毎作、快哉と失望の狭間でやきもきさせられてきたEmika嬢の新作だが、2nd"Dva"、4th"Drei"とどうやら一作おきにElectro/Experimentalという法則性(ALI PROJECTの白アリ・黒アリ方式)が確立されたようで、本作は気が早いですが昨年の5th"Melanfonie"の直後から待望していました。
作風は"Drei"の開放的なSynth-Popを押し進めた印象で、よりフィジカルでストレートにビートを刻む楽曲が多い。前作がドープな音使いを多用した10'sスタイルなら、今作はボーカルチョップやSynthを全面に出している。楽曲によっては男VoをFeatureしていた前作と比べると、繊細なファルセットによるEmika嬢のVoが堪能でき、宇宙的な上昇/下降音階が随所に飛び交っているのも相俟って好みとしては断然こっち。Experimentalのアクの強さは減退したものの、Emika嬢のクラシックのルーツとも程よく融合している集大成作なのではないだろうか。もう奇数ナンバリング作のインストアルバムは要らないのよ...?|ω・`)チラッチラッ
【Favorite Number】Could This Be / Run / Promise
![]() | Falling in Love With Sadness Emika 曲名リスト 1. Wash It All Away 2. Could This Be 3. Run 4. Close 5. Promises 6. Killers 7. Falling (Reprise) 8. Falling In Love With Sadness 9. Escape 10. Eternity 11. Wash It All Away (Waterfalls Version) Amazonで詳しく見る |
Lost At Sea Snow Ghosts ![]() | Hybrid Elsiane ![]() | Quixotic Martina Topley-Bird ![]() |