2009年03月12日

Pure Reason Revolution / Amor Vincit Omnia(2009)

エントリー数も20を超えてきたところで、今回は初めてネガティブな感想をば。

UKの新鋭バンド"Pure Reason Revolution"の2ndフルアルバム。
1stの"The Dark Third"は神秘的な男女ツインVo、コズミックなサウンドとスケール感十分な楽曲から「リトル・ピンクフロイド」の異名をとり、個人的にも2006年ベストアルバムの1枚に数えるほどドップリ浸りました。

何となく異変を感じたのは昨年リリースされたライブ盤"Live At Nearfest"。アルバム音源のような限りない空間の広がりは皆無、ツインVoのはずのパートはほぼ男声しか認められないような有様。辛うじて新曲"Victorious Cupid"の美麗なメロに救われたといった格好でした。

さてこう切り出すと、もう今作の評価がお察し頂けるかと思いますが、非常に残念な感じです。まず芸風が「リトル・フランツフェルディナント」もしくは「リトル・CSS」みたいなスケールダウンぶり。やたらとダンサブルでエレクトロ。ダメ押しに私としては致命的な、女性Vo比率の低下。5:5から1:9くらいへの激減っぷりです。このChloe Alperさんはマルチプレイヤーで、ライブ中はギターにベースにキーボードにボーカルにと八面六臂の活躍だったのですが同じくマルチプレイヤーだったメンバーが抜けた事でどうやら演奏に注力せざるを得なくなった様子。

そういった人事面の変動がそのままバンドの音楽性に反映された結果、ゴシックさも壮麗さもコズミック感が失われ、替わりにグルーヴ重視の、良くいえば「00年代っぽい」普通のロックになりました。本当にありがとうございました。

【こんな人におススメ!】
・むかしフロイドが好きだった
・むかしMUSEが好きだった
・Ash4人組時代の、シャーロットの聴こえそうで聴こえないコーラスが好きだった

Amor Vincit Omnia: Special Edition/+DVDAmor Vincit Omnia: Special Edition/+DVD
Pure Reason Revolution

曲名リスト
1. Les Malheurs
2. Victorious Cupid
3. i) Keep Me Sane/Insane
4. ii) Apogee, iii) Requiem for the Lovers
5. Deus Ex Machina
6. Bloodless
7. Disconnect
8. The Gloaming
9. AVO

1. Deus Ex Machina (Live at Nearfest)
2. Victorious Cupid (Live at Nearfest)
3. Les Malheurs (Live at Rockpalast)
4. The Gloaming (Live at Rockpalast)
5. Documentary

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Pure Reason Revolution - In Aurélia
Pure Reason Revolution - Intention Craft


Aftershock
Landmarq
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Meltdown
Ash
B0001N1P4Q
Doomsday Afternoon
Phideaux
B000SKLKTM

タグ:Progressive UK
posted by kerkerian at 20:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | Progressive | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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