2013年09月29日

Emiliana Torrini / Tookah(2013)

アイスランドのSSWによる7thアルバム。

似通った音楽性、声質から常にポストBjorkと目され続け早20年…彼女を世に知らしめたロードオブザリングED曲の"Gollum's Song"はそもそもBjorkの代役としての抜擢とはいえ暫くの間Bjork本人だと世間に思われていたのは有名な話である。しかし10数年来のEmiliana Torriniリスナーには解っている…彼女は自身のブランドを着実に築き上げていることを…!

5年振りの本作はTrip-HopとDowntempo曲が半々の構成。特に前者はフォークロアな雰囲気の"Tookah"、生のリズムがジャジーかつハウス的な"Animal Games"、ラウンジィなSynth-Popテイストの"Speed Of Dark"とバリエーションに富む。都会的であり牧歌的でもあるEmiliana嬢の世界観は唯一無二。シーンに流されないエヴァーホワイトなElectronicaに乾杯。

【Favorite Number】Tookah / Home / Animal Games / Speed Of Dark



TookahTookah
Emiliana Torrini

曲名リスト
1. Tookah
2. Caterpillar
3. Autumn Sun
4. Home
5. Elisabet
6. Animal Games
7. Speed Of Dark
8. Blood Red
9. FeverBreaks

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Emiliana Torrini - Speed Of Dark
Emiliana Torrini - Tookah


Smiling and Waving
Anja Garbarek
B000059H3F

One Good Thing
Lou Rhodes
B00365DPFI
It All Starts With One
Ane Brun
B007KL8Z40
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2013年09月25日

Bad Pollyanna / Monstrous Child(2013)

UKのAlternative-Rockバンドによるデビュー作。

ポリアンナといえば世界名作劇場…そんな訳でまず「よかったさがし」をしようか。程好いへヴィネスを湛えたGothicテイストの王道Rockに、エレクトロをふんだんに塗したモダンな立て付け。場面場面では打ち込みも辞さずIndustrial的な表情も垣間見せる。キャッチーネスとダークネスが同居した非常にクオリティの高いアルバムです。

ここで気がついたのですがBad Pollyannaなのでネガティブなポリアンナ、そう事故で足が動かなくなってしまった時の絶望感。つまり「よくなかった探し」もする必要があるのではないか。ということでどうしても気になるのが1〜2曲目。Flyleafを髣髴するストレートなミッドテンポのヘヴィロックなのだが、3曲目以降にIndustrial色の強い面白ナンバー…トランシーサウンドがエグく切り込む"Where Does It Hurt?"や終末感漂うリフが秀逸な"The Living Dead"など…が目白押しなためとても凡庸な印象を受ける。話題性の突出したキラーチューンが中盤に控えている場合を除いて、購入の決め手となる序盤の曲がインパクトに欠けるのは非常に勿体無いなあと。

だがポテンシャルの高さと確かなソングライティング力を証明するには十分な本作。Olivia嬢のメランコリックな歌唱も優美にして妖艶。これは楽しみなバンドが出てきた。

【Favorite Number】Liquid Lover / Where Does It Hurt? / The Living Dead



Monstrous ChildMonstrous Child
Bad Pollyanna

曲名リスト
1. Hollow
2. Awake Now
3. Monstrous Child
4. Liquid Lover
5. Where Does It Hurt
6. Letting You Go
7. My Incubi
8. The Living Dead
9. Chase the Demons (From My Bed)
10. Epilogue (Invincible Girl)

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Bad Pollyanna - Living Dead
Bad Pollyanna - Hollow


Nation Distracted
Charetta
B00578YV4G
Freckles
Wendykurk
B0000647I8
Stars in Stereo
Stars in Stereo
B00BKBCJ2U
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2013年09月24日

Scout Niblett / It's Up To Emma(2013)

UKのSSWによる6thアルバム。

Voのほか自身のギター、ドラムプレイによる最小限の音でブルージーなRockを鳴らす彼女の世界。アルバムオブザイヤー2005の3rdアルバム"Kidnapped by Neptune"をはじめ、前作までプロデュースとエンジニアリングをIndie-Rock界の巨匠Steve Albini氏が手掛けていましたが、今作では初のセルフプロデュースに。

前述の通りIndie-RockらしいIndie-Rockは不変ながら、より装飾は省かれネイキッドなスタイルに。ほぼ全曲がクランチギターの無愛想なストロークに始まり可憐かつ微熱を帯びたScout嬢のVoが乗りやがてドラムがゆったりと寄り添い、最後の30秒でグランジ的な爆発という同じ展開を有する。アルビニが手掛けた過去作は、当時は「相変わらず仕事が見えないなー(アーティスト自身の魅力を最大に引き出す完璧な仕事という意味で)」と思っていましたが、ここまでクローズドな作風になるとその存在は大きかったと言わざるを得ない。

しかし本作は曲調が単調になったとはいえ、演奏はScout嬢以外のメンバーを起用したことでプレイ面が洗練され寧ろ完成度は高い。以前のような、ときにThe Jesus Lizardsを髣髴する…これもまたアルビニ印だが…荒々しさも魅力だが今回のように柔らかさを前面に出したFolkテイストもまた彼女らしいと言えるのではないか。いずれにしても90'sオルタナティヴ・ロックの空気を連れてくる最後のグランジ・ヒロイン、それがScout Nibrettだと思うのです。

【Favorite Number】Can't Fool Me Now / My Man / What Can I Do?



It's Up to EmmaIt's Up to Emma
Scout Niblett

曲名リスト
1.Gun
2.Can't Fool Me Now
3.My Man
4.Second Chance Dreams
5.Woman And Man
6.All Night Long
7.No Scrubs
8.Could This Possibly Be
9.What Can I Do

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Scout Niblett - Can't Fool me Now
Scout Niblett - What Can I Do?


In Film Sound
Shannon Wright
B00BWXOV36
Outlaster
Nina Nastasia
B00009NH6K
Blood Rushing
Josephine Foster
B008RXE5E4
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2013年09月20日

Little Scout / Are You Life(2013)

オーストラリアIndie-Rockバンドによる3rdアルバム。

抒情的にしてダイナミックなDream-Popサウンドを標榜する彼ら…School Of Seven BellsやBelle and Sebastianのツアー参加で頭角を現し、前作"Take Your Light"が豪州内で概ね好評価を得ての新作です。確かにVoのハーモニーや疾走感はIsobel嬢が居た頃のベルセバっぽいかも知れない。

デビュー以来一向に垢抜けないビジュアル面とは裏腹にその音楽性は徐々にアーバンナイズドされてきており、美麗なギターオーケストレーションとMelissa嬢のブライトなボーカルは21世紀的なShoegazeだ…(因みにMBVに代表されるノイジーなやつが前世紀的なシューゲイズ。だと個人的には思っています。どっちも格好良いけど)。

もう一つのポイントはリズムの押し引きがもたらすダイナミズム。ドラマーがレコーディングエンジニア兼任とあって曲調に合わせた多彩なパターンやサウンドメイクが絶妙…リズム展開自体が楽曲を牽引する場面も少なくなく、ある種のプログレ感が本作をキャッチー且つ味わい深いスルメ盤たらしめている。

【Favorite Number】March Over To Me / Go Quietly / Take It Back



Are You LifeAre You Life
Little Scout

曲名リスト
1.Are You Life
2.March Over To Me
3.Flash In A Pan
4.Go Quietly
5.We Used To Know
6.Ten Taxis
7.Heard It All Before
8.Day
9.Take It Back
10.Don't Teach Me To Sing

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Little Scout - March Over To Me
Little Scout - Go Quietly


Until Then
Gossling
B004AR4W7Q
Family Pets
Julia & The Deep Sea Sirens
B004DL5KJS
In Your Room
Cameras
B005MAHVNC
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2013年09月19日

Her Royal Harness / The Hunting Room(2013)

UK/ノルウェーのSynth-Popデュオによる1stアルバム。

ノルウェー人のSSW、Helene Jaeger嬢とイギリス人のプロデューサーDylan Long氏による本ユニット。"A dark and sophisticated alternative pop"と表され、リード曲"Unseen"や"Blood + Fire"がじわじわと話題を集めつつある要注目アーティストです。

作風的にはParraloxのキラキラ感とIvyの生ディスコサウンドを足して2で割ったような感じ。それに乗るHelene嬢の歌唱はFlorence + The Machineを髣髴する、ストロングネスと繊細さが同居したボイスである。楽曲単位でみると非常に今日的なエレクトロだが、アルバム通すとどこか80'sのNew-Wave印象が残るのはジャケのハウスマヌカン(笑)みたいなビジュアルと、"I Can't Believe"や"Your Heart Is Harder"にみられるAOR的なテイストによるものだろうと思う。程好いレトロ感が箸休めとなって、EDM一辺倒にはならないHer Royal Harness特有のレイドバック感が出ている好作品です。

【Favorite Number】Mercenary Man / I Can't Believe / Unseen



The Hunting RoomThe Hunting Room
Her Royal Harness

曲目リスト
1. Mercenary Man
2. Bear in a Trap
3. Colour Me
4 Blood + Fire
5. I Can't Believe
6. Unsee.
7. Submission
8. Your Heart Is Harder
9. Factories

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Her Royal Harness - Unseen
Her Royal Harness - Blood + Fire


Lost Control
Dog Party
B00E492UWE
Pulling Forward
Silent Auction
B000NQ2F18
Comfort
Maya Jane Coles
B00D7803FO
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2013年09月15日

Astral Cult / Astral Cult(2013)

USドゥーム・メタルバンドによる1stアルバム。

禍々しさすら覚えるスローテンポに、拉げたギターは紛れもなくSludge-Doomの部類だが、ローファイローテクなギターがソロパートになると突如ブルージーで技巧的なフレーズを弾きだしたりする。まるでカテドラルだ…!そう、Astral Cultの本質はStorner-Rockやサイケデリックを指向している。そんな絶滅危惧種なジャンルにおいてFemale-Vocalを擁するとは、これはもうSレアものです。

Samantha嬢のVoはソウルフルで正にRockを体現しているがいかんせんバックの音がラウドなのと這いつくばるような旋律回し、そして楽曲が長尺なため相対的にボーカルパートが少なく、総じて地味な印象だ。ただ私のように初期グランジ、Alice In Chainsなんかを聴いて育った世代としては病み付きになる作風である。バンド名の通りアングラそのもので色々な意味での荒々しさ・粗々しさが魅力な陰鬱音楽。Ava InferiHijos de Mayo好きなドM気質(=耐性があるという意味で)のあなたに。

【Favorite Number】The Immortal / Lobotomy / Beyond the Veil



Astral CultAstral Cult
Astral Cult

曲名リスト
1. The Immortal
2. Lobotomy
3. Ragnarök
4. Supernova
5. Deathwish
6. Beyond The Veil
7. Seventh Vortex
8. Sacrifice

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Astral Cult - Sacrifice
Astral Cult - The Immortal


High Priest of Saturn
High Priest of Saturn
B00BBEK7NE
Royal Thunder
Royal Thunder
B0058UOPI0
Eldritch Dark
Blood Ceremony
B00C70FGNW
posted by kerkerian at 16:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | Metal | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月12日

Chelsea Wolfe / Pain Is Beauty(2013)

米SSWによる4thアルバム。

2010年の1st以来毎年リリースを重ねるChelsea嬢。2nd"Apokalypsis"の白目ジャケが余りにも強烈な彼女ですが、今回は綺麗なポートレイトでお求め易い商品となっております。
アコースティックを主体としたフォーキーな雰囲気、乾いたリズムによるExperimental-Rockの様相は前作を引き継いでいる。Chelsea嬢のVoはリバーブの掛かりが減ったせいか以前ほどホラー…いや悲哀めいた感じはなく自然体。前は白目の怖い印象があったからかも知れませんが。

あとは冒頭"Feral Love"のパルス的な律動が示す通りエレクトロの導入がより本作で進んだ。"The Warden"は従来のオーガニック路線とSynth-Pop(あるいはDarkwave)が融合した新しいタイプで、欲をいえばもっとこういうエレクトロ主体の楽曲が増えればなあと。対極の要素を取り入れつつ、ミニマルながらもGoth-Rockにも通ずるスケールの大きさを表現できるのは鬼才Chelsea嬢をおいて他に居ない気がします。あとは…白目イメージの払拭が課題かw

【Favorite Number】Feral Love / The Warden



Pain Is BeautyPain Is Beauty
Chelsea Wolfe

曲名リスト
1. Feral Love
2. We Hit a Wall
3. House of Metal
4. The Warden
5. Destruction Makes the World Burn Brighter
6. Sick
7. Kings
8. Reins
9. Ancestors, the Ancients
10. They’ll Clap When You’re Gone
11. The Waves Have Come
12. Lone

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Chelsea Wolfe - The Warden
Chelsea Wolfe - Feral Love


Lovetune for Vacuum
Soap & Skin
B003V5CTBE
Man Who Died in His Boat
Grouper
B00ANMACIK
Waves
Tamaryn
B003WZVZFY
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2013年09月09日

Goldfrapp / Tales Of Us(2013)

UKエレクトロデュオによる6thアルバム。

前作"Head First"から3年振りの本作。これまで何度かアルバム毎にマイナーチェンジしてきた彼らだが、さすがに今回は戸惑いを覚えた…これは本当にゴルフラの新作なのか…?昨年リリースの"The Singles"に収録された新曲はオーガニック系のSynth-Popに仕上がっており、その路線で来るかなと予想していただけに尚更だ。

まずジャケからしていつもの美麗なビジュアルワークではなくモノクロでヘイジーな感じ。そして楽曲はアコースティックなDown-Tempo曲が並ぶ…4thの"Seven Tree"に近い作風だが、より音が削がれ全曲アンプラグドライヴができそうな仕上がりである。何より彼らの金看板だったはずのElectroの占める割合が極めて低い。

聴き進めてゆくとある事に気付く…最初の2曲はほぼアコースティックギターとAlison嬢のVoのみで構成されるが、3曲目"Drew"でストリングスが薄っすらと聴こえてくる。4曲目からは徐々にその存在が顕著になると共にピアノ、コーラスが加わり6曲目"Thea"でようやくリズムとエレクトロパートが導入され、8曲目"Stranger"では1stの"Lovely Head"を思わせる口笛が登場。そしてラストの"Clay"では躍動感と緊張感を湛えたオーケストラサウンドと共にCut outして終わる。

1stアルバム"Felt Mountain"は「深い森を彷徨うような…」と評されることが多いが、本作はまさに何も見えない靄の中から何かの輪郭が徐々に頭をもたげ、その全貌が露わになったところで「次回へ続く!」みたいな感じである。音にストーリーを雄弁に語らせる辺りはGoldfrappにしかできない芸当で、冒頭の疑念は氷解する…これは紛れもなくゴルフラの新作であると。気になる引きの後で、次作ではどんな世界が待ち受けるのか。早くも心を躍らせている…!

【Favorite Number】Annabel / Thea / Clay

Tales of UsTales of Us
Goldfrapp

曲名リスト
1. Jo
2. Annabel
3. Drew
4. Ulla
5. Alvar
6. Thea
7. Simone
8. Stranger
9. Laurel
10. Clay

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Goldfrapp - Drew
Goldfrapp - Annabel


Late
Florrie
B008AX25C0
10 Pieces 10 Bruises
Jonna Lee
B000VK7ACU
Stage Whisper
Charlotte Gainsbourg
B0049BWZXQ
タグ:UK Folk Electronica
posted by kerkerian at 00:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月07日

Dinky / Dimension D(2013)

独エレクトロSSWによる5thアルバム。

チリ出身、ベルリンでDJ/ミュージシャンとして活動するDinkyことAlejandra Del Pilar Iglesias Rivera嬢。ミニマル・テクノを軸としながらもラテン的なパーカッション、ピアノ、そして効果的かつ印象的に鳴らされるメランコリックなギターを織り交ぜた、アナログな質感が温もりを与えるIDMです。

これまでのDinky嬢といえばデビュー当時の"Miss Dinky"名義だった頃からPost Minimal-House的な、広い意味でリスニングミュージック寄りだった。本作ではほぼ全編が歌ものとなり、曲調的には約半数がDowntempoでサラッとBGMにもできると同時に意識を研ぎ澄ませて聴くことで色々な音が発見できたりとマルチに楽しめる作品となっている。そしてラスト"Blayo"ではAmbientかと思いきや5分のブランクを経て彼女の代名詞ともいえる王道House曲が。この心憎いばかりの演出、やはりDJ出身の歌い手さんは音のセンスばかりでなくリスナーを楽しませることに長けている…!と感嘆の一枚だ。

【Favorite Number】Measures / Dimension D / Falling Angel



Dimension DDimension D
Dinky

曲名リスト
1.I Saw
2.Measures
3.Xanex
4.Dimension D
5.Falling Angel
6.Witches
7.Blind
8.Almonds
9.Heathrow
10.Dust
11.La Noche
12.Blayo

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Dinky - Dimension D
Dinky - Falling Angel


Comfort
Maya Jane Coles
B00CMY3IWO
Nina Kraviz
Nina Kraviz
B006UMIKOU
Sool
Ellen Allien
B0016CPJC0
posted by kerkerian at 01:01 | Comment(4) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月05日

Ebony Bones! / Behold a Pale Horse(2013)

UKエレクトロSSWによる2ndアルバム。

1st"Bone of My Bones"を紹介した2009年7月…フジロック出演を控えたあの頃が、話題性という意味ではEbony嬢のピークだった。つまり思いのほか流行らなかったなと笑。アフロ・ビートを織り交ぜたElectroclash、ビビッドなファッションは時代の先を行ってる部類の「いなたい感じ」だったからかな…?アイコンになるにはもうちょい時代への迎合が必要だったのかもしれません。

さて4年振りの新作では減色されたジャケの通り、ビビッドなトライバル感を維持しつつもよりスタイリッシュな仕上がりに。Ebony嬢のソウルフルなVoのソロパートは少なめで、コーラスやfeaturingのボーカリスト、或いはサウンドそのものを押し出す場面が多い…その点は私の苦手なR&B風味でちょっと気に入らない。

意外に今後のカギを握るかもしれないのがラストの"Lazarus"のような非エレクトロの、ローファイ爆音ガレージロック。女性版ジョンスぺというか、Bellraysを髣髴として血沸き肉躍る感じ。最近のシーンに無いタイプだけにこっち推しでどうだろう…?まだまだ今後、ワンチャンあると思います。

【Favorite Number】Mystery Babylon Balloon / Neu World Blues / Lazarus



Behold a Pale HorseBehold a Pale Horse
Ebony Bones!

曲名リスト
01.Behold, a Pale Horse (feat. the Mumbai Symphony Orchestra)
02.I See, I Say
03.Mystery Babylon Balloon
04.While the People S.L.E.E.P.
05.What Difference Does it Make (feat. the London Children’s Choir)
06.Neu World Blues
07.Breathe (feat. Mechanical Elephant)
08.I.N.V.I.N.C.I.B.L.E
09.Bread & Circus
10.Morphine for the Masses
11.Lazarus
12.Bread & Circus (SalP - Liquid Liquid Remix)

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Ebony Bones - Neu world blues
Ebony Bones - Bread & Circus(LIQUID LIQUID Remix)


Psycho Tropical Berlin
La Femme
B00BNFY1GA
Komba
Buraka Som Sistema
B005KWJBQC
Calling from the Stars
Miss Kittin
B00B1ISBGU
タグ:UK Electro-Pop
posted by kerkerian at 00:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする