2010年03月01日

Pit Er Pat / The Flexible Entertainer(2010)

USのエクスペリメンタル音楽ユニット、Pit er Patの6thアルバム。

VoとKey兼任のフェイ嬢とベースドラムの3人体制。ダークアンビエンスな繊細さと、ポップ、アヴァンジャズ、エレクトロとかが渾然となったアヴァンさを併せ持つスタイルです。

ロックンロール・リヴァイヴァルに始まり、Arcade Fire、M.I.A.辺りの無国籍的な手触り、近年の世界同時多発的エレクトロブームなどPit er Patには全てが詰まっている。このディケイドのエンドロールを見ているような気分になりました。

しかし彼らは決して00'sのノスタルジアだけには留まらない。フェイ嬢のボーカルはウィスパリングから狂熱的でフリーダムなフロウ(特に"Emperor of charms"でのそれはThe Musicのロブを髣髴する)まで自在に操るが、「歌もの」の箇所は40分強のアルバム中で半分に満たない程度。あくまで演奏力、構成力、空気感で勝負しようという気概に、ポストロック/アートロックの矜持のようなものが垣間見える。今年のアルバムオブザイヤーに食い込みそうな良作です。



Flexible EntertainerFlexible Entertainer
Pit Er Pat

曲名リスト
1.Intro
2.Water
3.Nightroom
4.Godspot
5.Summer Rose
6.Emperor Of Charms
7.Chavez Ravine
8.Specimen

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Twiggy Frostibite
Twiggy Frostibite
B00389SWSC
Sargasso Sea
Pram
B000024J2Q
Bone of My Bones
Ebony Bones
B0024QBIQS
posted by kerkerian at 22:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | Alternative | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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