ゴシックとは何か?それはこちらのページに詳しいが、
要は宗教的素地の薄い日本では、ゴシックの本質を理解するのが難しい。よって「黒」「荘厳」「耽美」といった音楽性あるいはファッション性で捉えるのはごく自然な流れということなのです。
さてこのIndica。
フィンランドのバンドながら、その名の通りエスニック要素を多分に含んでいます。
それでも1stから3rdまでは比較的オーソドックスな「ポスト・エヴァネッセンス」的メタルだったのですが、この4thではより東洋的な旋律を押し出し、怪しさ癒しが絶妙なバランスで鬩ぎ合っています。
それでいて根底ににある荘厳、耽美というゴシックメソッドにも則っている。
「怪しさ」という点ではゴシックもエスニックもなんならヴードゥーも・・
違和感無く一絡げにできる日本市場でこそ、聴かれるべき音楽だ!
と私は睨んでいるのですが果たして?(-_-)
関連リコメンドとして、よりアンビエントかつ呪術的な"Shiva In Exile"と、
デスメタルから脱却しエスニック路線に走って旧来のファンから袋叩きにあった(涙、
Tiamatの最新作、そしてロシアのヴードゥー・エレクトロ"Necro Steller"を挙げておきます。
![]() | Valoissa Indica 曲名リスト 1. Elä 2. Pahinta tänään 3. 10 h myöhässä 4. Hiljainen maa 5. Askeleet 6. Sanoja 7. Valoissa 8. Täältä pois 9. Pyromaani 10. Hämärää 11. Ei enää Amazonで詳しく見る |
Indica - Valoissa | Indica - Elä |
Nour Shiva in Exile ![]() | Deeper Kind of Slumber Tiamat ![]() | Pulsing Zero(Japanese Limited) Necro Steller ![]() |