2011年11月15日

The Duke Spirit / Bruiser(2011)

UKのAlternative-Rockバンドによる3rdアルバム。

ロックンロール・リバイバル勢の中でも特にフェイバリッ度の高い彼ら…知名度が低くしかも女性Voなのでそういう括りで語られることは少ないですが、70'sを髣髴するガレージ―なギターロック、そして何よりTheが付いている(笑)のはゼロ年代を象徴する存在といえるでしょう。デビュー6年目、3枚目のアルバムとなる今作でもソリッドでクールなスタイルは不変。ブレないRockの本質的なカッコ良さを見せつけてくれます。

しかし楽曲スタイルを詳らかにしていくと、少しずつではあるが変化(≒進化)が見て取れる。アルバムオブザイヤー2005の1stアルバム"Cuts Across the Land"ではサイケデリアを撒き散らすギターが主役で、続く2ndは一転、ピアノが前面に躍り出てジャズ・ロック的な一面も見せた。そして今作のメインキャストはまさかのベース。ほぼ全曲に渡りブリブリと歪んだフレーズが演奏を引っ張り、よりタイトでシンプル化したスタイルへと変貌した。

いっぽう最大の魅力であるLiela嬢のVoは、実は"Villain"や"Sweet Bitter Sweet"のバラード、ブルージー系でこそ輝くことを発見。よく引き合いに出されるのはPatti SmithやPJ Harveyだが、あそこまでの熱量が無く終始醒めきっているのが今っぽいといえば今っぽい。個人的にはその風貌も含めFleetwood MacのStevie Nicks(もちろん若い頃のね)が一番しっくりくるのだがどうだろうか…?

【Favorite Number】 Villain / Surrender / Sweet Bitter Sweet / Homecoming



BruiserBruiser
Duke Spirit

曲名リスト
1. Cherry Tree
2. Procession
3. Vilain
4. Don't Wait
5. Surrender
6. Bodies
7. De Lux
8. Sweet Bitter Sweet
9. Running Fire
10. Everybody's Under Your Spell
11. Northbound
12. Homecoming

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The Duke Spirit - Surrender
The Duke Spirit - Lassoo


Loudest Engine
Howling Bells
B0056CZP8Y
Mirror Mirror
Sons & Daughters
B004WJRGCK
Kissing the Boulevard
Gliss
B000JJ3REI
posted by kerkerian at 21:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | Alternative | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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