スタイル的にはもはや使い古された感のあるスクリーモなんですが、Female Vocal愛好家としては男性のギャーギャーした喚き声など邪魔以外の何物でもない。
余談ですが、私も以前女性VoのGothic RockバンドでGuitar/Voを担当していたのですが、ある時デスボイス(笑)やらラップ(笑)を強要されそうになったので、
「俺はマーク・パンサーじゃねえ」つったら解散しましたよハッハー!
以上。アップトゥデイトでオサレなロックが、スクリーモやミクスチャーと思っている輩には要注意。というお話でした。
話は戻りますが、このEyes Set To Kill。残念な事になっています。
2ndアルバム"Reach"では、元々のVo脱退で急遽歌パートを引き継いだギター担当のAlexia嬢が、前任者に引けを取らない「歌える」ボーカリスト振りを発揮。良い感じにヘヴィでフックのある楽曲が満載でした。男声のギャーギャーもチョイ役程度で、まあ許せる範囲。【動画"Reach"参照】
のはずが今作は、レンジの狭い平坦なメロディ。フックに欠ける平坦な楽曲。
まるでAlexiaはギターに専念するかのような「ついでに歌ってる」感。
そしてここぞとばかりに幅を利かせるスクリーミングVo。【動画"Height"参照】
なんていうか、煮え切らないメロディや曲構成って、
ポストグランジ的な90年代の音、ここで紹介した中では例えば69 Chambersのようなスタイルにこそ相応しい。モダンヘヴィネスには合わないかなあ。
![]() | The World Outside Eyes Set to Kill 曲名リスト 1. Heights 2. Hourglass 3. Deadly Weapons 4. Interlude 5. World Outside 6. March of the Dead 7. Wake Me Up 8. Hollow, Pt. 1 9. Hollow 10. Risen 11. Her Eyes Hold the Apocalypse 12. Come Home Amazonで詳しく見る |
Eyes Set To Kill - Reach | Eyes Set To Kill - Height |
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