2010年12月14日

Kingfisher Sky / Skin of the Earth(2010)

和蘭Progressice-Metalの2ndアルバム。

元Within Temptationのドラマー、Ivar de Graaf氏が立ち上げたこのKingfisher Sky。狭い国土のメタルメッカだけあって、Within繋がりのアーティストの何と多いこと。派生バンドだけでも元KeyのMartijn WesterholtによるDelainをはじめ、元ドラマーその2ことStephen van Haestregt氏によるAmbeonなど。協業系まで広げると繁く共演するAgua de Annique、そのAnneke嬢とWithinのSharon嬢がゲスト参加したAyreon等々、ファミリーツリーが作れそうな勢いだ。改めてオランダ産Female Metal勢の質の高さと結びつきの濃さを再認します。

さて本作。何と言ってもTrad/Folk-Metalへのがぶり寄りが顕著な作風に仕上がりました。Brackmore's Nightばりのカントリーテイストなギターが印象な2曲目の"Rise from the Flames"は極端な例ですが、随所にピアノや管弦を配したメロディ指向が伺えます。持ち味のProgressive要素も変わらず組み込まれており、一層のメロドラマティック感を演出。元々Aretha FranklinやKate Bush、Tori Amosの影響を公言するJudith嬢の熱過ぎないソウルネスを秘めた歌唱スタイルも、このクラシカル路線にこそ映えている。総体的にこれぞ欧州、てな格式高いメタルが展開される良作です。

冒頭に列記したWithin派生バンド勢、シンフォメタル路線を踏襲するDelain、内省的なオルタナロックを標榜するAmbeon、そしてトラッドを打ち出したKingfisher Skyと、ルーツは同じながらも三者三様のカラーが出ているのは興味深い。



Skin of the EarthSkin of the Earth
Kingfisher Sky

曲名リスト
1.multitude
2.rise from the flames
3.the attic
4.my better part
5.like a shadow
6.two old trees
7.we love our heroes
8.mushroom wall
9.liquid clocks
10.one more day
11.the edge of insanity

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Fusion
Eilera
B000TLA4OM
Fate of a Dreamer
Ambeon
B00005K8B6
The Failing Light
Season's End
B000AQBAO4
posted by kerkerian at 22:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | Gothic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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