2004年09月28日

Lacuna Coil / Comalies(2004)

イタリア発、ラクーナ・コイル2002年リリースの3rdです。

ゴシック的佇まい、男女ボーカルの掛け合い・・とNightwishとどう違うんだって話ですが。その男女声比こそが彼らの味かもしれない。普通は女性ボーカルをメインに据えて楽曲もそれに合わせてシンフォニックな方向へと行くものですが、ラクーナ・コイルは半分以上を男性ボーカルが占める。出だしは大体マッチョな声で幕があがり、サビでやっと女声が登場。試聴で損するタイプとみた。勿論楽曲にもフェミニン要素は殆ど無くドゥームな仕上がりです。

だけどイタリアのモダンロックにはどうにも色が無い。今年の上半期に大量出現したメロコア勢は全てUS西海岸パンクをなぞっただけだし、このラクーナも90年代末期のヘヴィロック最盛期の音と何ら変わりは無い。US/UK以外の音楽にもだいたい「らしさ」があるじゃないですか。ドイツといえばインダストリアルかジャーマンメタル、フランスといえばフレンチポップ、みたいな。イタリアはどうも音楽においては保守的な印象が否めない。未だにカンツォーネやナポリターナが幅を利かせているぶん、若い世代の鳴らす音にはUS音楽への憧憬が現れるのでしょうか。

バイオハザード2のサントラ収録を足がかりに、ラクーナにはアイデンティティを持ったバンドへとブレイクスルーして欲しいものです。借り物の音ばかりの、楽ーな方向に行かずに。

参考資料:イタリアン・ポップの歴史
http://www.ne.jp/asahi/music/p-italiana/history.html

ComaliesComalies
Lacuna Coil

曲名リスト
1. Swamped
2. Heaven's A Lie
3. Daylight Dancer
4. Humane
5. Self Deception
6. Aeon
7. Tight Rope
8. The Ghost Woman And The Hunter
9. Unspoken
10. Entwined
11. The Prophet Said
12. Angel's Punishment
13. Comalies

1. Heaven's A Lie (Radiomix And Edit)
2. Swamped (Radiomix And Edit)
3. Heaven's A Lie (Studio Acoustic Version)
4. Swamped (Studio Acoustic Version)
5. Senzafine (Studio Acoustic Version)
6. Unspoken (Studio Acoustic Version)
7. Heaven's A Lie (Live Radio WAAF Acoustic)
8. Senzafine (Live Radio WAAF Acoustic)
9. Acon (Live Radio WAAF Acoustic)

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posted by kerkerian at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | Gothic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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