2018年01月29日

Coronatus / Secrets of Nature(2017)

独Symphonic-Metalバンドによる8thアルバム。

体制変更が功を奏した前項のThe Breath Of Lifeと対照的なのがこのCotonatus。聴くのは5th"Recreatio Carminis"以来ですが、リリースをしては脱退加入という流れは今なお続いており、ボーカル3人+ドラムの4人が現時点の正式メンバーである。

入れ替わったとはいえ3人の歌姫が織り成す音楽性にメタル版Kalafinaを期待しているのは前作から変わらず、なんですがバイオリニスト、ギタリスト、ベーシストの不在は大きくシンフォ曲との2本柱を成していたトラッド曲が絶滅…!人が入れ替わっても不変の音楽性を維持してきたCoronatusが遂に終焉を迎えつつあるな、というのが残念ながら今作の感想となります。薄いMetal、薄いクワイアとシンフォニア、個性を感じない3人の歌(楽曲の作りの問題)、メンバー外の男Voが結構な頻度で登場する等、迷走振りは枚挙に暇なし。ただ絶え間ない変化を楽しむ稀有なバンドなので、引き続き見守っては行きたいと思う。

Secrets of NatureSecrets of Nature
Coronatus

曲名リスト
1. Howling Wind
2. Mountain Sky
3. The Hunter
4. Sleigh Ride To Asgard
5. Die See
6. The Little People Of Iceland
7. Dance Of The Satyr
8. Tränen Des Himmels
9. Herr Mannelig

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Old Routes-new Waters-
Visions Of Atlantis
B01B6FG466
EPICA VS attack on titan songs
Epica
B0776NJJ3D
Skin & Bones
Lyriel
B00MJFQ0U8
posted by kerkerian at 01:46 | Comment(0) | Metal | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月28日

The Breath Of Life / Under The Falling Stars(2017)

ベルギーGoth-Rockバンドによる9thアルバム。

結成33年目を迎えた大ベテランバンド。前作"Whispering Fields"から5年振りとなる本作ですがこの間にDrumが抜けGtがBaにパートチェンジ、Gt&Prgに初期メンが復帰するという大幅な人事異動があった。これに伴い楽曲の半数がエレクトロ化し、残りは従来のポジパン風味のGothic-Rockという構成となった。

KeyとPrgが前面に押し出された結果、Isabelle嬢の不安定Voによる儚げな主メロと美麗な裏メロが螺旋を描く極上曲が冒頭から炸裂。ミッド〜スローテンポ中心に乾いたGtカッティングと時にTrip-Hop気味なエレクトロは相性抜群で、完全リニューアルとエヴォリューションを同時達成してしまったかのよう。何処となく東洋的な雰囲気も中毒性が高い、アルバムオブザイヤーに推せる1枚となっておる…!

【Favorite Number】A Rainbow is fading / Crime Passionnel / The Right Place

Under The Falling StarsUnder The Falling Stars
The Breath Of Life

曲名リスト
1. A Rainbow Is Fading
2. Crime Passionnel
3. The Right Place
4. Stolen Dreams
5. The Magic of Dreams
6. Hide
7. A New Reality
8. Until the Day
9. Blackout
10. Higher
11. From the Storms

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Madrigal
Sanguis et Cinis
B013Q0IDS6
A Savage Cabaret, She Said
Hatesex
B01BI4T5KW
As Darkness Falls EP
Solemn Novena
B07171MJKJ
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2018年01月27日

Venus In Aries / Beyond the Veil(2017)

米Electro嬢(エロ嬢)による1stフルアルバム。

Various Artistsと空目してしまいそうなVenus In Aries…煽情的なジャケがまたB級コンピレーション感を醸しており、全8曲を聴き終った後でも「はぁ...おっぱい」という感想しか出て来ないのですが、頑張ってそれなりの事を書き連ねたいと思います。

レーベルのGlitch Mode Recordingsは言い得て妙で、正にその名の通りグリッチィモードな音を標榜するアーティストが所属している。そんな中Venus In Ariesはテンポ抑え気味のEBMで、Voのメロディ感を残しつつGothの空気感も纏っておりIndutrialとの中間に位置するような音楽だ。Verena嬢の歌唱が中々のイケボなためスタイリッシュにさえ聴こえる。かと言ってDarkwaveのようなロマンティックテイストよりもアタック感が強く、猥雑な印象である。結論としては、おっぱいエレクトロ。

【Favorite Number】Pushing It / Burst

SeraphimBeyond the Veil
Venus In Aries

曲名リスト
1. Pushing It
2. Never Enough
3. My Dear Parasite
4. Burst
5. Justice
6. Beyond The Veil
7. Severed
8. Heart In A Machine

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Carbon Black
Amelia Arsenic
B0028ER57C
Rabbit Junk
Rabbit Junk
B0010F09FA
Commitment to..
Youth Code
B01BHFUWGS
タグ:US industrial EBM
posted by kerkerian at 16:06 | Comment(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月26日

Mishkin Fitzgerald / Seraphim(2017)

英SSWによる2ndアルバム。

アルバムオブザイヤー2016に輝いたBirdeatsbabyのVo、Mishkin Fitzgerald嬢による2枚目のソロ作である。ざっくり言うとBirdeatsbabyのオーケストラル・ロックから重厚と変態を除去したような作風で、特にピアノの比重が高いのは本体でもMishkin嬢の担当であることから自然な流れか。よりオーガニックになり、Tori Amosを思わせる雰囲気。

その他の印象としてはジャリついたギターによる鬱々としたポストグランジ的な匂いや、"The Right Time"ではディスコティックな一面も魅せつつ、アルバム後半の楽曲はピアノ一本によるデュエットと独唱によって占められる。各々は佳曲ながらもアルバム通してのバランスは今一つで、取りあえずストックをコンパイルしました感が出てしまっているな…まあバンドのボーカリストのソロ作品としては及第点くらいの出来かな。

【Favorite Number】Poison Throat / The Right Time

SeraphimSeraphim
Mishkin Fitzgerald

曲名リスト
1.You Drown With Me
2.Poison Throat
3.Child
4.The Right Time
5.Deep In The Water
6.Seraphim
7.Dying Breed
8.Strangers [Feat. Benjamin Bloom]
9.This Town
10.Pictures Of You

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Here She Comes a Tumblin
Birdeatsbaby
B0028ER57C
Little Battles
She Makes War
B072ZDQ1VF
Romance of the Counter-Elite
Psyche Corporation
B016DW9VZS
posted by kerkerian at 14:58 | Comment(0) | Alternative | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月25日

Infected Rain / 86(2017)

モルドバのAlternative-Metalバンドによる3rdアルバム。

聴くのは1st"Asylum"以来の6年振りですが印象は変わらず。時折スクラッチを交えたヘヴィリフとスクリーミング(気味のヴォイ)によるラウドパートと、クリーントーンによるメロウパートによって構成される、まあ00's前半によくあったエモ系ヘヴィロックです。奇しくも同国を代表するアーティストO-Zoneが流行っていた頃のメインストリームロックだハッハー。

必然、ラウドパートは金太郎飴になりがちなのでメロウパートでの面白味を探す聴き方となります。1stの"Judgemental Trap"でみられたDrum'n Bassは彼らの主力パターンとなった模様で今的なクロスオーバー感を醸す。さらにヘヴィリフ上でも歌唱はメロディアスだったり、メロウパートでもジャリついたエフェクトやカオティック展開があったりと両者のボーダレス化が進み、その点では面白味が増している。こういった様式美が求められるジャンルではそれを崩す勇気も試されるが、どうやらInfected Rainは突破したとみられる。良い塩梅で彼らの新しさを感じられる良作。

【Favorite Number】Freaky Carnival / Orphan Soul / Intoxicating

8686
Infected Rain

曲名リスト
1. Mold
2. Serendipity
3. Freaky Carnival
4. Endless Stairs
5. Orphan Soul
6. Fool the Gravity
7. Intoxicating
8. Smoking Lies
9. Peculiar Kind of Sanity
10. Queen of the Candy World
11. My Home

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Purity
Exilia
B013Q0IDS6
Generation Doom
Otep
B01BI4T5KW
Ritual
In This Moment
B07171MJKJ
posted by kerkerian at 22:06 | Comment(0) | Metal | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月14日

COBURG / The Enchantress(2017)

英Gohic-Metalバンドによる1stアルバム。

UKのFemale-Fronted-Metalでパッと思い付くバンドがあるか?っつったら意外な空白地帯なんだと気付く。このCOBURGはVo&リードGt&Synth担当の絶対的な中心のAnastasia Coburg嬢の名を冠している通り、プロジェクト的な立て付けの模様。露出度の高いAnastasia嬢のビジュアルワークにはメタルアイドル的な押し出しも見え隠れ(ダブルミーニング)。

然しながら楽曲の完成度は極めて高く、SymphoとElectroを程好く混ぜた良い意味でのメジャー感、今っぽさがまず印象的。意地悪な言い方をすると没個性的ではあるんですが、Gothic-Metalに忠実な姿勢、何よりAnastasia嬢の卓越した歌唱力が全ての懐疑的な感情を霧散させます。はっきり言って、2017年デビューのメタルバンド作品で一番好きだね…!壮大な北欧メタルとの対比と言う意味でも興味深く、モダンメタル的アプローチや先述したアイドル的打ち出しは、英国のFemale-Fronted-Metalは日本のそれに近いものがあるのかもしれない。

【Favorite Number】A Cold Day In Hell / Echoes In The Night / Thy Dagger

The EnchantressThe Enchantress
COBURG

曲名リスト
1. A Cold Day In Hell
2. Echoes In The Night
3. The Hall Of Ghosts
4. Into The Darkness
5. Requiem
6. The Enchantress
7. Thy Dagger
8. Till The Bitter End
9. Warrior's Blood
10. Rise

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ALBA
SLEEPING ROMANCE
B0759YB85N
Rhapsodies in Black
Exit Eden
B072ZDQ1VF
The Dark Element
Dark Element
B0756SBBC3
タグ:UK Gothic Metal
posted by kerkerian at 16:22 | Comment(0) | Metal | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月01日

Sally Dige / Holding On(2017)

カナディアン=ダニッシュのエレクトロSSWによる2ndアルバム。

Goth/New-Waveという如何にも一般受けしなそうな音楽性に果敢に挑み、すわ新時代の暗黒ディーバ誕生かッ…!と唸らされた1st"Hard To Please"から2年。待望の新作は、Synth-Popになっていた。まあ...売れなかったんだろうね。。結果出さないとだもんね...

煌々したキャッチーなSynthに彩られたポップな音作りながら、Sally嬢が歌い上げるVoは変わらず低音で妖艶で、お蔭で70's〜80'sを甦らせたようなタイムレス感は担保されている。Goth感には、ちと音が分厚すぎるかな、もっとスッカスカでミニマライズしてPost-Punkっぽさ、それこそ後期Siouxsie & the Banshees的なものをSally Dige嬢には期待したいのですが。

【Favorite Number】Emptiness / Be Gone / I Can't Be
Holding OnHolding On
Sally Dige

曲名リスト
1. Holding On
2. Emptiness
3. Be Gone
4. Sail To Me
5. I Can't Be
6. This Life
7. No Need To Pretend
8. Holding On (FORCES Extended Mix)

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Play with Lies
Cult Club
B01B80CCJW
Sub Rosa
Void Vision
B0010V4U0Y
Imaginations
Molly Nilsson
B06XZRJTR4
posted by kerkerian at 21:40 | Comment(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする