2004年05月05日

Blonde Redhead / Misery Is A Butterfly(2004)

こらぁ。いつまでGW気分に浸ってるのか。11連休とかふざけた事言ってる人は戻るボタンでどっかに戻んなさい。そんな恨み節のひとつも吐きたくなる下町の梶May子です。

5月ですね。

雨だよ雨。やんなるね。これからの鬱陶しい季節に最適な湿ったアルバムをご紹介。日本人女性のカズ・マキノと2人のイタリア人男性という編成でUS インディロック界の大御所になりつつあるブロンド・レッドヘッド久々の新作、思い入れが深いんで無条件に良いに決まってます。ジャケットの女性はさり気なくポロリ。そんな淫靡さを音で表現したような今作。ここまでミニマルな方向に行くとは。シューゲイザー色はもはや面影すらない。

前作"Melody Of Certain Damaged Lemons"での変貌ぶりが布石だった。フィードバックギターと性急なアンサンブルをかなぐり捨た、フォーキーで幻想的な世界にウットリさせられたもんです。そして今回はメジャーレーベルへの移籍で予算を多く使えたからでしょうか。音の奥行きが段違いです。
女性、男性が交互に1曲ずつボーカルをとりつつ淡々と進んでいく様はジェーン・バーキン&セルジュ・ゲンズブールのよう。深い深い森の中を彷徨うような気持ちになります。プロデューサーのギー・ピチョット(フガジ)も良い仕事してる。静かな楽曲の中でもリズムが複雑に暴れてて、より難解さに拍車を掛けてる感じ。そして最後の12曲目はパッと視界が開けたようなポップロック。昔からのファンには粋な計らいです。

ところで再三、輸入盤規制法案に反対してる私ですが。
Blonde Redheadに関しては日本盤じゃないとテーマの理解が半減してしまうのです。カズ女史直々の、知性と狂気の和訳が読めんじゃないかバカー!

Misery Is a ButterflyMisery Is a Butterfly
Blonde Redhead

曲名リスト
1. Elephant Woman
2. Messenger
3. Melody
4. Doll Is Mine
5. Misery Is a Butterfly
6. Falling Man
7. Anticipation
8. Maddening Cloud
9. Magic Mountain
10. Pink Love
11. Equus

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posted by kerkerian at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | Alternative | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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