2011年11月30日

Company Of Thieves / Running From A Gamble(2011)

米Indie-Rockバンドによる2ndアルバム。

アルバムオブザイヤー2009に輝いた"Ordinary Riches"から2年。クールでスタイリッシュなAlternative-Rockは一層研磨され、デビュー作とは思えない枯れ具合を披露した前作から、幾分骨太な音になり引き出しが増えた感のある本作。というのも一貫して低体温だったGenevieve嬢の歌唱に喜怒哀楽が加わり、その印象がそのまま楽曲バリエーションに繋がっている。あとは"Modern Waste"と"Death Of Communication"に見られる、1stに無いメジャー感を携えた疾走曲の印象が強いのも要因か。

一方で60'sサイケデリックを思わせる"Tallulah"やジャニス・ジョプリンの如き絶唱にフィードバック・ノイズをぶちまけた"Gorgeous/Grotesque"など新機軸も見せる。とはいえ大半を占めるのは湿り気のあるブルージーなナンバー。欲を言えば前作の"In Passing"みたいなアダルトコンテンポラリーなピアノ・ロックがあると最高だったが、本作の評価を貶めるものでは全然ない。The Duke Spiritと並んで2011年のFemale-Altenative代表作です。

【Favorite Number】 Modern Waste / Look Both Ways / Death Of Communication / Tallulah



Running from a GambleRunning from a Gamble
Company of Thieves

曲名リスト
1. Intro
2. Queen Of Hearts
3. Modern Waste
4. Look Both Ways
5. Never Come Back
6. Nothing's In The Flowers
7. Death Of Communication
8. King Of Dreams
9. Gorgeous/Grotesque
10. Syrup
11. Tallulah
12. Won't Go Quietly
13. After Thought

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Company of Thieves - Death of Communication
Company Of Thieves - In Passing


Summer House
Gold Motel
B00454TZ8U
Like Vines
The Hush Sound
B000FFJ8BW
In Light
Givers
B004WOXMFK
posted by kerkerian at 22:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | Alternative | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月29日

Trillium / Alloy(2011)

USの実力派SSW、Amanda Somervilleによるプロジェクトの1stアルバム。

After Forever、Avantasia、Epicaと様々なメタル勢とのコラボレーションで知られる彼女、Amanda名義では2009年の"Windows"以来2年振りとなる本作。その前作は意外にも穏やかな爽快オーガニック・ロックだった訳ですが昨年のマイケル・キスクとのミュージカル・ユニットKiske-Somervilleで再びシンフォメタル路線に火が付いたようです。Kamelotらを手掛けるプロデューサー、さらに元After Foreverのメンバーらをゲストに迎え、装いも新たにTrilliumとしてバンド形態のプロジェクトを開始。Triviumと混同し易いので注意が必要だな…!

そんな豪華キャストとは裏腹に、非常に手堅い印象の本作。ダーク・ファンタジアの極みともいえる"Coward"を筆頭に終始アトモスフェリックなミッド・テンポ(ボートラの"Love Is An Illusion"は除く)でGothic感満載。Amanda嬢の圧倒的ボーカリゼーションがあらゆる要素を統べる、ソロアルバムに相応しい出来。それでいてバンドのダイナミズムも息づいているから素晴らしい。是非ともパーマネントにtrillium名義で活動していって欲しいものです。

【Favorite Number】 Coward / Purge / Into the Dissonance



AlloyAlloy
Trillium

曲名リスト
1. Machine Gun
2. Coward
3. Purge
4. Utter Descension
5. Bow To the Ego
6. Mistaken
7. Scream It
8. Justifiable Casualty
9. Path of Least Resistance
10. Into The Dissonance
11. Slow It Down
12. Love Is An Illusion (bonus track)

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Trillium - Coward
Amanda Somerville - Mayday


As the Truth Appears
Divine Ascension
B005G66X6S
Music Of Light
Arven
B0059DOJLE
The Old Man and The Spirit
Beyond The Bridge
B0065HDLN0
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2011年11月28日

Javelynn / Chimaera At Heart(2011)

やすみん!やすみん!( ゚∀゚)o彡°

スウェーデンのFuture-Popバンドによるデビュー作。
同国のElectroユニット、Ashbury HeightsのVoとして知られるYasmine Uhlin(a.k.a.Yaz)が2008年にEP"Morning Star In A Black Car"を発表後脱退し、ギタリストのJohan氏、Key&ProgのElle氏と共に結成したのがこのJavelynnだ。

その音楽性はAshbury Heightsと似通っているものの、あちらではAnders Hagström氏が絶対的な主導権を握っておりYaz嬢の出番は限られていた…9割方男性Voだったので当ブログでも雑記を見送った経験がある…無論このJavelynnはクールな「やすみん」の歌唱が120%堪能できます。プロフに書いてある"We combine dance beats with heavy guitars and cold vocals with pop melodies."が全てを物語っている。本作はリズムが4つ打ち一本調子なきらいがあるものの様々なエレクトロ要素やギターによって彩りを与えられた全10曲。ハイライトはラスト2曲、ロックテイストな"Beat You"とダークトランスナンバー"Crisis"か。

ギターの活躍が彼らの差別化ポイントですが、前に出過ぎないことで程好く骨太なSynth-Popの態を保っている。ここはまさに"Second brain"たるElle氏の功績だろう。この鉄壁チームワーク、三本の矢ならぬ三本の槍で時代を射抜くロンギヌスとなるか、大いに期待したい。

【Favorite Number】 Die Young / Beat You / Crisis



Chimaera At HeartChimaera At Heart
Javelynn

曲目リスト
1. Wannabe
2. Die Young
3. Morphine
4. Infinity
5. La Fin Absolue Du Monde
6. Oh Dear
7. This Song Is Not About You
8. Skip A Heartbeat
9. Beat You
10. Crisis

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Javelynn - Wannabe
Javelynn - Beat You


Bodily Harm
Cinemascape
B005VW3HMK
Soul Ecstasy
Dual Density
B003ACL6A8
Hot Rain
Hot Rain
B00653FQN2
posted by kerkerian at 00:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月27日

Aiboforcen / Dédale(2011)

ベルギーのDarkwaaveユニットによる5thアルバム。

前作"Kafarnaum"から7年、待望の復活作がここに登場です。Trip-Hopを軸にダークエレクトロ、時にノイズ飛び交うインダストリアルな風合いを聞かせるIDMといったところか。Collideと並んで、アダルティな暗黒美学が堪能できる一枚です。Disc-1ではFemale VoxのLaurence.H嬢ほか、AyriaEgo Likenessら錚々たるゲストVoを配し煌びやかで知的で退廃的なAiboforcenワールドを展開。コンポーズとプロダクションを一手に担うBenoit氏の才気溢れる楽曲の数々に陶酔することしきり。

Disc-2は新曲+本作のRemix集で実質6thアルバムと言っても良い程の濃い内容だ…!こちらでも当ブログお馴染みのElectro勢が大活躍で、Psy'AviahはSynth-Popな"crysis"をダークロニカに仕上げ(あっちでもこういう曲やって欲しい…)、Beati Mortuiは逆にTrip-Hopナンバー"Shadows"を彼ららしい踊れるダークトランスに換装。aiboforcenの深淵な世界に加え、ダークウェーブ界の様々な個性が鬩ぎ合うマッシュアップも楽しめる、お得なLimited Editionを強力におススメしたい。

【Favorite Number】 Shadows / Light / Crysis



DedaleDedale
Aiboforcen

曲名リスト
1.Dédale
2.Everything Gets Sacrificed feat. Ayria
3.Shadows
4.Time & Space
5.Light
6.Poem of Life feat. Leather Strip
7.Sordide Sentimental
8.Lhassa
9.The World Below feat. Ego Likeness
10.New Year’s Day feat. Ayria
11.Crysis
12.Mass
13.Rhythm of Light feat. Diffuzion
14.Parasthesia feat. Amgod
15.Méandres

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aiboforcen - Shadows
Aiboforcen - Crysis (Kant Kino Mix)


Re:Illumination
Azoic
B001JQ47S0
Reinitialized
Epsilon Minus
B0001W8QB2
Epilogue
Cruciform Injection
B0002251U0
posted by kerkerian at 00:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月26日

谷山浩子 / 夢みる力(2011)

日本を代表するニューミュージック界SSWによる37thアルバム。

大半が他アーティストへの提供曲のセルフカバーだが、豊崎愛生、持田香織、斉藤由貴…とゆるふわ系のキャラクター性を持ったシンガーの楽曲なので、世界観はオリジナルと何ら変わりのない作品である。あとはコクリコ坂の挿入歌もありますね。観てないけど。アコースティック・ポップところによりフォークトロニカ、といったいつもの谷山ワールドを存分に堪能できる素敵なナーサリーテール集だ。

さて皆さんは、谷山浩子さんといえば何をイメージするだろうか?
みんなのうたでお馴染みの『恋するニワトリ』、或いは観てないけどゲド戦記の『テルーの唄』が一般的なところではないだろうか。しかし実はもう一つの顔、カオスでプログレッシブでダーク・ファンタジアな側面があることは余り知られていない…前作『フィンランドはどこですか?』収録の『まもるくん』や『終電座』、さらに遡れば『ドッペル玄関』『穀物の雨が降る』『人形の家』など…アニメやラノベ界では主流となった、日常から何の伏線もなく非日常が訪れる所謂「セカイ系」にJ-POP界で先鞭を付けたのは実は谷山浩子さんではないかと個人的には考えている…!(文学界では宮沢賢治あたりか)

本作では『KARA-KURI-DOLL』にその片鱗が窺えるも、カオス路線が無いのが物足りない。流石に提供曲では自重気味だったのか…次作では久しぶりにそっち系を期待したい。

#宮崎アニメ、嫌いじゃないです…最近観てないけど…

【Favorite Number】 KARA-KURI-DOLL / 何かが空を飛んでくる / おうちでかくれんぼ

夢みる力夢みる力
谷山浩子

曲名リスト
1. さよならDINO
2. KARA-KURI-DOLL〜Wendy Dew のありふれた失恋〜
3. のらねこ
4. NANUK
5. 何かが空を飛んでくる
6. SHADOWLESS
7. おうちでかくれんぼ
8. 初恋の頃
9. わたし帽子
10. 夢みる力
11. きみのともだち

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谷山浩子 - 人形の家
谷山浩子 - 王国


銀河手帖
遊佐未森
B001U9IYY4
「ひと」
ZABADAK
B004LLEQ7M
Uh Baby Baby
種ともこ
B005JFYVQA
posted by kerkerian at 16:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | Pop | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月24日

EarlyRise / What If(2011)

イスラエルAlternative-Metalバンドによる1stアルバム。

隠れ良質Rockサプライヤーの同国。昨年紹介したFeelAbouTが記憶に新しいが、このEarlyriseはよりメタルに寄りな音楽性で、ポストFlyleaf、或いはParamoreといったところか…コンサバティブなへヴィネスを鳴らします。バリエーションも疾走曲からGothic的重量感のミッド曲、Orly嬢によるピアノオンリーの弾き語りバラードと豊富。

正直まだこのバンドの個性を見つける事は難しいが、楽曲個々の訴求力は高くテクニカルな演奏陣がグルーヴと安定感を保障する…個人的には歌メロ裏でも右手がフレット方面に行ってしまう、ヘヴィメタル魂を隠し切れないギタリストが微笑ましい…そして正統派シンガー(萌え度高)であるOrly嬢の存在と、光る要素は多い。レーベルはUnsignedとのことだが、プロモーション次第で大化けするポテンシャルは十分とみた。

【Favorite Number】 Become Mad / Leave Me Alone / Face Me / Falling To The Ground



What IfWhat If
EarlyRise

曲名リスト
1. Become Mad
2. Leave Me Alone
3. What If
4. Memories
5. Old Friend
6. Face Me
7. China
8. Shell
9. Wasteland
10. Goodbye
11. Over
12. Junkie
13. Falling To The Ground

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EarlyRise - Become Mad
EarlyRise - Memories


Asleep
Akentra
B004JXM2M8
Magnets & Miracles
In My Coma
B005OKEZAC
Vision Tour
Submission Red
B005D1IFYO
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2011年11月23日

Nemesea / The Quiet Resistance(2011)

オランダのSymphonic-MetalバンドNemeseaの3rdアルバム。

ライブ盤"Pure live @ P3"から2年、オリジナル盤だと"In Control"以来4年振りの本作。思い入れのあるバンドなので首を長くしていたぜ…!という訳で飛翔入手して早速一回り聴き終ったところだ…クオリティは相変わらず高い、前作からの上積みも随所に感じられる。しかし期待とは別の成長曲線を描いたようだ。正直失望を禁じ得ない…!

Nemeseaの魅力はElectro要素の強いIndustrial気味なシンフォメタル。特にトランシーな味付けが施されたアグレッシブな楽曲には高揚感がありつつ叙情的という、独特の味わいがあったのだ。ところがその部分を担っていたKey/Progメンバーが2nd後に脱退したことでサウンドスケープは一変してしまった。只のシンフォ・メタルに。Manda嬢の明澄なVoは一層の説得力を増し、今様のGothicテイストなミッドテンポ曲には大変良く映える。しかしそういうのは他所でいくらでも聴けるのだ。

ラスト2曲のみかつてのトランシーなElectric-Metalが聴けるが、"2012"はアウトロ的なインストナンバー。"Allein"に至ってはボーナストラックで、しかも半分以上を男Voが占める…そういえば7曲目"Say"も男Voがほぼ全編登場するが、全く余計な新機軸である。
最早これまでのスタイルの残滓。過去への決別宣言ともとれるこの2曲の扱い。そして私もまた、Nemeseaに別れを告げる時が来たのだろう…自分も参加したファンドで"In Control"が世に出たのは今でも誇りに思うよ…さようなら、愛してたNemesea。

【Favorite Number】Afterlife / I Live



Quiet ResistanceQuiet Resistance
Nemesea

曲名リスト
1. The Quiet Resistance
2. Caught In The Middle
3. Afterlife
4. Whenever
05. If You Could
6. High Enough
7. Say
8. It's Over
9. I Live
10. Stay With Me
11. Rush
12. Release Me
13. 2012
14. Allein

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Nemesea - In Control
Nemesea - No More


Dystopia
Lahannya
B005JYYG52
The Angel's Tale
Markize
B004HFJ3UW
Secret Passion
Imperia
B004EEGDRW
posted by kerkerian at 03:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | Metal | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月21日

アーバンギャルド / メンタルヘルズ(2011)

日トラウマ・テクノポップバンドによる4thアルバム。

『少女は二度死ぬ』『少女都市計画』『少女の証明』の3部作を経て勇躍、メジャー1stとなる本作。とはいってもバンドサウンドにElectro-Pop感を塗した作風には聊かのブレも無く、相変わらず極上のB級感を堪能できる作品である…キャラクター、テーマ性とももはや唯一無二の存在といえるのではないだろうか…!

ひとつ変化を挙げるとすればバンドの頭脳、松永天馬氏による世界観。劣等感と妄想に塗れた青春期の「イタさ」をエキセントリックな比喩で表現する、という基本線は抑えつつもインディー期に比べるとよりリアルで、クスッとしてしまうようなコケティッシュさよりも、随所に出てくる「心の地獄」「〜できない」などの言葉からもニヒリズムが目立つ。

これまで一人称は女の子視点で「痛い程ガーリー」を標榜してきた彼ら。このアルバムでも「スカート」はじめ少女性のメタファがキーワードとして散りばめられているものの、テーマの本質はもっと普遍的(腐変的)で、心の闇(病み)を極めてキューティーなタッチで描き出す、もしかしたらアーバンギャルドはJ-POP界を代表するダダイストなのやも知れぬな…!ある意味デビュー曲『修正主義者』でアジられた「自己批判しろ」の原点に立ち返ったといえる本作。しかしそれは所謂「総括」を強要するものではなく、自嘲によってポジティブなカタルシスを得ようという精神性が彼ららしくて好感が持てます。

【Favorite Number】 スカート革命 / 子どもの恋愛 / 雨音はシャロンの調べ / ときめきに死す



メンタルヘルズ(初回限定盤)(DVD付)メンタルヘルズ
アーバンギャルド

曲名リスト
1. 堕天使ポップ
2. スカート革命
3. 子どもの恋愛
4. 墜落論
5. バースデーソング
6. ヴァガボンド・ヴァージン
7. 雨音はシャロンの調べ
8. ゴーストライター
9. 粉の女
10. ときめきに死す (Hell’s mix)
11. ももいろクロニクル

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アーバンギャルド - スカート革命
アーバンギャルド - 水玉病


21世紀さんsingsハルメンズ
サエキけんぞう&Boogie the マッハモータース
B00405OIPE
マリアンヌの恍惚
キノコホテル
B004KUIK7Q
ババアの祈り
ぐしゃ人間
B004OUK2W8
posted by kerkerian at 00:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月20日

Jesus On Extasy / The Clock(2011)

独Industrial/Synth-Rockバンドによる4thアルバム。

元々はDorian Deveraux氏とChai Deveraux氏の従兄弟同士で組んだユニットで、彼らがProgやKey、Voなど中心的役割を担っていた。3rdアルバムリリース後にメインVoだったDorian氏が脱退、後釜にSynth-PopバンドX-Perienceの看板娘として知られるManja Wagner嬢を迎えたことで晴れて当ブログの対象アーティストとなりました。本当におめでとうございます!

男Vo→女Voの交代劇、そして音楽性からBLOOD STAIN CHILDとの共通項が多い彼ら。当然3rdまでの音は知ったこっちゃ無いのですが、トランシーでスペイシーな上モノと縦に揺さぶるビート感、そしてエモーショナルな旋律と安定感抜群のインダストリアル・シンス・ポップロックだ。

あとはバックの音に完全に呑まれているManja嬢のVoが今後どうなるか…キャラ作りを模索しながらRecってる感が出ていて、ボンヤリ掴みきれない印象に終始。迷い悩んでいる感じ、とても好きなんだけど早めに確立した方が良さそうなことは確かだな。この過渡期、女性Voは今作のみのテンポラリである可能性も否定できない。今後も彼らの動向をキャッチアップしてゆくべきなのか…それもまた現状ではボンヤリしたままだ。

【Favorite Number】 Freak Me Out / The Clock / Vendetta



ClockClock
Jesus on Extasy

曲名リスト
1.Freak Me Out
2.Lost In Time
3.Forever Now
4.Snow Of Syberia (Feat. Ski)
5.The Clock
6.Vendetta
7.Heartless
8.Nothing To Cry For
9.Pulse
10.Living A Lie
11.Ordinary World
12.Nothing To Cry For (Hotel Room Recording Session)
13.Heartless (Ambient Mix)
14.The Mirror (Exclusive Bonus Track)

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Jesus On Extasy - Lost In Time
Jesus On Extasy - Heartless


Mein Babylon
Stendal Blast & Blutengel
B0002AOPFE
Sphinx of Imagination
Hypnotica
B000CA8KBE
Tender Buttons
Broadcast
B000A3OX1O
posted by kerkerian at 09:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月18日

Huski / Strangelove(2011)

UKのSSW、Melanie Garside嬢によるエレクトロプロジェクトの2ndアルバム。

誰?って思われる向きもあるかもしれませんがエレクトロニカユニットMaple Bee、或いは一時期Mediæval BæbesやQueenadreenaにも参加していたと聞けばお解り頂けるかもしれない。KatieJane Garsideの妹さんです。

このHuskiは過去のどのユニットにも無いカラーで、バンドサウンドを軸に据えた"Electro Shock-Pop"を標榜。The Birthday Masscreタイプと言えるが、TBAがGoth+Synth-PopとするとHuskiはNew Wave+Electro-Popってところか。終始キラッキラした雰囲気を纏いながらもShowbiz的下世話さが皆無なのが素敵。

楽曲バリエーションが豊富なのも魅力で、Garbageを髣髴するデジタル・ロック的な"First Light"や"Runaway"、アトモスフェリックなのに華やかなバラード"Close To The Edge"、Spectra Parisを思わせるDepecheの申し子的な"Front Row Seat"等々。ようは私的ドストライク。普段なら敬遠しがちなElectroclashナンバーにすら崇高なものを感じてしまう程の訴求力…そしてラストの表題曲"Strangelove"が唯一のエレクトロ100%曲で、こういうシーンに日和った引き出しも持ってるのよ的な感じがニクい(死)。それがまたクオリティタカス(死)なもんだから白旗上げるしかない。

Melanie嬢のライティング/ボーカリゼーション力のと共同作業者であるPike氏のプログラミング/プロデュース力ががっちり噛み合った本作。アルバムオブザイヤー有力候補です。

【Favorite Number】 Wartime Widow / First Light / Close To The Edge / Front Row Seat / Runaway / Blind Steps



DeterminationStrangelove
Huski

曲名リスト
1. Wartime Widow
2. First Light
3. Makeup
4. Crying On The Telephone
5. Close To The Edge
6. Three More Days
7. Girl.Kill.Smile
8. Senseless
9. Front Row Seat
10. Runaway
11. Blind Steps
12. Strangelove

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posted by kerkerian at 22:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする