その名前から、愛知県人の私などは白ういろ(青柳総本家)を想起してしまうのですが結成16年目となる老舗バンドです。因みに俺はこし餡入りの大須ないろ派だけどな!
当ブログお馴染みの滋味ロックでもうJimi-Rock、略してJ-Rockのカテゴリを作ろうかって勢いですが、幾分ヘヴィ路線に寄っていた4th"Storm Season"、5th"Signal to Noise"からガラッと変わって本作では初期のFolk色+サイケデリックなプログレに回帰。ポップネスは失われたが本来の「薄暗い華」みたいな感触で個人的には過去最高作だ。
楽曲の起伏に頼らず、Sylvia嬢のボーカルをはじめ流麗なツインギター、メロトロンとハモンドを操るKey、押し引きのツボを押さえたドラム全てが「唄っている」のが印象的。70'sプログロックを基調としながらも、この鳥肌が立つようなアンサンブルがもたらすアンビエント感によって、旧臭さを感じさせない、洗練されたアートロックに仕上がっています。
北欧ロックのトラッド感、疾走感を求める向きには大人し過ぎるかもしれませんが、White Willowが放つ緩急のカタルシスはスリリング極まりない…!
【Favorite Number】 Hawks Circle The Mountain / Red Leaves / Floor 67

![]() | Terminal Twilight White Willow 曲名リスト 1. Hawks Circle The Mountain 2. Snowswept 3. Kansas Regrets 4. Red Leaves 5. Floor 67 6. Natasha Of The Burning Woods 7. Searise 8. A Rumour Of Twilight Amazonで詳しく見る |
White Willow - Hawks Circle the Mountain | White Willow - Signal To Noise |
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