2004年05月28日

Curve / The Way of Curve 1990/2004(2004)

インダストリアルロック+女性ボーカルの先駆者カーブのベスト盤がいつのまにか出てた。90年代初め〜現在までのシングル集、レアトラック集を収録した2枚組です。いやシングルって言っても全然ヒットしてないし。レアトラックて、ユニットの存在そのものがレアじゃんって話ですが。

よく引き合いに出されるのガービッジ。たぶん辣腕プロデューサーであるところのブッチ・ヴィグがCurveを聴いて「こうしたらもっと売れるのになあ」とか言いながらポップの味付けをしたのがGarbageだと思う。とにかくCurveは全然キャッチーじゃない。ストイックなまでに無機質で退廃。ついでに曲のバラエティも少ない。そこが好き。

この人情味の無さは殊更にフェミニンさを売りにしてないからだと思う。マイノリティだとは思うけど「可愛いだけじゃ物足りない、突き放してくれえ」的なM男の願望(俺のことだ!)にジャストにお応え。ボーカルの隙間を歪みきったギターとリズムトラックの重々しい音像が破壊してて。もっと苛めてー。滅茶苦茶にしてー。

このベスト盤では時代を追うごとにゴスダーク色を強める一方なのが見て取れる。ここまでマーケット無視だと清々しい。という訳で今はインディ落ち。いい感じに下降曲線を描いてる。そのカーブかよ。

時代が早過ぎた才気迸る不遇のユニット、今後も静かーに見守っていきたい。

The Way of Curve 1990/2004The Way of Curve 1990/2004
Curve

曲名リスト
1. Ten Little Girls
2. Coast Is Clear
3. Clipped
4. Die Like a Dog
5. Horror Head
6. Fait Accompli
7. Missing Link
8. Superblaster
9. Pink Girl with the Blues
10. Recovery
11. Chinese Burn
12. Coming Up Roses
13. Hell Above Water
14. Want More Need Less
15. Perish
16. Nice and Easy

1. On the Wheel
2. Triumph
3. Arms Out
4. Sigh
5. Mission from God
6. Today Is Not the Day
7. Low and Behold
8. Nothing Without Me
9. What a Waste
10. Falling Free [Aphex Twin Mix]
11. Chinese Burn [Lunatic Calm Mix]
12. Coming Up Roses [Kevin Shields Mix]
13. I Feel Love
14. In Disguise [#]
15. Sinner

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posted by kerkerian at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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