2012年05月23日

Diablo Swing Orchestra / Pandora's Pinata(2012)

瑞典Avant-Garde Metalによる3rdアルバム。

前作"Sing Along Songs for the Damned & Delirious"でこの上ない失望感を与えてくれた彼ら・・・尤も巷の評判は上々で色ものアヴァンの地位を固めた格好なのだが、1st"The Butcher's Ballroom"のゴシカルに衝撃を受けた身としては戸惑いを隠せなかったのだ。勿論男性Voが幅を利かせてきた点もあるが。

作風としてはミュージカライズ路線を継続しているものの、本作では再度Annlouice嬢の存在感が増し好印象。"Voodoo Mon Amour"ではEGO-WRAPPIN'かよ!っていう歌謡ジャズテイスト、一転"Guerrilla Laments"ではサンバ調と相変わらずのやりたい放題感だが、コミカルとシリアスのギャップを意図的に作り出しているのが随所に聴いて取れる。その象徴といえる全編ストリングスの"Aurora"で堪能できるオペラティカは、デカダニズムを忘れていない意思表示とも取れる。

トロンボーニスト、トランペッターがフルタイムメンバーとなり、益々アヴァン・パラダイスオーケストラ化(通称:アバパラ)が進むのだろうが、ドス黒い邪悪な感じを持ち続けて欲しいな…Diabloを名乗ってるんだからさ。まあビジュアル面はDebulo(略

【Favorite Number】 Kevlar Sweethearts / Black Box Messiah / Of Kali Ma Calibre



Pandora's PinataPandora's Pinata
Diablo Swing Orchestra

曲名リスト
1.Voodoo Mon Amour
2.Guerilla Laments
3.Kevlar Sweethearts
4.How To Organize a Lynch Mob
5.Black Box Messiah
6.Exit Strategy of a Wrecking Ball
7.Aurora
8.Mass Rapture
9.Honey Trap Aftermath
10.Of Kali Ma Calibre
11.Justice For Saint Mary

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Diablo Swing Orchestra − Voodoo Mon Amour
Diablo Swing Orchestra - Lucy Fears The Morning Star


Awaking the Centuries
Haggard
B0034KVTI0
Neutralized
Ram-Zet
B002NPXGTC
Mythus
Lunatic Gods
B000E8M3JO
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2012年05月20日

Mari Chrome / Georgy#11811(2012)

独Darkwaveユニットによる1stアルバム。

80's〜90'sに欧州を席巻したElectro-Wave。その中でカルト的支持を得たInvinsible Limitsのボーカリスト、Marion Küchenmeister嬢によるプロジェクト…それがこのMari Chromeである。そんなバイオグラフィに頷ける人がどれだけいるのか…俺はサッパリだ笑。しかしプロデューサーがIndustrialマイスターのJohn Fryer氏。その功績はDarkDriveClinicの項に譲るとして、それだけで太鼓判を押されたも同然である。

冒頭の"Here I am"ではメジャー感のあるElectro-Popで意表を突かれた印象だが、ダークトランシーな上ものと漂うメランコリアは正しく王道Darkwave。如何にもJohn Flyerな"The Seeker"、The Cureの名曲にEBMの味付けを施したA Forestと極めて高次元でポップネスと退廃感を融合した作品だ。Marion嬢の気品ある凛としたVoがまた、楽曲にこの上ないロマンティカを与えている。

そしてDisc-2ではこれらの名作をJesus On ExtasyPsy'Aviahら当代の実力派たちが再構築。さながら暗黒エレクトロのベスト・コンピレーションアルバムの態を成している。今年のDark-Electroアーティストの超充実振りを、そして10's欧州シーンを象徴する素晴らしい盤だ。

【Favorite Number】 Here I Am / The Seeker / Nie Wieder / Running Wild



Georgy 11811Georgy 11811
Mari Chrome

曲名リスト
CD1
1. Here I Am
2. The Seeker
3. Toxic
4. A Forest (Cover Version From The Cure)
5. Without You
6. Nie Wieder
7. Come Closer
8. Welcome Home
9. Blue Monday (Cover Version From New Order)
10. Running Wild
11. Come With Me

CD2
1. Come With Me (Implant Remix)
2. Here I Am (Invisible Limits Remix)
3. Running Wild (NeikkaRPM Remix)
4. Toxic (Remixed By Per-Anders Kurenbach)
5. Here I Am (Psy'aviah Remix)
6. Running Wild (De_Tot_Cor Remix)
7. Toxic (Cynical Existence Remix)
8. Here I Am (Jesus On Extasy Remix)
9. Running Wild (Alternate By Mari Chrome)
10. Toxic (Neckbreaker Remix By DJ Coloma)
11. Here I Am (Alternate By Mari Chrome)
12. Toxic (Blue Sky Alive Remix)
13. Here I Am (Beati Mortui Mix)
14. Come With Me (Remix By Blister 13.0 Aka JT Lethargy)

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Mari Chrome - Toxic
Mari Chrome - A Forest


Chimaera At Heart
Javelynn
B005ZFSD40
Soul Ecstasy
Dual Density
B003ACL6A8
Nightglory
Kirlian Camera
B005QEHYCW
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2012年05月17日

Garbage / Not Your Kind Of People(2012)

Garbage祭り第4弾は5thアルバム"Not Your Kind Of People"。

活動18年目にして5枚目という実績からも寡作振り、あるいはワールドツアーや度重なる解散騒動が伺える訳ですが、本作は4th"Bleed Like Me"からキャリア最大のブランク7年を経てのリリース。しかし今回は3th〜4thの間ほど危機的な状況ではなかったようで、2005年に活動停止を宣言したもののベスト盤"Absolute Garbage"では書き下ろし新曲も収録され、Sherly嬢も精力的なコラボ活動において度々本体での活動に言及するなど、ブランク程の不在は感じさせなかった。

そのせいか作風も4thのロック路線をそのまま引き継いでいる。いや寧ろ勢いを増していると言って良い・・・これが平均年齢53歳(!)の作る音楽かと。如何にもGarbage印の終末的なSynthが炸裂する(ちょっとシャ乱Qっぽいw)タテノリの"Automatic Systematic Habit"、3rd以降のR&Bフレーバーを象徴する"Blood for Poppies"、本作屈指のキラーチューン"I Hate Love"、ボーナストラック(日本盤)ながら随一の疾走感を誇る"The One"など…"Version2.0"程のインパクトは今のところないが佳曲が目白押しだ。中でもDuke氏のOver60とは思えないフューチャー感のあるギターフレーズが随所で存在感を放つ。

円熟と益々盛んなクリエイティビティが結実した快作を引っ提げて今夏、SUMMER SONIC 2012にお目見えする彼ら。2006年を最後にフェス引退していた自分だが、どうやらアップを始めなくてはいけないようだ。

【Favorite Number】 Automatic Systematic Habit / Blood for Poppies / I Hate Love / The One



Not Your Kind Of PeopleNot Your Kind Of People
Garbage

曲名リスト
1.Automatic Systematic Habit
2.Big Bright World
3.Blood For Poppies
4.Control
5.Not Your Kind Of People
6.Felt
7.I Hate Love
8.Sugar
9.Battle In Me
10.Man On A Wire
11.Beloved Freak
12.The One
13.What Girls Are Made Of
14.Bright Tonight
15.Show Me

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Garbage - Blood For Poppies
Garbage - I Hate Love


Torque
69 Chambers
B007LKMBQ8
Colonia
A Camp
B001KOI2SW
Haunted
Poe
B00064LP22
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2012年05月15日

El Cuervo de Poe / Ex-Libris(2012)

墨西哥のGothic-Metalによる2ndフルアルバム。

これまでAnabanthaMaria Escarlataと紹介してきた同国のメタル…まあどっちも同じ歌い手さんなんだけど…今回のEl Cuervo de Poeはそこまでコッテリラテン歌謡メタルではないものの、メンバーにバイオリニストを加えている事から分かるようにFolk-Metalの要素が強いと言えよう。スペイン語とトラッド・メタルは切っても切れない関係だな…!

楽曲的にはアグレッシブなGothic-Metalに、前述のストリングスを最大限にフィーチュアしたMedieval感が印象的。一方でモダンへヴィネスも兼備し"La delgada línea"におけるストリングスとギターの疾走ユニゾンは圧巻、"Lamento Romani"ではバイオリンによる速弾きなどもあり、差し詰めPower-Classic-Metalといった態も垣間見せる。そこに乗っかるBrenda Gaviño嬢の優美なVoは繊細過ぎるきらいもあるが、多層的なコーラスワークでカバーしており無問題。オーソドックスなPower-Metalに飽いたら、また違った濃厚風味が堪能できるラテンメタルがお薦めだ。エキゾティシズムがそこには溢れてる。

【Favorite Number】 La Delgada Linea / La Llorona / Lamento Romani



Ex-LibrisEx-Libris
El Cuervo de Poe

曲目リスト
01.Danza de la Locura
02.La Delgada Línea
03.Eclipses
04.La Llorona
05.Nostalgia de Tí
06.Laberinto del Nahuál
07.Presagio
08.Espejo
09.La Semilla de la Vida
10.Lamento Romaní
11.No Fears
12.El Jardín (Parte I,II,III)

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El cuervo de Poe - La Delgada Línea
El cuervo de Poe - Lamento Romani


This Sonic Landscape
Elfonia
B000E3LI2M
Wanderer
Diabulus in Musica
B006JJBFBY
Leverage
Lyriel
B006OTW612
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2012年05月13日

Garbage / Beautiful Garbage(2001)

Garbage祭り第3弾は3rdアルバム"Beautiful Garbage"。Web上からは消えてしまいましたが、当ブログの前身サイト「グランジ・ブルー」をInternet Archiveで調べたところ、本作についてこう書いていた。
前作"version 2.0"に死ぬほどハマって早3年。待望のバージョンアップ。まるで突っ込みどころが無い最新型の極上キラキラポップです。且つ80'sの匂いを感じさせるのも魅力。音選びのセンスは抜群。ダークさが消えたのは少々寂しいけど。音的にはまるで隙が無いがCrossBeat8月号表紙のシャーリーは隙だらけで大興奮。
ほぼこれで説明は充足している感じです。因みに隙だらけの表紙というのはこれのこと。楽曲的にはよりキャッチーさを推し進めた印象で、おそらく99年のシングル"The World Is Not Enough"(『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』主題歌/本作未収録)がターニングポイントになったんだと思う。ザラついたデジタルの除去、オーケストレーションの導入によってスケールアップを果たしている。R&B的な楽曲も多く正直戸惑ったものだ。あのアンダーグラウンド感(売れてたけど)はどこへ行ったのかと。

ベスト盤"Absolute Garbage"に2曲しか収録されていないことからも、おそらく当人達も過渡期だった自認があるのだろう…結果としてその後の解散危機の萌芽を作った本作だが、ここで花開いた多様性があるからこそ4th"Bleed Like Me"で吹っ切れて現在も続くGarbageがあったのだと思います。

さてGarbage祭りは次回の新作"Not Your Kind Of People"で最終回。4thはさり気なく文中リンクしましたが7年前に書いた稚拙かつ伝わらない感想があるのでそちらをどうぞ。

【Favorite Number】 Androgyny / Silence Is Golden / Parade



BeautifulgarbageBeautifulgarbage
Garbage

曲名リスト
1. Shut Your Mouth
2. Androgyny
3. Can't Cry
4. Til The Day I Die
5. Cup Of Coffee
6. Silence Is Golden
7. Cherry Lips
8. Breaking Up The Girl
9. Drive You Home
10. Parade
11. Nobody Loves You
12. Untouchable
13. So Like A Rose

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Garbage - Androgyny
Garbage - The World Is Not Enough


How Soon Is Now
Snake River Conspiracy
B00005KFUI
Love Angel Music Baby
Gwen Stefani
B00064AEJW
Elephunk
The Black Eyed Peas
B00029LNHS
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2012年05月12日

Garbage / Version 2.0(1998)

Garbage祭り第2弾は2ndアルバム"Version2.0"。

神神と気安く言いたくないが、私的神盤があるとすれば間違いなくオールタイムベストに名を連ねる本作。Garbageとの邂逅は深夜番組"Beat UK"で流れていた"Hammering in My Head"で、ブレイクしつつあったUnderworldやProdigyばりのデジタル・ビートを軸としながら、印象的なギターリフと妖艶な女性Vo。かつポップな歌ものとして成立している様に雷に打たれたような衝撃を受け、翌日八王子のCDショップ「GREEN HOUSE」(今もうない)で即買いしたもんじゃて・・・!

ブッチ・ヴィグがグランジからの脱却を図った本作は1st"G"のダークポップに、エレクトロ要素を更に推し進めた格好。そこでクラブミュージック化するかと思いきやメロディもさらに洗練され「陰鬱な空気感を纏った都会的なElectro-Pop-Rock」というオリジナリティが完成をみた。その原動力はShirley嬢で、クールとヒステリックを絶えず行き来する、これまでの鉄面皮からまさに一皮むけた歌唱を疲労。以降ロック・ディーヴァとしての地歩を固めてゆくことになる。

最初から最後まで、一秒も余すとこなく聴き所。強いて言えば↓のFavorite Numberに挙げた・・・まあ12曲中の8曲なんで結局全部って話ですが。あと日本盤ボートラ"Push It"の、極めて挑戦的なBoom Boom Satellites Remixも一聴の価値ありだ。

【Favorite Number】 Temptation Waits / I Think I'm Paranoid / When I Grow Up / Special / Hammering in My Head / Push It / Dumb / Sleep Together



Version 2.0Version 2.0
Garbage

曲名リスト
1. Temptation Waits
2. I Think I'm Paranoid
3. When I Grow Up
4. Medication
5. Special
6. Hammering In My Head
7. Push It
8. The Trick Is To Keep Breathing
9. Dumb
10. Sleep Together
11. Wicked Ways
12. You Look So Fine
13. Push It(Boom Boom Satellites Remix)
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Garbage - Garbage - Hammering In My Head
Garbage - Temptation Waits


Come Clean
Curve
B000006C05
Make a Scene
Sophie Ellis-Bextor
B004WJBE96
Fantasies (Dig)
Metric
B001SZ29NC
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2012年05月11日

Garbage / G(1995)

いよいよ、3度の飯より好きなGarbageの7年振り5枚目の新作が5/14に出る。そこでこれまでの作品を振り返るGarbage祭りを開催したい。まずは1st"G"から。

多くのリスナーがこれまでの4枚で一番のお気に入りに挙げる本作・・・1995年という時代を見事に捉えたAlternative-Rockであり、かつ5年先を見据えたデジタルサウンドとの融合は17年経ったの今なお色褪せない・・・いや流石に旧さは感じるか。何しろ当時は「エレクトロ」じゃなくて「デジタル」だったからな。

しかし1曲目の"Supervixen"イントロの艶かしくもジャリついたサウンドは一聴して不変のGarbage印と解る。音的には既に完成されていた訳だが、楽曲的にはグランジのフォーマットを踏襲したAlternative-Rockだ。シャーリー嬢のVoも未だ表情に乏しいためか、Angelfishの延長上にある感じも。そんなダークな色合いを湛えた荒削り感とポップネスのギャップがこのアルバムの評価を高めているのかもしれない。

【Favorite Number】 Supervixen / Only Happy When It Rains / Stupid Girl / Milk



GarbageGarbage
G

曲名リスト
1. Supervixen
2. Queer
3. Only Happy When It Rains
4. As Heaven Is Wide
5. Not My Idea
6. A Stroke Of Luck
7. Vow
8. Stupid Girl
9. Dog New Tricks
10. My Lover's Box
11. Fix Me Now
12. Milk

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Garbage - Stupid Girl
Garbage - Only Happy When It Rains


Live Through This
Hole
B000003TAY
Ready to Go: Best of
Republica
B000067CIK
Elastica
Elastica
B000003TBB
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2012年05月10日

Ladyhawke / Anxiety(2012)

新西蘭のエレクトロSSWによる2ndアルバム。

2008年アルバムオブザイヤー候補だった1st…なぜか未レビューだが…あの衝撃から4年、待ちに待ちまくった新作です。この間ニュージーランドのみならず豪や英でもチャートに顔を出し、かのNME AwardsにノミネートされるまでになったPip Brown嬢ことLadyhawke。

Electric Light Orchestraの影響を公言する彼女、1stで聴かせたElectro-Popを今回はRock方面に進化させ、もう一つのルーツである90'sオルタナティヴ風味を感じさせる音楽性に。それでいてメロディはよりキャッチーに、全体としてElectroclashの攻撃性とポップネスを併せ持つ快作に仕上がっている…ガ様を揶揄ってるのかと勘繰りたくなる"Girl Like Me"はじめDragonetteを思わせるNew-Wave Pop"Sunday Drive"などキラートラック目白押しだ。時間を忘れて何週もグルグルと聴き入ってしまう…ジャケがリボルバー風味なのはそういう事か?ぐるぐるぐるぐる。

Ladyなんちゃらといえばこの私…そんな主張を衒いなくサラッとしているかのような本作、俺は全力で支持したい。まあLadytron派でもありますが。あとはPip嬢も変にセルアウトしてしまわないか、それだけがAnxiety。

【Favorite Number】 Sunday Drive / Vaccine / Vanity / Cellophane



AnxietyAnxiety
Ladyhawke

曲名リスト
1. Girl Like Me
2. Sunday Drive
3. Black, White & Blue
4. Vaccine
5. Blue Eyes
6. Vanity
7. The Quick & the Dead
8. Anxiety
9. Cellophane
10. Gone Gone Gone

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Ladyhawke - Sunday Drive
Ladyhawke - My Delirium


Electra Heart
Marina & The Diamonds
B007GNMJYE
Master of My Make Believe
Santigold
B007F1Q7HC
Instinct
Niki & The Dove
B006UTJ75E
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2012年05月07日

Emily Wells / Mama(2012)

USのSSWによる7thアルバム。

昨年のDan The Automatorとのコラボレーション"Pillow Fight"も記憶に新しい彼女。99年のデビュー以来不変のフォークトロニカサウンドとともに、Nellie Mckayを髣髴するコケティッシュなチャーミングボイスを聴かせてくれます。またバイオリンはじめピアノ、グロッケン、ギターとマルチ・インストゥルメンタリストとしても知られる彼女。ミニマルなDown-Tempo楽曲を軸としながらも彼女の操る音のマジックが無限の空間的広がりを感じさせる。↓の動画(特に右のほう)で見せる、忙しなく色々操りつつのリアルタイムオーバーダブは必見だ…!

美しい旋律とストリングスが桃源郷へと誘うTrip-Hopナンバー"Passenger"、60'sサイケデリアの匂いを感じさせる如何にもEmily Wells節な"Mama's Gonna Give Your Love"ブルージーなギタープレイにこんな引き出しもあったのか!と驚嘆させられる"Instrumental"と、派手さは無いが心に刻まれること請け合いの愛に溢れた10曲。GWが終わり「祭りのあと感」に映える、当代屈指のミニマリストが放つノスタルジック作だ。

【Favorite Number】 Passenger / Mama's Gonna Give Your Love / Johnny Cash's Mama's House



MamaMama
Emily Wells

曲名リスト
1.Piece Of It
2.Dirty Sneakers And Underwear
3.Passenger
4.Mamas Gonna Give You Love
5.Johnny Cashs Mamas House
6.Let Your Guard Down
7.Fire Song
8.No Good
9.Instrumental
10.Darlin

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Emily Wells - Passenger
Emily Wells - Barrel of a Gun


Opticks
Silje Nes
B003TE9BG8
She was a boy
Yael Naïm
B004IRQBMM
Big Star
Haley Bonar
B00193PV06
posted by kerkerian at 00:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | Alternative | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月06日

Dark Princess / World I've Lost(2012)

ロシアGohic-Metalによる4thアルバム。

同国を代表するメタルアクトである彼ら、3rd"The Brutal Game"以来実に5年振りとなる新作である。その間VoのOlga Romanowa嬢が脱退…何しろ、バンド初期は"Dark Princess Olga"と名乗っていた程の絶対的カリスマ嬢である。中低音域で攻撃的な歌唱を得意としたOlga嬢に対し、新加入のNatalia Terekhova嬢はクリアボイスによる包容力に溢れたエンジェリックな歌唱が持ち味だ。が、2009年に"We Can Not Fly So High"とともにリリースがアナウンスされてから3年…模索を重ねたであろう本作で、ベターな回答を聴かせてくれた。

スタイルの違うボーカリスト加入によって音楽性もガラッと変えたのがXandria、対して全く変えなかったのがCoronatusであるが、Dark Princessの場合はどちらでもなく「それまでの音楽性をベースにしつつ、ボーカリスト特性に合わせたマイナーチェンジ」…Nightwishと同じアプローチである。元々メロディアスさ、ポップネスに定評のあった彼ら、アクの強いOlga嬢から正統派美女のNatalia嬢になったことでより解り易さ、メジャー感が増したと言える。Folk-Metal色も窺えるバラッド曲が多くを占めるが、やはり疾走系の方が映える歌声だ。ロシア音楽特有の頽廃感を求める向きには物足りぬやも知れないが、安定感のあるGothic-Metalとして、末永く寄り添ってくれる作品たる可能性は十分だ。

【Favorite Number】 We Can Not Fly So High / Everlasting Pain / Point Of No Return



World I've LostWorld I've Lost
Dark Princess

曲名リスト
1.Fight With Myself
2.We Can Not Fly So High
3.Fields Of Use
4.The Key
5.Everlasting Pain
6.Paradise Land
7.Point Of No Return
8.The Temple Of Darkness
9.The Last Page
10.The Way Of Passion

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Dark Princess - We Can Not Fly So High
Dark Princess - Everlasting Pain


Decoder
Ebony Ark
B0009UV7XK
Marionettes
Where Angels Fall
B001I1XNDQ
Pearls in Dirt
Asrai
B000WGNA86

posted by kerkerian at 19:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | Metal | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする