2017年02月23日

Hooverphonic / In Wonderland(2016)

ベルギーのPopユニットによる9thアルバム。

元Trip-Hop勢ということで…今やオーガニックでアダルトコンテンポラリーなポップスを鳴らすことで知られるHooverphinic。その象徴的な歌姫Geike嬢の脱退後、7th"The Night Before"の公開オーディションを経て加入したNoemie嬢、With Orchestraでは過去曲への順応も見せていましたが8thアルバム後に脱退ッ…!本作ではVoの固定を諦め、5人のゲストボーカリストを迎える形で制作された。

オーケストレーションに彩られた、奥行きの深いポップスとアダルティーなHoover節に加え、場違いなR&Rリヴァイヴァル的な楽曲もあったり…そう、10曲中5曲がなんと男性Voッ…!それが作風の軸ブレをも引き起こす→Voが定着しない→ゲストVo...ネガティヴスパイラル!今回は過渡期という事で納得するとして、三代目の女性Vo発掘が急務ではないだろうか。これが一時の黒歴史となるか、Hooverphonicそのものが闇に飲み込まれてゆくのか。剣ヶ峰に立っているのかもしれない。

【Favorite Number】In Wonderland / I Like the Way I Dance / Deep Forest



In WonderlandIn Wonderland
Hooverphonic

曲名リスト
1. In Wonderland
2. I Like the Way I Dance
3. Badaboum
4. Cocaine Kids
5. Deep Forest
6. Thin Line
7. Hiding in a Song
8. Praise Be
9. God’s Gift
10. Moving

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Monsieur Madame
B001LQRBG8
Girl And A Cello
Bird
B004IWQUEQ
Hunt You
Noemie Wolfs
B01EM8DYZI
タグ:pop Trip-hop Belgium
posted by kerkerian at 23:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | Pop | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月12日

Phantogram / Three(2016)

USElectroデュオによる3rdアルバム。

R&B寄りなTrip-Hop勢第3弾。申し訳ないが前2アーティストとは格が違いますな…ジャンルが違うって話もありますが。前作"Voices"はアルバムオブザイヤー2014に名を連ねる名作でしたが、更に更に進化を遂げたッ…!

ソウル・ポップ的アプローチを強め、"You Don't Get Me High Anymore"なんてBlack Eyed Peasみたいなキャッチーネスを持つにも関わらず全体的にはセレブリティ感が増すどころかより闇化しているという。より多層的になったリズムセクション、より起伏があり「劇場的」になったSarah嬢の歌唱が要因として大きい。特にビート感とコズミック感がありながらもプログレッシブTrip-Hopとして成立している"Run Run Blood"は新機軸か。Mari KattmanKanuteらと同じく、Downtempoやオーガニック一辺倒からの脱却を図る勢…注目したい。あとスクラッチとホーンセクションは、やはり暗黒エレクトロには不要というのが確認できました。

【Favorite Number】You Don't Get Me High Anymore / Cruel World / Run Run Blood / Calling All



ThreeThree
Phantogram

曲名リスト
1. Funeral Pyre
2. Same Old Blues
3. You Don’t Get Me High Anymore
4. Cruel World
5. Barking Dog
6. You’re Mine
7. Answer
8. Run Run Blood
9. Destroyer
10. Calling All

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Natural Causes
Skylar Grey
B01KUFRKXY
Jessica Rabbit
Sleigh Bells
B01L9ODL6K
Machine Dreams
Little Dragon
B002G1X2Z6
posted by kerkerian at 17:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月11日

Fabolidays / Good Music For Better Mood(2016)

仏Electroユニットによる1stアルバム。

R&B寄りなTrip-Hop勢第2弾…ということで、言い忘れてましたがSound Meと同じくTrip-Hop.net Best Tunes 2016に挙がっていたアーティストです。件のBest Tune"Jean Michel"が良い意味でどっかで聴いたような、物凄くキャッチーでダンサブルなキラー曲だった訳です。そして辿りついたアルバムは大滝詠一ふうの、サマーソングのコンピ盤みたいなジャケで"Good music for better mood"…あれ、Trip-Hopじゃないんだっけ…?

結果少し違った訳ですが、看板通りムーディーでゴキゲン(笑)なElectroswing。如何にもAflo-BeatバンドのVo然としたSarah嬢のコケティッシュな風貌そして歌唱、祝祭的でFunk色の強い楽曲の数々、紛うかたなき大人のパリピの為の音楽ですが、偶にはこういうので夏を待ち侘びるのも悪くない。正直、夏もHip-Hopもパーティも嫌いだけどね…!

【Favorite Number】Jean Michel / Curtis



Good Music For Better MoodGood Music For Better Mood
Fabolidays

曲名リスト
01. Jean Michel
02. Curtis
03. Armando
04. In The Car A Honolul
05. Calor
06. Circomundo
07. Fern
08. Peter Sonne
09. Kolour My Mind
10. Red Hot Socks
11. Bubble
12. Gentil Manouche

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Running to the Moon
Smokey Joe & The Kid
B01BGXXBS2
The Journey Is The Destination
Beatspoke
B00TKC5T3W
Awakening
Stacy Epps
B001E4S0SK
タグ:France Trip-hop JAZZ
posted by kerkerian at 15:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月10日

Sound Me / Growing(2016)

ポーランドのTrip-Hopユニットによる1stアルバム。

大風呂敷広げた名前系アーティストは、それなりにできる子説…The Soundsに始まり、Art DecoHigh Priest of Saturnなどなど。そしてこのSound Meも素晴らしい…!

2016年のTrip-Hop勢はやたらとソウルフルな印象で、R&Bに寄せた作風が多かった気がします。Sound Meは歌とソングライティングのAani嬢、スクラッチとマニピュのDJ氏、トランぺッターという編成から察せる通りの音でラウンジィ、JazzyでありながらHip-Hop的な喧しさと、裏メロをなぞるトランペットが醸すムーディさが同居する。Aani嬢のVoは情熱的ながらも適度に軽いため、Electroの範疇に収まる音になっているのも高ポインツ。AlphaThe GrusなどオールドスクールなTrip-Hopフリークには堪らん一枚かと。

【Favorite Number】Heart's Tale / Somewhere



GrowingGrowing
Sound Me

曲名リスト
1. Sound Me (Intro)
2. Heart’s Tale
3. Forest
4. Sin City
5. Inside
6. High Heels
7. Somewhere
8. Letter
9. M
10. Hope
11. On The Turntables (1 And 2)
12. Love

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Watching You
21 Hertz
B000CPGVMY
Loving Nobody
Alpha
B017S7YVP2
Best of Hooverphonic
Hooverphonic
B01M198JRW
posted by kerkerian at 02:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月05日

Marsheaux / Ath.Lon(2016)

ギリシャのSynth-Popデュオによる6thアルバム。

Depeche Modeのアルバムをフルカバーした"A Broken Frame"から約1年での新作。Depecheとの対比を意識してか、チップチューンなど彼女達にしてはFuture-Pop的な音を打ち出した前作でしたが、今回はその前のオリジナル作"Inhale"に近い作風に戻っている。

そのタイトル通り、攻撃的な作風(ただし歌はいつも通りの優美さ)のリードトラック"Burning"を始め、ロック的なアプローチの楽曲が目立つ。そして特筆すべきは疾走感とともにノスタルジックなメロディが過去最大の甘酸っぱさを放っている…Marsheauxの代表曲"Summer"級のエモいキラー曲が目白押し。New-Waveへのリスペクトを直接的に表現しつつ、モダンなElectroを纏い個性に昇華する。女性ユニットでそれができる存在が果たしてどれだけ居るだろうか…!

【Favorite Number】Burning / Strong Enough / Safe Tonight / Let's Take A Car



Ath.Lon -Digi-Ath.Lon
Marsheaux

曲名リスト
1. Burning
2. Like a Movie
3. Sunday
4. Wild Heart
5. Now You Are Mine
6. Strong Enough
7. Safe Tonight
8. Mediterranean
9. Let's Take a Car
10. The Beginning of the End
11. Butterflies

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Burdens
Ava Inferi
B000CPGVMY
Dark and Faithful
Technikult of Flesh
B017S7YVP2
Running With the Wolves
Aurora
B00WTJK47Y
posted by kerkerian at 17:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする