2011年03月29日

supercell / Today Is A Beautiful Day(2011)

日クリエイター集団による2ndアルバム。同じ3/16に発売されたアルバムの週間売上を並べてみると、ケツメイシ(1位)>superecell(3位)>タッキー&翼(6位)>LUNA SEA(7位)>スフィア(8位)、となる。スフィアはもっと上行くと思っていたけど、まあこれがJ-POPの現在地である。因みに先日書いたLIV MOONも同日リリースで40位でした(´・ω・`)

『メルト』をはじめ『恋は戦争』『ワールドイズマイン』『ブラック★ロックシューター』などニコ動で話題をさらった数々の楽曲が収められた前作。愚直なまでにセンチメンタルなryo氏の曲(特に歌詞)に自分も胸熱になった一人ですが、如何せんボカロ曲。この作風でリアルな女性Voが歌えばなあと思っていたので、全編バンド編成、nagi嬢によるVoの本作はまさに待望の一作です。

楽曲はどれもエヴァーグリーンなポップネスを携えた良曲ばかりだが、取り立てて特徴がないのもまた事実。Supercellの楽曲はやはり視覚的要素と合体して初めて魅力を放つ。『君を知らない物語』のイントロを聴けば『化物語』最終話の星空が目に浮かぶし、本作限定盤の"Perfect Day"アニメーションPVにしても否応無しに感傷を最大化してくれます。

そしてもうひとつの魅力はやはりnagi嬢のボーカル。地声とファルセットの境界が少ない、グラデーションがかった声は儚さと背中合わせで、どこか非現実的な佇まいを見せる。supercellの特徴でもある引っ張り過ぎな大サビ、展開の多さなど、ともすれば食傷気味になってしまうドラマティック性を、彼女のVoは程好く中和する作用を持っているようだ。そして『復讐』や『ロックンロールなんですの』、本作未収録だが『教えてあげる』で聴かせる「ツン」サイドもコケティッシュで大変宜しい。流石サブカルの申し子、リスナーが求める萌えポイントを的確に把握しておるな・・・!

OTAKUはじめ、かつてマイノリティだった層は確実にマジョリティ化しつつある。冒頭で述べたsupercellの躍進は、レーベルや事務所の政治力が幅を利かせてきた音楽シーンの喉元に突きつけられた言わば、ジャッジメントですの!

言っちゃったね。ジャッジメントって。

【Favorite Number】 君の知らない物語 / Perfect Day / ロックンロールなんですの / 星が瞬くこんな夜に / 私へ

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supercell

曲名リスト
1. 終わりへ向かう始まりの歌
2. 君の知らない物語
3. ヒーロー
4. Perfect Day
5. 復讐
6. ロックンロールなんですの
7. LOVE & ROLL
8. Feel so good
9. 星が瞬くこんな夜に
10. うたかた花火
11. 夜が明けるよ
12. さよならメモリーズ
13. 私へ

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posted by kerkerian at 22:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | Alternative | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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