2011年09月30日

Akribi / Black Morning Sun(2011)

スウェーデンのProg-Metalによる1stアルバム。

当ブログで紹介するプログレは概ね、モダンへヴィネス系とトラッド系に大別されるのですが、このAkribiは両者のエッセンスを上手く融合している印象。ザックリ言うと曲調はヘヴィ、音使いや旋律はトラッドといった構成。そして兎に角メンバー全員がスキルフル。面白いのがKeyの使い方で、例えば2曲目"Where the Water Meets the Sky"の間奏導入部。ハモンドがリフ的なモチーフを奏で、ギターがその裏でシンフォニックなフレーズを奏でる通常の逆パターン。そして両者によるソロバトルへ雪崩込む…音楽スタイルと役割が巧みにクロスオーバーされた象徴的な場面だ。

一方、Jessica嬢の芯の強い唄い上げるような歌唱から膨よかなゴシック•ディーバを想像してしまいましたが存外にスレンダー美女で高ポイント。忘れてましたが当ブログでは音楽性よりも萌え度が評価されるのです(`・ω・´)キリッ

悠久の大河の如き旋律は如何にも北欧Fork-Metalを彷彿し、ドラマティック性を存分に演出。ファンタジーRPGのサントラっぽい感じだ。それでいて弦楽器(オーケストラ系の)とかコテコテな装飾が無いのがまた良い。絶妙なバランス感覚に立脚した最新型プログメタルの佳作です。

【Favorite Number】 Where the Water Meets the Sky / Surface



Black Morning SunBlack Morning Sun
Akribi

曲名リスト
1. Puppies of War
2. Where the Water Meets the Sky
3. Surface
4. Angel Kiss
5. Blue Clay
6. Carry the Rain
7. Wither and Die
8. The Plains of Nevermore
9. The Sum of It All
10. Black Morning Sun

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Akribi - Puppies of War


Elinoire
Flaming Row
B005GPFCRU
Vitruvius
Vitruvius
B004GXMPK0
Away
Ingray
B005GPFCRU
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2011年09月29日

Ivy / All Hours(2011)

米Indie-Popトリオによる6thアルバム。

最高傑作!の呼び声高い…俺だけかもしれないが…"In The Clear"からもう6年も経ちましたか。ミニマルで大人な雰囲気で、Dream-Popテイストが濃かった前作。今回はジャケットからも想像できるように冒頭の"Distant Lights"からディスコティック調で、The Raptureを思わせる人力ニューウェーブ。これまでTrip-HopあるいはThe Smithsの影響下にあるネオアコ色が強かった彼らにしてみると、00'sリバイバル的な作風は結構思い切ったように思えるがこれが存外に嵌っている。雰囲気的には3rd"Long Distance"に通じるメジャー感。このはっちゃけ路線に心躍ります。

とはいえそこはIvy。当然踊らせることよりも聴かせることに主眼が置かれ、いつも通りDominique嬢のメランコリックなウィスパリングは清廉でありながら官能的。Ivyは17年のキャリアを誇るにも関わらず毎作、新人バンドのような瑞々しさを感じるのもこの歌声だからこそ。おはようからおやすみまで、まさにAll Hours必携、生活のサウンドトラックといえる極上ポップスです。

【Favorite Number】 Distant Lights / Fascinated / She Really Got To You



All HoursAll Hours
Ivy

曲名リスト
1. Distant Lights
2. Fascinated
3. How's Never
4. Suspicious
5. World Without You
6. You Make it so Hard
7. I Still Want You
8. Everybody Knows
9. Lost in the Sun
10. She Really Got to You
11. The Conversation

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Ivy - Thinking About You(PV)
Ivy - Thinking About You(LIVE)


This Is Where We Live
Paco
B000228DZU
It's Yours to Keep
Loquat
B0007YXPW4
Postmarks
Postmarks
B000LP5FTU
posted by kerkerian at 11:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | Alternative | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月27日

Coma Divine / Dead End Circle(2011)

墺太利のGothicバンドによる1stアルバム。

Female-Vocalによるゴシックものは、まあ似たり寄ったりでジャケから音が想像出来てしまう作品が殆どなのですが、今回のように少し尖ったものがあると取り上げたくなります。(あとは…極度に地味なGothicも拾いたくなります笑)

このComa Divine。シンフォニックやミッドテンポ中心の曲展開はGothicそのものに相違ないが、ドンシャリ…までは行かないにしてもジャリついたギターの音作りはMetalの重々しさとは違う。そしてSonija嬢の、落ち着いたトーンから甘ロリ電波ボイスまで操るボーカリゼーション。これら、どこかQueen Adreenaを髣髴するサウンドスケープからPUNKの匂いを感じさせるのが彼らの特徴…まあルックス面は到底ケイティ嬢には及ばないが…
プロフィール通りのGothic-Metalを期待すると肩透かしを食らいますが、ダークでメロディアスなAlternative-Rockをお探しの向きには打ってつけな本作です。あとは L'Ame Immortelleのような赤髪フェチ、Sarah Jezebel Devaのような巨躯フェチにもおススメしとく。

【Favorite Number】 Rotten World / The Odd One Out / From Time To Time



Dead End CircleDead End Circle
Coma Divine

曲名リスト
1. Burn, Sister
2. Rotten World
3. The Odd One Out
4. I Remember
5. From Time To Time
6. Praise The Fallen
7. Reason To Live
8. Secret Lover
9. Fast Lane
1. About A Girl
11. Dead End

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Coma Divine - From Time to Time


Clock of Eternity
Sad Alice Said
B005G52M6E
The Battle of God
HB
B005IV2WY8
End of an Era
Weeping Silence
B001G7ICWO
posted by kerkerian at 15:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | Gothic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月26日

Austra / Feel It Break(2011)

UKエレクトロ・バンドによるデビュー作。

プロデューサーがBjork、Unkleらを手掛けたダミアン・テイラー、更に今をトキメくFranz Ferdinand、Arctic Monkeys、The Killsらで知られる名門レーベルDomino Recordsということもあって鳴り物入りでデビューを果たした感のあるAustra。サウンドは当に上記に列挙したアーティスト達の良いところ取りで、ダークさとNew Waveを湛えた上質なエレクトロを標榜する。

しかし話題先行型のハイプ感は全く無く、ミニマルでアトモスフェリック重視の好感が持てる楽曲が揃う。歌ものエレクトロとしては最高品質と言って良い。"Lose It"などはほぼワンフレーズのシンプルな構成にも関わらず印象的なメロディが映え、静かに高揚感を煽る極上のSynth-Popだ。ボーカリストであり自らもプロデュースを手掛けるケイティ嬢の手腕に依るところが大きいのだろう。随所にクラシックやシューゲイズなど彼女自身のルーツが透けて見え、キャリアと素養の高さを見せつける真の大型新人と言える超注目ユニットです。

【Favorite Number】 Lose It / The Future / The Noise



Feel It BreakFeel It Break
Austra

曲名リスト
1. Darken Her Horse
2. Lose It
3. The Future
4. Beat and the Pulse
5. Spellwork
6. The Choke
7. Hate Crime
8. The Villain
9. Shoot the Water
10. The Noise
11. The Beast

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Austra - Lose It
Austra - Beat And the Pulse


Believe Me/Crying
Katie Stelmanis
B002ASVRCU
Native Speaker
Braids
B004FZAYDO
Apokalypsis
Chelsea Wolfe
B004O0EXBE
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2011年09月21日

Alieson / Over Dose(2011)

遅ればせながらのC80特集その@。
老舗ダーク・ロックサークルによる13thアルバム。

「**過剰摂取」のタイトル、病的なジャケから推察できる通り、最早完全に同人ロック(メタル)シーンと一線を隔絶した印象の彼ら。その歴史を遡ると、元々人の内面抉るような詞世界には定評があったもののファンタジィ性、疾走感のあるシンフォニックメタル調サウンドは当に同人音楽の王道だった。それが"BORDER LINE〜閉鎖病棟監禁秘記"あたりからまずGothic的世界観を見せ始め、前作"Need A reason?"では退廃描写に加え音楽性が本格派Alternative-Rockに劇的に変貌。今作ではそれを更に一歩推し進め、モダンへヴィネスとも言える重厚感に満ち満ちている…同人音楽界の「密室系」を襲名して良いんじゃないだろうか。

パラノイア、ファナティック、ハルシネーション…様々な病理を乗せて重々しいアレンジ、時に電波的コケティッシュサウンドを鳴らす本作。「どれみふぁそらしど♪」と狂気を突き抜けてしまったかのようなラストは圧巻である。笑

一見、シーンの支持母体であるAKIBA系、OTAKU系に背を向けているようにも思えるが、あくまで一人称は「少女」の物語で久遠ゆん嬢の可憐なボーカル、メロディックな旋律はDoujinメソッドを踏み外してはいない。その上で強烈な個性を放つオリジナル楽曲(東方系が幅を利かせる中それだけで価値がある)を生み出し続ける彼らから、引き続き目が離せない…!

【Favorite Number】 スカリフィケーション / 終わらぬ憂鬱 / WIND-BLAST / Over Dose

Over DoseOver Dose
Alieson

曲名リスト
1.スカリフィケーション
2.終わらぬ憂鬱
3.WIND-BLAST
4.If you ・・・
5.Over Dose
6.冷たい夜に
7.せかいでいちばんしあわせなくに

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posted by kerkerian at 01:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | Gothic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月18日

Weeping Silence / Theatre of Life(2011)

マルタのGothic-Metalバンドによる2ndアルバム。

マイクロステート…と言ってしまって良いのか解りませんが、少なくとも音楽市場的にはマイノリティな国から、スローテンポ中心のDoom/Anmbient系メタルを標榜する彼ら。例によってオルタナティヴ弦奏的には取り上げずにはいられない滋味メタルと言えよう…!

Rashel嬢のオペラティックなVo、クワイアを大々的に配しつつも、バックの音は重厚感に頼らず展開力でドラマ性を演出しているのが好感持てます。とりわけ少ない音数のバラード"Within White Walls"や"Season's Journey"、インストナンバー"Monuments"でその実力の一端が垣間見えよう…7人構成とは思えないシンプルさだ…!Vo専任の男性が居るが、デスボやグロウルは一切使わず完全にクワイア要因なのも素敵。暇そうだけど。あと2人のギターをフル活用しないのも素敵。やれコストダウンだオプティマイゼーションだ世知辛い世の中、雇用機会の創出に一役買うっていう社会貢献の在り方を考えさせられるバンドだ。俺も広報担当とかで雇ってくれ(切実)。

【Favorite Number】 Dark Waters / Within White Walls / Theatre of Life



Theatre of LifeTheatre of Life
Weeping Silence

曲名リスト
1. Of Light And Shadow
2. Dark Waters
3. Within White Walls
4. Theatre Of Life
5. Season’s Journey
6. Promises Broken
7. Monuments
8. Innocent Cries

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Deconstruct : Reconstruct
Black Elegy
B000025TQD
She and Her Darkness
Maledia
B00004TXXQ
All Alone
To Cast a Shadow
B000SSESYS
posted by kerkerian at 02:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | Gothic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月17日

iwrestledabearonce / Ruining It for Everybody(2011)

USカオティック・ハードコアの2ndアルバム。

変態系では2011年の大本命!と目していた彼らですが、残念ながら肩透かしもいいところでした。彼らの生命線といえばカオスとキャッチーの何の前触れもなく入れ替わるギャップにある。グロウルも含め全てが女性Voという斬新さもあり1stの"It's All Happening"は抱腹絶倒、特に"tastes like kevin bacon"の衝撃ったらなかったな。

翻って今作。より強度と完成度を増した楽曲の数々は、順当にバンドとしてのVerアップを感じさせる一方で大事な部分が置き去りにされてしまった。馬鹿々々しさである。ハードコア部分は工夫しようにも限度があるが、メロウなパートで「Gothっぽい綺麗さ」を意識し過ぎており意外性の欠片もない。この部分で面白さを出せないと、凡百のスクリーモ・メタルと同じじゃないか…!逆に終始美麗ボイスが堪能できる"This Head Music Makes My Eyes Rain"が変態に聴こえてしまうパラドックス…しかし彼らにそんなの求めてないのだ…!

追記:嬢メタルさんが既にほぼ同じ感想を述べてたw

【Favorite Number】 This Head Music Makes My Eyes Rain / Karate Nipples



Ruining It for EverybodyRuining It for Everybody
Iwrestledabearonce

曲名リスト
1. Next Visible Delicious
2. You Know That Ain't Them Dogs' Real Voice
3. Deodorant Can't Fix Ugly
4. This Head Music Makes My Eyes Rain
5. It Is "Bro" Isn't It?
6. Gold Jacket, Green Jacket
7. Break It Down Camacho
8. Stay to the Right
9. I'm Gonna Shoot
10. Karate Nipples
11. Button It Up

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iwrestledabearonce - You know that ain't them dogs' real voices
iwrestledabearonce - tastes like kevin bacon


キラリ
DAZZLE VISION
B004S7UTTS
Lunetia
Lunetia
B0040PNUFI
Eternal Youth
Rolo Tomassi
B004TS04DM
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2011年09月16日

Roniit / Roniit(2011)

USのSSWによるデビュー作。

2011年最強のエレクトロ盤、といって良いだろう。Darkwaveをベースとしながらも、眩い煌めきを放つ黒曜石の如き楽曲の数々。Ethereal、エレクトロニカの叙情性を纏いつつ、時折Breakes、EBMなどのフィジカル性も見せる。早くも10'sエレクトロシーンを総括してしまうかのような訴求力に満ちている。そんな様々なジャンルを取り込みつつもRoniit嬢のボーカルは常にか細く清冽で、目くるめくサウンドとは異なる時間軸でフロウしているかのよう。

幼少の頃からピアノを学んだ典型的な音楽エリートのRoniit嬢。メタル系ミュージシャンを従えてのライブパフォーマンスからインスパイアされたか、Rock系アプローチも少なからず垣間見える本作。美しい上昇/下降音形フェチには堪らない(Final FantasyのプレリュードやMuseの"Bliss"みたいなやつ)Synth-Popナンバー"Now Or Never"、ギターが炸裂する"Cover My Eyes"、そして"Infernal Anxiety"の超絶ハイパー・トランスver"Most Extreme Infernal Anxiety"など聴きどころは枚挙に暇ない。なんとこれが"Name your own price"で配信中。

【Favorite Number】 Infernal Anxiety / Now Or Never / Tomorrow / Cover My Eyes / Carry Me Away



RoniitRoniit
Roniit

曲名リスト
1. Infernal Anxiety
2. Stronger
3. Now Or Never
4. Home
5. You Were Trained
6. Interlude
7. Tomorrow
8. Missing You
9. Cover My Eyes
10. Enslaved
11. Carry Me Away

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Roniit - Now Or Never
Roniit - Infernal Anxiety


I'm Not Your Computer
Cartonnage
B000025TQD
Le Voyage Mondial
Avenue D'Electronique
B00004TXXQ
The Last Embrace
Dhyamara
B0033QEU7M
posted by kerkerian at 23:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月15日

The Freza / Vices And Sins(2011)

フィンランドのAlternative-Rockバンドによる3rdアルバム。

バンド名、今時珍しいくらいB級パンクなジャケから、戦闘力53万の超絶ハードコヤーを想像しますが、寧ろ落ち着いた信頼と安心のAlternative-Rockでした。オフィシャル等ではPunk-RockとかPop-Punkとありますが大人のパワーポップってところでしょうか。8ビートの疾走感をベースにRosa嬢がメロディアスな旋律をクールに歌い上げ、構成もシンプルながら要所で練られている感じ。派手さは無いけど、厨好みの要素を削いだ円熟味のあるPower-Popに仕上がっています。ドイツのDie Happyに雰囲気似てるかな。

と、ここでBiographyを確認したところ、2006年の1stデモ制作時はメンバーが13〜14歳…ということは未だ全員ティーンエージャーという事だ…それでこの風格…The Freza、恐ろしい子ッ!

メンバー個別のBiographyも特徴的で、ボーイッシュなブロンド美女のVoのRisa嬢はベースも兼任し、ドラムの精悍なモヒカン美女Viivi嬢、Keyの垢抜けない可憐さのAnnika嬢、そしてTMの木根さんを思わせる80'sグラサンの男子なギタリストSanni氏…!PVではこれぞROCKバンド、といったフォトジェニックな佇まいを見せています。取り急ぎ"Hard To Get"が名曲。この才能溢れるアンファン・テリブルを是非とも押さえておきたい。

【Favorite Number】 Vices and Sins / London / Hard to Get / Sell My Soul



Vices & SinsVices & Sins
Freza

曲名リスト
1. Vices And Sins
2. London
3. Yeah My Friend
4. Hard To Get
5. Don’t Break Me
6. Freakshow
7. Sell My Soul
8. Lucy
9. Veins
10. Breakable
11. Free Fall (European Edit)

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The Freza - Hard To Get
The Freza - Vices And Sins


Red Box
Die Happy
B000025TQD
Somewhere High
Stalingrad Cowgirls
B0011X9SI0
HEARTS IN TUNE
THE TATTLE TALES
B000PC1PFC
posted by kerkerian at 02:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | Alternative | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月14日

UNDER FOREST / 月影ニ鳴ク虚像ノ恋詩(2011)

日本のElectro-Gothユニットによるデビューアルバム。

「遂にあのBeingがサブカルに進出!」と極一部で話題沸騰の彼女達。なにしろビーイングといえば90'sにミリオンヒット連発、ウェットで抒情的な(要するにベタな)作風のアーティストを大量生産していたことで知られるレーベルです。しかしその中でPower-Metal/Doom-Metalを標榜していた異端児FEEL SO BADの倉田冬樹氏がギタリスト/アレンジャーとして起用されている辺りに、このユニットの立ち位置が見えてくる。

妖精帝國のサウンドプロダクション、数多のAnime/Doujin系プロジェクトの世界観、Perfumeのアイドル性やKalafinaのビジュアルライズ…様々なロールモデルが浮かんできますが、要するに和製Gothicアイドルを徹底研究した結果がこのUNDER FORESTなんである。

様式美溢れる楽曲、倉田氏の超絶技巧が炸裂するギターワークと無駄にハイクオリティな作品群が最大のお愉しみポイント。それでいてたどたどしいVoや中二病全開の歌詞などDoujin系のB級感もあって何かと突っ込みどころ満載の本作。総てに於いてコピー、オマージュ、モチーフ、つーかパク…ゲフンゲフン…を感じさせますがこのフェイクな箱庭感には、オリジナリティを上回る魅力に溢れています。当面の競合はHANGRY & ANGRY辺りか。外人ウケ狙いかな。

【Favorite Number】 TSUKIKAGE「月影ニ鳴ク虚像ノ恋詩」 / 素敵なTRAGEDY / ★メ狂メ狂☆ぱぺっとわぁるどー★ / moonless night(月無夜)

月影ニ鳴ク虚像ノ恋詩月影ニ鳴ク虚像ノ恋詩
UNDER FOREST

曲名リスト
1. T_T ー冷たい天使ー
2. TSUKIKAGE「月影ニ鳴ク虚像ノ恋詩」
3. die Sunde 〜不条理な神サマの下僕〜
4. Little Red
5. 素敵なTRAGEDY
6. ラプンツェル✝ハンター
7. Under the silver MOON
8. ★メ狂メ狂☆ぱぺっとわぁるどー★
9. BREED・・・野獣ノ純血種
10. moonless night(月無夜)
11. クライライライクライモリ

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UNDER FOREST - moonless night(月無夜)
UNDER FOREST - 月影ニ鳴ク虚像ノ恋詩


レコンキスタ
HANGRY & ANGRY
B005AV91RW
After Eden
Kalafina
B005E35JN6
ALIVE
飛蘭
B005CVYYA4
posted by kerkerian at 01:29 | Comment(2) | TrackBack(0) | Gothic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする