2017年12月25日

The Duke Spirit / Sky Is Mine(2017)

英Alternative-Rockバンドによる5thアルバム。

衝撃の1st"Cuts Across the Land"がアルバムオブザイヤー2005入りからもうひと周りですか…3rdBruiser"は同年のアルバムオブザイヤーには届かなかったもの、その後の4th含め全作通じて高ローテ率、高フェイバリッ度のThe Duke Spirit。間髪入れず2年連続での5thをリリースしてくれました。

3rdまでのガレージロック感から、直近2作ではShoegaze感が色濃く出たアダルティな味わいを標榜するThe Duke Spirit。サイケデリアを演出するギターが主役ながら、PsychedelicというよりShoegazeと言いたくなるのは、全体を覆うモノクロームな質感とLiela嬢がブルージーに歌い上げる美メロに拠るところが大きいか。作を追う毎にどんどん滋味になっていくが、dandan心惹かれてく不思議な魅力を放つバンドだ。

【Favorite Number】Magenta / In Breath / YoYo

Sky Is MineSky Is Mine
The Duke Spirit

曲名リスト
1. Magenta
2. Bones Of Proof
3. See Power
4. In Breath
5. Houses
6. How Could, How Come
7. YoYo
8. The Contaminant
9. Broken Dream

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Hitch
Joy Formidable
B01B80CCJW
This Gift
Sons & Daughters
B0010V4U0Y
Howling Bells
Howling Bells
B000EWAXOC
posted by kerkerian at 02:42 | Comment(0) | Alternative | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月24日

Massenhysterie / 1. Akt(2017)

オーストリアのエレクトロ嬢による1stアルバム。

Jo Hysteria嬢によるMassenhysterie…「集団パニック」の名を冠し、ボンテージファッションに身を包み鞭を振り回すHyesteria嬢からフェティッシュな音楽を想起する。実際にそのギグはSMショー的な様子も窺える訳ですが、音楽的にはElectroclash、EBMにトランシーなDark-ElectroやSynth-Pop要素も加わり中毒性の高いポップネスが売りと見た。特に"Weiber regieren die Welt"はキラーチューン。

中でも男性コーラスによる合いの手はそのままライブでのコール&レスポンスも楽しめそう。矢張りストレンスが高いドイツ語によるアジテーションは、直線的なノリのElectroとの相性が素晴らしい…実際政治的メッセージも多分に含まており、最新EPには"Kim Jong Un"なる危険な曲も…まあ、音楽的にはNDW(ノイエ・ドイチェ・ヴェレ)の匂いもするMassenhysterie。2017年の聖夜はこのヴァイオレットな暗黒ヒステリー・ポップに蹂躙されようぞ…!

【Favorite Number】Weiber regieren die Welt / Sexmaschine / Sektempfang

1. Akt1. Akt
Massenhysterie

曲名リスト
1.Mehr Geld
2.Weiber regieren die Welt
3.Sexmaschine
4.Knüppel aus dem Sack
5.Schmutzige Finger
6.Sektempfang
7.Steh auf
8.1000 rote Rosen
9.Hart ist der Stiefel
10.Jesus Christus
11.Massenhysterie
12.Revolution

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Stiller Zoo
Oberer Totpunkt
B003F0NFAE
Vitriolic
Me the Tiger
B00YFZRPG8
REANIMATOR
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B075GBPPX9
posted by kerkerian at 00:24 | Comment(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月15日

Kedr Livanskiy / Ariadna(2017)

露西亜のエレクトロSSWによる2ndアルバム。

2016年の1st"January Sun"ではAphex TwinやSquarepusher辺りの影響と思われる、90's的アプローチの手数の多いリズムをダーク・アトモスフィアが覆う作風でシーンに登場したYana Kedrina、aka.Kedr Livanskiy嬢。本作では1stの神々しい雰囲気から少しだけ下界に降臨あそばしたような作風でSynth-wave寄りの歌もの要素もやや増している。相対的にちょっと聴き易くなっている印象。

ドラムン(ドリルン)的なアプローチが減ったとはいえ、アトモスフェリック要素は寧ろ闇が深まった感すらあり、Kedr嬢のVoは終始平熱ではあるものの、このExperimental感はFever Ray、荒涼感はZola Jesusにも通ずる…そして萌えオブザイヤー2017の有力候補としてもロシアの強国っぷりを再認させられるそんな彼女。90's〜00's初頭のColdwave好きには是非おススメしたい。

【Favorite Number】Arianda / Your Name / Fire & Water

AriadnaAriadna
Kedr Livanskiy

曲名リスト
1.Ariadna
2.Sunrise Stop
3.Your Name
4.Mermaid
5.ACDC ft. Martin Newell
6.Za Oknom Vesna
7.Love & Cigarettes
8.Razrushitelniy Krug
9.Winds of May
10.Sgoraet
11.January Sun
12.Otvechai Za Slova
13.April
14.Razrushitelniy Krug (Acappella)
15.Razrushitelniy Krug (Instrumental)

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Real Virtual Unison
Negative Gemini
B0133G1J2K
Real High
Nite Jewel
B06XPYQRK7
Kelly Lee Owens
Kelly Lee Owens
B01NBWNZL1
posted by kerkerian at 01:32 | Comment(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月14日

Fever Ray / Plunge(2017)

スウェーデンのElectroプロジェクトによる2ndアルバム。

Rermixやコラボレーション、プロデューサーChristoffer Berg氏の活動など、何かと他アーティスト作品の感想の文脈での登場頻度が高いFever Rayだが、リリースは1stアルバム"Fever Ray"以来、驚きの8年振りである…!そしてこれだけElectro界隈で影響力がありながら、まだ2枚目というのもまた驚きである…!

活動再開の背景にはDreijer兄妹によるThe Knifeの解散があることは想像に難くない。そしてこのFever Ray新作を聴く限り、The Knifeのラストアルバム"Shaking The Habitual"の後継作であることは間違いない…パーカッシブ成分の強いExperimentalなElectronica、Karin嬢の人を食ったような圧の強い自由なフロウ。ソロ作品でも歌モノに全振りしていない点は従来通りで、エレメンツや隙間の空間含めサウンド全体で世界観を表現している。NME、Pitchforkはじめ各媒体の2017トップアルバムにランクインしている通り、今年を代表するエレクトロ作品である。マニアックさすらも業界への評価に繋がる求心力…つまり有無を言わさぬカリスマ性に異論を挟む余地は無いだろう…!

【Favorite Number】IDK About You / This Country / To The Moon And Back

PlungePlunge
Fever Ray

曲名リスト
1. Wanna Sip
2. Mustn’t Hurry
3. A Part of Us (feat. Tami T)
4. Falling
5. IDK About You
6. This Country
7. Plunge
8. To The Moon And Back
9. Red Trails
10. An Itch
11. Mama’s Hand

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Take Me Apart
KELELA
B074GNQF7Q
Utopia
Bjork
B076ZTFJVX
Season High
Little Dragon
B06XJ6PY11
posted by kerkerian at 02:56 | Comment(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月13日

Bully / Losing(2017)

USAlternative-Rockバンドによる2ndアルバム。

性急なリズム、拙く掻き毟るカッティングからのメランコリックなフレーズに胸も掻き毟らされるギター、気怠さを呟くようにときにブチまけるように発露するVo…正にSub-Pop印としか言いようがない90'sグランジロックの登場だ…!

同レーベルのSaint EtienneStill Cornersがジザメリ直系のUKインディーなら、こちらはNirvana直系のUSインディーロック。が、L7のような粗々しさよりも美メロやノスタルジック感が垣間見える辺り、Riot Grrrl勢よりポップ寄りで聴き易いと言える。Alicia嬢の王道ロックヒロインな歌唱やビジュアルは20年前なら時代のヒロイン…それこそCourtney LoveやGwen Stefaniにも成り得たかもしれない…!

【Favorite Number】Feel the Same / Kills to Be Resistant

LOSINGLOSING
BULLY

曲名リスト
1.Feel the Same
2.Kills to Be Resistant
3.Running
4.Seeing It
5.Guess There
6.Blame
7.Focused
8.Not the Way
9.Spiral
10.Either Way
11.You Could Be Wrong
12.Hate and Control

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Foil Deer
Speedy Ortiz
B00TTFT3C8
Candy Mountain/Green
Dilly Dally
B00N9ZNDMU
I Used to Spend So Much..
Chastity Belt
B00PC83SG8
posted by kerkerian at 16:38 | Comment(0) | Alternative | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする