2011年11月26日

谷山浩子 / 夢みる力(2011)

日本を代表するニューミュージック界SSWによる37thアルバム。

大半が他アーティストへの提供曲のセルフカバーだが、豊崎愛生、持田香織、斉藤由貴…とゆるふわ系のキャラクター性を持ったシンガーの楽曲なので、世界観はオリジナルと何ら変わりのない作品である。あとはコクリコ坂の挿入歌もありますね。観てないけど。アコースティック・ポップところによりフォークトロニカ、といったいつもの谷山ワールドを存分に堪能できる素敵なナーサリーテール集だ。

さて皆さんは、谷山浩子さんといえば何をイメージするだろうか?
みんなのうたでお馴染みの『恋するニワトリ』、或いは観てないけどゲド戦記の『テルーの唄』が一般的なところではないだろうか。しかし実はもう一つの顔、カオスでプログレッシブでダーク・ファンタジアな側面があることは余り知られていない…前作『フィンランドはどこですか?』収録の『まもるくん』や『終電座』、さらに遡れば『ドッペル玄関』『穀物の雨が降る』『人形の家』など…アニメやラノベ界では主流となった、日常から何の伏線もなく非日常が訪れる所謂「セカイ系」にJ-POP界で先鞭を付けたのは実は谷山浩子さんではないかと個人的には考えている…!(文学界では宮沢賢治あたりか)

本作では『KARA-KURI-DOLL』にその片鱗が窺えるも、カオス路線が無いのが物足りない。流石に提供曲では自重気味だったのか…次作では久しぶりにそっち系を期待したい。

#宮崎アニメ、嫌いじゃないです…最近観てないけど…

【Favorite Number】 KARA-KURI-DOLL / 何かが空を飛んでくる / おうちでかくれんぼ

夢みる力夢みる力
谷山浩子

曲名リスト
1. さよならDINO
2. KARA-KURI-DOLL〜Wendy Dew のありふれた失恋〜
3. のらねこ
4. NANUK
5. 何かが空を飛んでくる
6. SHADOWLESS
7. おうちでかくれんぼ
8. 初恋の頃
9. わたし帽子
10. 夢みる力
11. きみのともだち

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posted by kerkerian at 16:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | Pop | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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