2012年12月25日

Crystal Castles / (III) (2012)

カナダのElectro-Duoによる3rdアルバム。

サマソニ2009と2012で来日し、エレクトロ勢では比較的メジャーな存在となりつつある彼ら。食わず嫌いはよくない…重い食指を動かしたのですが、やはり口には合わなかったようで。

各所のレビューで攻撃的な音楽性について言及していたので、Electroclash的なものを想像していたが、音的にはSynth-Popの部類だった。そして物理攻撃ではなく精神攻撃系だった…むかしCCCDを無理矢理リッピングした時のような早回しっぽい音、収縮と拡張を繰り返す心筋細胞の中にいるようなディジー感。船酔いのような状態が3曲くらい続いた後、心の折れる音が聴こえたんだ…。

Synth-Popに革新性と刺激を求めるリスナーには誂え向きだが、ノスタルジアを求める保守的な俺にはちょっと気持ち悪かったです。ラストのエンジェリックな小曲"Child I Will Hurt You"だけが救いでした。

【Favorite Number】



IIIIII
Crystal Castles

曲名リスト
1. Plague
2. Kerosene
3. Wrath of God
4. Affection
5. Pale Flesh
6. Sad Eyes
7. Insulin
8. Transgender
9. Violent Youth
10. Telepath
11. Mercenary
12. Child I Will Hurt You

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Crystal Castles - Plague
Crystal Castles "Courtship Dating


Devotion
Kap Bambino
B006X3VNQ8
Hearts Japan
Heartsrevolution
B002QFNGCQ
Visions
Grimes
B007N6SC0E
posted by kerkerian at 00:36 | Comment(2) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コンニチヮ。これ聞きました。曲調をまとめるためかなんか今回は単調になりましたね。Sad EyesとMercenaryって同じシンセリフのピッチ変えただけですよね(^皿^)

ダブステップの影響かリズムがベタッとしたものが多い。Plagueとか。今回はトランスっぽい気もします。今までのエレクトロロックって感じは影を潜めてクラブ調になってるというか、ボーカルは1stのTell Me What To Swallowっぽいそれこそエンジェリックなものが増えましたけど(多分商業的にも)変えたくないバンドイメージを残しながらも変わって前進しようという意志も感じますし、なんだか最近話題の2:54(江頭みたいなバンド名ですよねw)やSlowdiveみたいな雰囲気もします。デビュー当時は「だんだんアリスのボーカルも歌らしくなってポップスになってくのかなぁ?」と思いましたけど予想を裏切られましたね。怪しくなりました。

なんやかんや言ってこれはこれで好きです。
Posted by ウホッ at 2012年12月27日 19:12
ディープな考察ありがとうございます…いい男ッ!と唸ってしまいました笑

本エントリー、1st2ndに殆ど触れていない感想なので恐縮ですが、もっと尖ったElectroclash寄りだったんですね。個人的にはメロウなSynth路線の方が好みではあるのですが、最近猫も杓子もDubstepなのは少し飽きてきたりもしています^^:

あとシューゲイズというかリヴァーヴ感にデジャヴを覚えていたのですがSlowdiveと聞いて納得です!まさにCreation Recordsものの現代版という表現がピッタリです。
Posted by kerkerian at 2013年01月15日 21:08
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