2013年11月04日

Glasser / Interiors(2013)

USエレクトロ嬢による2ndアルバム。

2010年の"Rings"はアルバムオブザイヤーにこそ入らなかったものの、聴く程に発見があるスルメ盤で今なお鮮烈な印象を残す作品でした。本作では揺らぎと不規則性が醸し出すGlasser印が更に磨きが掛かっており、純粋にサウンド面で個性を出し難いエレクトロ音楽においてこれは凄い事だ…前作に続きFever RayBlonde Redheadを手掛けたVan Rivers氏の功績は大きい。

曲調はよりElectronica寄りとなり、多用されていたマリンバ的なパーカッションに加えてホーン系や崩れ落ちるトイピアノ風なエレメンツなどサウンドがより豊富に。この先の読めなさはExperimentalとも言えるが、よくある詰め込んでる感やドヤ顔が見えてきそうなギーク感が皆無なのは、全てがCameron嬢のエンジェリックな歌を中心に音が配置されているからではないだろうか…「雑然」ではなく「必然」の音なのだ…!

タイトルとシュールレアリスム的なビジュアルワークが示す通り、音楽にも関わらず建築作品からインスピレーションを得るという非凡さが彼女の天才振りを物語っている。視覚と聴覚、平面と空間。幾つもの軸で紡がれ、多面的アートに結実した傑作を聴き逃してはならない。

【Favorite Number】Shape / Forge / New Year / Divide



InteriorsInteriors
Glasser

曲名リスト
1. Shape
2. Design
3. Landscape
4. Forge
5. Window I
6. Keam Theme
7. Exposure
8. Dissect
9. Window III
10. Window II
11. New year
12. Divide

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Glasser - Design
Glasser - Shape


Flourish / / Perish
Braids
B00DNPKAR2
Ep2
Fka Twigs
B00E9UAGK6
Nepenthe
Julianna Barwick
B00D8F9REO
posted by kerkerian at 11:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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