッドなTrip-Hopだったり(ここでCibo Mattoを思い出した)、ホーンセクションによるHorror-Popなどアダルティな雰囲気だから。ここまでジャンルを幾つも列挙したがこれらが1曲の中に含有されている"Running Man"は圧巻。この変態一歩手前のアヴァンギャルド…いや知的なビザール感というべきか。InfluencesにMike Patton氏の名前があるのも頷ける。私とすごく気が合いそうだな笑…!My Woshin Mashin。
【Favorite Number】Pandora / Snake / Running Man / Electric Unicorn

![]() | To My Friends My Woshin Mashin 曲目リスト 1. Dragon 2. Pandora 3. Easy Rider 4. Ghost Town 5. Snake 6. The Thing 7. Running Man 8. A Simple Song 9. Electric Unicorn 10. To My Friends Bandcampで詳しく見る |
My Woshin Mashin - Easy Rider
My Woshin Mashin - Dragon
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