2009年08月19日

Otep / Smash The Control Machine(2009)

「…ポップなジャケだろ?信じられるか?OTEPの新作なんだぜ?これ…」

女性VO擁する米グラインドコアの代表格Otepの4thアルバム。
まずはジャケの変遷を振り返りたい。

1st Sevas Tra
B0000669WP


2nd House of Secrets
B0002IQI88


3rd The Ascension
B000VR016U


そして4th Σ(゜д゜lll)
B002GXRHD2


Otepとの出会いは2002年。渋谷TSUTAYAにひっそりと「Slipknot+KORNの女性Vo!」というPOPが置かれていて、そんなのが成立するのか?と思いつつもこれはネタ的に持っておこうと即買いしたのが切っ掛けでした。蓋を開けてみれば演奏は荒々しいものの、ブルータルと耽美を兼ね備えた無二のスタイルにすっかり魅了されました。何より当時話題となっていたArch Enemyのアンジェラ・ゴソウのようなダミ声スクリーミング(これがかなり苦手)ではなく、オウテップ嬢のそれは正しくヴォォォォーと叫んでいる。それだけで十分条件でした。

その後2ndでも当ブログでレビューした通り、押し引きをの展開を軸に据えた構成で、呪術性を増しながら迎えた4th。先行シングル"Smash The Control Machine"がQueeen Adreenaを思わせる、何というか、、普通のR&Rで大いに不安を煽られたものです。

そして冒頭のジャケで更に不安は倍加された訳ですが。
アルバム全体を通して聴けばOtepなりにダークさは失われていない。しかしカオスでは無くなった。楽曲構成が整理されていて、ちゃんとサビもあるしメロもある。ただ無駄にリズムが暴れまわったり無駄な重厚感が削ぎ落とされたのはやや残念。ノイズに不気味なつぶやきが乗っかる不安定な"Kisses & Kerosene"が従来のOtepらしくて一番安心してしまうというパラドックス。

改めて1stを聴くと、
「掻き毟られるような不安定さ」があったんだよな〜あの頃は。

でもまあ、KORNでいえば"Follow The Leader"、Slipknotでいえば"All Hope Is Gone"に相当する、バンドのターニングポイントとなりそうな作品。このメジャー感でいよいよ世界制覇へ照準を合わせてきたとみえる。

Smash the Control MachineSmash the Control Machine
Otep

曲名リスト
1. Rise, Rebel, Resit
2. Sweet Tooth
3. Smash The Control Machine
4. Head
5. Numb And Dumb
6. Oh, So Surreal
7. Run For Cover
8. Kisses & Kerosene
9. Unveiled
10. UR A WMN NOWServ Asat
11. Where The River Ends
12. I Remember

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Lullabies for the Dormant Mind
Agonist
B001Q8FSRA
Heretic Rapture
Witchbreed
B0029LSO8S
Djin
Queenadeena
B001D8NFAU
posted by kerkerian at 09:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | Alternative | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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