2010年10月27日

放課後ティータイム / 放課後ティータイムU(2010)

琴線に!ふれたよ!!

日本が誇るガールズロックバンドHTTの2ndアルバム。
ここでまさかの、陰陽座『金剛九尾』以来となる全曲感想。

1.いちごパフェが止まらない
『カレーのちライス』の流れを汲む、食べ物系アッパーチューン。デニーズとコラボメニューのテーマソング候補だなこれは。

2.ぴゅあぴゅあはーと
先行シングル曲その1。パッと聴きPRINCESS PRINCESSの何かに似てるなーと思い全アルバムをさらった結果『SEVEN YEARS AFTER』と『STAY THERE』っぽいことが判明。サビの解放感がなんとなく。おっさんにしか解らん話だけどな!

3.Honey sweet tea time
初のムギによるメインVo曲。考えてみれば彼女はHTT全曲のコンポーザー(の設定)ということを考えると凄い音楽素養の持ち主だ。キャラソン『Dear My Keys 〜鍵盤の魔法〜 』にも通ずる清涼感溢れるSynth-Rock。

4.五月雨20ラブ
グルーヴ感あるベースリフが引っ張る、俺的には本アルバムの新曲で最もお気に入り。これまでのHTT楽曲では異色ともいえるサビでのマイナー感を織り交ぜた物憂げなメロディが秀逸。しっとり感のある澪のVoも◎。歌唱力の高さが如何なく発揮された佳曲である。

5.ごはんはおかず
アホなテーマだが言葉選びやメロへの乗せ方に凄まじく非凡なセンスを感じる、唯キャラクター性が十二分に出ている不思議曲。あとHTTはAndrew W.K.の影響を色濃く受けているに違いない!そしてリアルの作曲者bice嬢の遺作でもある。これまで彼女が発表した楽曲からは考えられない異色作で、引き出しの多さを見せつけた作品だけに惜しい才能を亡くしたと思う。R.I.P...

6.ときめきシュガー
スイーツ系のアッパーチューン。歴代のEDテーマといい、前澤寛之氏の作る疾走曲と日笠陽子嬢のVoは無敵の相性を誇る。詞をみると、どうやら秋山澪ファンクラブイベントでおもむろに朗読して会員を( ゚д゚)ポカーンとさせたアレがベースとなっているようだ。この子の歌詞、一見乙女電波でも実は深い、フィロソフィアに満ちた内容だから侮れない。

7.冬の日
珍しく、というか初の6/8曲。雰囲気的には豊崎愛生嬢のソロ曲に通じるふんわり系。HTT得意の開放的なメロディはそのままに、Bメロのクリシェや所々のちょっとしたフェイクに彼女達の成長ぶりを感じる。実際こんなアレンジ能力に長けた女子高生バンドがあったら驚異的だ。

8.U&I
萌え萌え姉妹愛を描いた、HTT屈指の名曲。ギターソロでのギー太、むったんによるツインのハモりがぐっと来ます。歌詞ブックレットの唯&憂の落書きにほっこり。

9.天使にふれたよ!
全世界50億人を「あずにゃん。・゚・(ノД`)・゚・。」と号泣させた、#24『卒業式!』のラストで披露された曲。オンエア見た印象では「天使=梓」だった訳だが、フルコーラス分の詞を読むとそれは部室であり部活であり想い出であり…「宝物」全てを指してることが解る。兎に角、歌詞からギターからユニゾンから、涙なしでは聴けんわこりゃ。

10.Interlude
『ふわふわ時間』のアウトロ。きっと『天使にふれたよ!』の後で5人で演奏したやつで、終わるのが名残惜しくて延々弾いてるんだな…なんて妄想でまた涙で前が見えなくなる的な。

11.放課後ティータイム
ボートラ的扱いのHTTテーマソング?まさかの『そのままの君でいて』的メロディ。否が応にもあの事件を想起するが、パクリにせよオマージュにせよ可愛い二次元キャラが演れば総ては許されるのだ!そんな日本アニメの矜持を、かのコピー大国に示した楽曲なのではないだろうか…!考えすぎかッ…!!

因みにDisc-2は#23『放課後!』でカセットテープに吹き込んだHTTベスト的選曲。曲間でのやりとりも収録され、ニヤニヤが止まらない内容だ。実際の演奏・歌とも録り下ろしと思われ純粋に5人だけのmixになっている。テンポや歌パートなどこれまでとは一味違ったverが楽しめる心憎い盤です。

全体としては、アニソンという枠を取っ払っても良質な王道Pop-Rockといえる内容。このクオリティ…アニメファンのものだけにしておくには惜しい(またこの締めか)。

TVアニメ「けいおん! ! 」劇中歌集 放課後ティータイム 2(通常盤)放課後ティータイムU(通常盤)
放課後ティータイム

曲名リスト
1. いちごパフェが止まらない
2. ぴゅあぴゅあはーと
3. Honey sweet tea time
4. ごはんはおかず
5. 五月雨20ラブ
6. U&I
7. ときめきシュガー
8. 冬の日
9. 天使にふれたよ!
10. 放課後ティータイム

1. ふわふわ時間 (#23『放課後!』Mix)
2. カレーのちライス (#23『放課後!』Mix)
3. わたしの恋はホッチキス (#23『放課後!』Mix)
4. ふでペン ~ボールペン~ (#23『放課後!』Mix)
5. ぴゅあぴゅあはーと (#23『放課後!』Mix)
6. いちごパフェが止まらない (#23『放課後!』Mix)
7. Honey sweet tea time (#23『放課後!』Mix)
8. ときめきシュガー (#23『放課後!』Mix)
9. 冬の日 (#23『放課後!』Mix)
10. 五月雨20ラブ (#23『放課後!』Mix)
11. ごはんはおかず (#23『放課後!』Mix)
12. U&I (#23『放課後!』Mix)

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放課後ティータイム - U&I放課後ティータイム - 天使にふれたよ!


かなえられない恋のために
bice
B0019W310E
PRESENTS
PRINCESS PRINCESS
B00005G6OW
そのままの君でいて
岡本真夜
B000BB6FYS
タグ:Japanese Anime
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2010年10月25日

Crush Tears / Crush Tears I(2010)

YUこと声優、小林ゆう率いるRockユニットの1stアルバム。

ボイス・アクトレスとしての力量は勿論のこと、そのエキセントリックな言動で「画伯」「腰の低い天使」「腰の低い悪魔」「残念な美人」等々の異名をとるYU嬢。詳細は各自検索として、そんな彼女の魅力に惹き寄せられるかのように多士済々の楽曲提供陣。『閃光の瞬き』の川島だりあ&倉田冬樹(そういえば音楽性、ユニット形態と初期FEEL SO BADに似ているな)をはじめ、田村直美(ex.PEARL)などなど。

「右の人」こと相棒RYOのテクニカルなギターでハードロック路線に衣替えしたものの基本線は小林ゆう名義のソロから不変で、キャラクター性を十二分に活かした奔放な世界観。通常のボーカリストではありえないような、曲の途中で声色(憑依キャラ)が替わったり語りだしたり。しかし歌唱力は折り紙つき。少年声を数多く手掛けるだけに、男前ボイスがロックにとても映える。

正統派曲と変態曲が混在する特異な本作において、やはり聴きどころは後者か。大槻ケンヂ&NARASAKIの特撮コンビ作の『再起動ダンディズム』は、オーケンとのコラボの端緒となった『豚のご飯』(絶望大殺界)を髣髴するデジタル・ハードコア曲。そして『愛の臨界』では声優・杉田智和と延々5分半に渡るアドリブ掛け合いと、凄まじいテンションでお送りする、常軌を逸した作品である。このクオリティ。アニメファン、声優ファンだけのものにしておくには勿体ない!

Crush Tears ICrush Tears I
Crush Tears

曲名リスト
1. Astro Rider
2. Communication Breakdown
3. Angel
4. 再起動ダンディズム
5. 私は風
6. 祈りよりツヨイチカイ
7. アトミックセバスチャン
8. 閃光の瞬き
9. 愛の臨界
10. 28時(Album version)
11. White Wing
12. 愛を貫け

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YOU&YU
小林ゆう
B0013FCOQ4
かくれんぼか鬼ごっこよ
大槻ケンヂと絶望少女達
B001GM7C0W
AFFECT on your brain
FEEL SO BAD
B00005F5IN
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2010年10月24日

黒崎真音 / H.O.T.D.(2010)

アニソンシンガー、黒崎真音のデビューアルバム。

11月に1stシングル"Magic∞world"を控えてのアルバム先行、しかもそのシングルは未収録と異色の売り方で打って出た彼女。しかしこのアルバム自体が全曲『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』のEDテーマという、言わばコンセプトアルバムなのである!
そのせいか1曲目からシアトリカルでガッツリとしたAlternative-Rockを展開。このタイトさとヘヴィネス、歌唱にはまだ伸びしろのほうが大きいものの天野月子やシギに通ずる激情Female-Rockアーティストの匂いがプンプン。

ダークなミッドテンポ曲が続き、中盤でエレポップを挟みつつ(ここだけ王道アニソンを感じさせる)以降再びアグレッシブな楽曲で序盤のテンションを維持。圧巻は11曲目の"Hollow Men"。メランコリックなピアノに導かれる不穏なメロディ。やがて爆音ファズとともに撒き散らすカタルシス。ようはMuseの"New Born"そのままなのである。もはやコピーと言っていい。しかしミューズをやろうというマニアックな心意気、失笑を恐れない勇気を買いたい。

企画盤を質の高いアーティストアルバム仕様で売り出すアプローチという意味でも興味深い逸品だ。アニメファンのものだけにしておくには勿体ない。

H.O.T.D.H.O.T.D.
黒崎真音

曲名リスト
1. 君と太陽が死んだ日
2. color me dark
3. Return to Destiny
4. cold bullet blues
5. Memories of days gone by
6. Under The Honey Shine
7. fuss fuzz
8. The place of hope
9. 宝石のスパイ
10. THE last pain
11. Hollow Men
12. The Eternal Song

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Meg Lion
天野月子
B00006RTGJ
共鳴
シギ
B001G3REF4
戦場の華
亜矢
B000063E8S

posted by kerkerian at 10:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | Alternative | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月23日

飛蘭 / Polaris(2010)

ランティス発、ブランニュー歌姫の1stアルバム。

既に『喰霊-零-』のイメージソング"Distance Point"を皮切りに、『CANNAN』のOP"mind as Judgment"、『聖痕のクェイサー』のOP"Errand"などアニゲ界の新生アーティストとして知られる存在の彼女。本作はそっち系1stアルバムのご多分に漏れず16曲中14曲がタイアップもしくは既発曲。上松範康率いるElements Gardenの全面バックアップという信頼のクオリティで、プラス歌詞は畑亜貴、作曲では今をときめくTom-H@ckも参加と、がっちりプロデュースの色合いが強くアルバムトータルの世界観的な纏まりは薄いが、音的にはエッジィなギターを軸に機械要素を程好く混ぜた王道アニメロックで統一が図られている。(因みに自分はこの手のサウンドをAnindustrial―アニ・インダストリアルと呼んでいる)

そんな、ともすれば歌い手が埋もれてしまいそうな環境の中、圧倒的な存在感を放つ飛蘭(フェイラン)嬢の歌。とにかく声が男前。ランティスの女性歌手では初の本格派ロックを標榜するアーティストではないだろうか。同梱DVDに1stライブの模様がまるっと収められており、改めてその実力を確認できる。アニメ、ゲームファンのものだけにしておくには勿体無い。幅広く聴かれるべきJ-ROCKと言って良いだろう。

Polaris(初回限定盤)(DVD付)Polaris(初回限定盤)(DVD付)
飛蘭

曲名リスト
1. Polaris
2. mind as Judgment
3. SERIOUS-AGE
4. AROUSING SOUL
5. Distance point
6. 泡沫の小鳥達
7. scat blue
8. ありがとう 〜to dear you〜
9. Dark Side of the Light
10. Day of the fate
11. 飛翔の刻
12. fortitude
13. I sing by my soul
14. Errand
15. spring ~君とのメロディ~
16. 希望の扉 〜All I can do is singing for you〜

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飛蘭 - mind as judgment
飛蘭 - Errand


MIRAGE
MELL
B003UXUENM
Ready Go!
May’n
B003NZB3MI
yozuca10周年ベストアルバム Vol.1 アップテンポ盤
yozuca*
B00206MGJK
タグ:Japanese Anime
posted by kerkerian at 21:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | Alternative | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月20日

Carmilla Morte / Morte Di Vampiria(2010)

コロンビア(!)のGothic-Progressiveバンドの2ndアルバム。
これは・・・今年の変態オブザイヤー最右翼かもしれないッ!

1曲目の壮大なソリチュードから、2曲目"Styria"のクラシカルなピアノに導かれるインプロヴィゼーションの嵐。ジャズ的フレーズを織り交ぜながら難解なリズムで暴れまわるドラム&ベース、ひとり別世界の泣きのギター。あっという間の3曲目"Lamento"は男女混声クワイアで幕を開け、ここで漸くSynphonic-Metal様式の歌ものがお目見えする。メゾソプラノのJuliett嬢とデスボイスが絡むメロディはFolk-Metalに通ずるトラッド感を湛えるが、何しろバックの演奏が変態。ブラスト変拍子ブラスト。リリカルなピアノとバイオリンが両者のハブ的立ち位置で、全体として不思議と纏まってる感があるのが特徴的です。

極めつけは4曲目の"Carmilla"。中だるみする位置に敢えて21分の長尺曲(因みに他楽曲は大体6〜7分とプログレ的にはコンパクト)。しかし長尺でありながら最も彼らの魅力を凝縮している楽曲ともいえる。なんならこのアルバムのTrailer的位置付けでもおかしくない。

アルバムの半分くらいはインストなので歌ものとしての評価は難しいところですが、スペイン語特有のエキゾチック風味、楽器隊とのギャップなど聴きどころが満載な隠れルーキーといえる本作です。



Morte Di VampiriaMorte Di Vampiria
Carmilla Morte

Album Tracks
1. Solitudine1
2. Styria
3. Lamento
4. Carmilla
5. Millarca
6. Morte
7. Seppellimento

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Carmilla Morte - Styria
Carmilla morte - Metalmedallo


S.M.Q.
Ivana D'arc
B003ABZGJ6
King of the Universe
Yotangor
B002MAXBG6
Cosmocinesy
Qantice
B001V76ELK
posted by kerkerian at 00:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | Progressive | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月19日

Skunk Anansie / Wonderlustre(2010)

UKオルタナバンドの、昨年のベスト盤に続く4thアルバム。
再結成後のオリジナル作としては初で、3rdの"Post Orgasmic Chill"からは実に11年振りのリリースとなります。もうそれだけで感無量。死なないで良かった。

自分がFemale Vocalものに傾倒する切っ掛けとなったGarbage、Bjorkと並ぶ三大神に数えられる彼ら。しかし、それだけに若干、失望の念を禁じ得ない内容。昨年"Smashes And Trashes"の項で書いた通り、確かに3rdの延長上+Skinソロの「聴かせる」路線であることに間違いはないのだが、どうにも綺麗に纏まり過ぎてる。音楽シーンの変遷や齢を重ねた「味」重視になったのは解る。今更Skinの速射砲のようなラップが聴けるとも思わない…がしかし、ここまで泥臭さ、覇気のないSAってどうよ??先に紹介したFeelAbouTのほうが余程「らしい」音を鳴らしている。

辛うじて"It Doesn't Matter"や"You're Too Expensive For Me"などの疾走曲で往年のアグレッションの片鱗が見て取れるが、やはり弱い。薄い。突き詰めると、"I Can Dream"とか"Twisted(Everyday Hurts)"のようにギターとベースが印象的なリフで引っ張るスタイルがSAの生命線だったはず。それが無いのだ。SkinのメロディックなVoによるカタルシスは健在なだけに、とても勿体ない感じだ。そして、それならSAではなくソロ作で十二分に堪能できる訳で。

ベスト盤の"Because Of You"で感じたとてつもない期待感は少々当てが外れた格好となった。今後どういう路線でいくのか一抹の不安を覚えつつもまずは少しでも本作が売れて、あの99年のフジロック以来となる来日を切望したい。もっと耳目を集めて然るべきバンドだから。



WonderlustreWonderlustre
Skunk Anansie

曲名リスト
1. God Loves Only You
2. My Ugly Boy
3. Over The Love
4. Talk Too Much
5. The Sweetest Thing
6. It Doesn't Matter
7. You're Too Expensive For Me
8. My Love Will Fall
9. You Saved Me
10. Feeling The Itch
11. You Can't Always Do What You Like
12. I Will Stay But You Should Leave
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Skunk Anansie - God Loves Only You
Skunk Anansie - Over The Love


Redbox
Die Happy
B003VY8Q2G
Out of Our Minds
Melissa Auf Der Maur
B0036OWPK0
Naked
Exilia
B003O2A3VM
posted by kerkerian at 00:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | Alternative | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月17日

The Hundred In The Hands / The Hundred In The Hands(2010)

久々にオサレ系の紹介。USエレクトロデュオの1stアルバム。

「ブルックリン」というキーワード、さらにRunawayのJacques RenaultやAnnieのプロデューサーで知られるRichard Xなどを迎えた作品とあって耳の早いクラブ系リスナー、ロキノン厨あたりには既に話題が高まりつつあるこのユニット。Disco-Houseサウンドが基調にも関わらずWarpからのリリースということで、既に今春のEP"Dressed in Dresden"から世界的にも注目を集めている模様。

ギターリフやうねるベース、ハイハットワークが心地良いリズム、La Rouxっぽい"Commotion"や"Dressed in Dresden"などで見せる性急なテンポはエレクトロ・クラッシュを髣髴するが、常にクールビューティの佇まいを崩さないEleanore嬢(萌え度-高)のVoによりどんなアプローチの楽曲も全てスタイリッシュな印象になる。クラバーからエレクトロニカ好き、インディーポップ愛好家まで幅広く取り込みそうな彼ら。10年代の新たなスタンダードになるやもしれません。



The Hundred In The Hands [ボーナス・トラック2曲収録・国内盤] (BRC267)The Hundred In The Hands
The Hundred In The Hands

曲名リスト
1. YOUNG AREN!T YOUNG
2. LOVESICK (ONCE AGAIN)
3. KILLING IT
4. PIGEONS
5. COMMOTION
6. THIS DAY IS MADE
7. DEAD ENDING
8. GOLD BLOOD
9. DRESSED IN DRESDEN
10. LAST CITY
11. THE BEACH
12. IN TO IT (ACAPELLA VERSION) [Bonus Tracks for Japan ]
13. UNDRESSED IN DRESDEN [Bonus Tracks for Japan ]

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The Hundred In The Hands - Tom Tom
The Hundred In The Hands - Undressed In Dresden


Ring
Glasser
B003XD7EEG
Young
Summer Camp
B003P6BB5O
Womb of Dreams
Fan Death
B003M3UKBQ
タグ:US Synth-Pop house
posted by kerkerian at 02:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月16日

Tarja / What Lies Beneath(2010)

Tarja Turunenの3年ぶりとなる、待望のソロ3rdアルバム。
思えば1stアルバムではクリスマスソングのクラシックアルバムをリリースし、もうGothicの世界に戻って来ないのでは?とも危惧されたのですが、その後の"My Winter Storm"、そして今作と期待を裏切らないロックとシ
ンフォニア。改めて世界のトップに君臨する歌姫ぶりを見せつけてます。

未だにNightwishの残滓に縋りたい向きもあるようですが、あれとは全く別物で比較の対象とするには無理がある。ここには我の強いキーボーディストもシャシャって歌いだすウザいベーシストも居ない。Tarjaの作品は形態こそバンドサウンドだが、基本的にはボーカルアルバム。シンフォニック・メタルバンドの作品と比べてもしょうがないのである。そりゃあ自分的にも"Oceanborn"と"Wishmaster"は神盤、これらを上回る曲を心のどこかで期待してしまう事もあるけど。。

さて本作。もはや「嬢」と呼ぶのが畏れ多い程の、威厳と矜持に溢れたボーカリゼーションが全編。先行シングルの"Until My Last Breath"や"I Feel Immortal"は前作の"Die Alive"、"I Walk Alone"よりも荘厳さに劣り、寧ろ個人的にはへヴィな"In For A Kill"、刹那メロディの"Little Lies"が気に入った。何より素晴らしいのは、神々しさを湛えながらどの曲もポップ(広義の)で解り易いということだ。キラー性は無いかもしれないが隙のない、長く愛聴できそうなアルバムです。

いや、、、隙あった。
ボーナストラック最後の"Still Of The Night"(Whitesnakeのカバー)。
Tarjaとクラシック・ロックの噛み合わせがこんなに悪いとはww次は是非アルカトラス辺りやってほしいな。Jet To Jetか広島モナムール希望。



What Lies BeneathWhat Lies Beneath
Tarja

曲名リスト
[Disc 1]
1. Anteroom Of Death (feat. Van Canto)
2. Until My Last Breath
3. I Feel Immortal
4. In For A Kill
5. Underneath
6. Little Lies
7. Rivers Of Lust
8. Dark Star (feat. Phil Labonte)
9. Falling Awake (feat. Joe Satriani)
10. The Archive Of Lost Dreams
11. Crimson Deep
[Disc 2]
1. We Are
2. Naiad
3. Still Of The NightAmazonで詳しく見る


Tarja - Die Alive
Tarja - I Walk Alone


Kiske-Somerville
Kiske-Somerville
B00409HCVW
Skintight
Liv Kristine
B003TE9BJU
Rubicon (Dig)
Tristania
B003TE9BJA
posted by kerkerian at 01:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | Gothic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月10日

Still Phantoms / Let Now The Dead Come Alive(2010)

USのAlternative-Rockバンドの2ndアルバム。

スローテンポで淡々と流れるドゥーミーでドリーミーな楽曲が全12編。靄がかかったようなアンビエントな音像から立ち上がってくるTiffany嬢の美しいメロディ。シンフォニーと空間系ギターのアンサンブルが効果的に包み込むアトモスフェリックなサウンドは、まさに当ブログ的には取り上げずにいられない滋味Gothic-Rockサウンドである。この地味地味感、Worm Ouroboros辺りが好きなら是非おススメしたい。

あとは"Slowly Misled"などにみられるTrip-Hop的な浮遊感や、"The Lusk Letter"などのドラマティックなバラードなど、一本調子な中にもそれなりにバラエティが潜んでいる。秋の夜長の睡眠導入剤としても機能する素敵なエクスペリメンタル・アンビエント・ドゥーム・ゴシックロックを堪能あれ。



Let Now The Dead Come AliveLet Now The Dead Come Alive
Still Phantoms

Album Tracks
1. Calling of the Dead
2. Slowly Misled
3. Gather Around
4. The Man That Wasn’t There
5. The Fine Line of Desperation
6. He Walks Amongst Us
7. Ravens Dive
8. The Lusk Letter
9. Esculent
10. Chasing Shadows
11. Apperception
12. Awaken

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Still Phantoms - Awaken & Apperception
Still Phantoms - Gather Around


Worm Ouroboros
Worm Ouroboros
B002QQAOUW
What Lies Beneath
Damsel Fly
B000FSMLFE
Arcane Rain Fell
Draconian
B0006Z1ZO4
posted by kerkerian at 23:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | Gothic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月09日

Angelzoom / Nothing Is Infinite(2010)

ドイツのエレ姫、Claudia Uhleによるプロジェクトの6年振り2ndアルバム。

これまでの音源は未聴なんですがこのクラウディア嬢はX-perienceというSynth-Popバンドで90年代半ばから活動をしている15年選手。その歌声にはそこらのパッと出の娘っ子には真似できない威厳と優美と深みを感じさせます。まさに名の如く、エンジェリックなEthereal Waveである。そういえばEtherealと癒されるって響きも似ているな。

楽曲的にフックやドラマ性の類はない。
Enyaがリズムとメランコリーを携えた感じといえば解り良いだろうか。
どこまでも美しいメロディと多層ボーカリゼーションによってもたらされる陶酔感ッ・・・!
4つ打ちの律動がよりいっそう現実世界から遊離するかの如き錯覚に陥るッ・・・!
それは一種の催眠効果!
まさに桃源郷っ・・・!
このうえなき僥倖っ・・・!!
圧倒的な至福っ・・・!!!

因みにEnyaは自分にとっては睡眠効果にしかならないッ・・・!
ざわ・・・ざわ・・・

そんな心の喧噪も掻き消す、紛うかたなき逸品を試さなくてはダメダメっ!
以上、途中から敢えて真逆テイストの福本伸行ふうに書いてみました。



Nothing Is InfiniteNothing Is Infinite
Angelzoom

Album Tracks
1. Battle Angel Chpt V
2. The Things You Said
3. These Arms Of Mine
4. Runaway
5. Battle Angel Chpt I
6. My Innermost
7. Hypnotised
8. Fragile
9. Everyone Cares
10. Doomsday
11. Handsome World
12. Battle Angel Chpt II
13. Clones
14. Afterlife

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Angelzoom - Back In The Moment
Angelzoom - Fairyland


Take Me Home
X-Perience
B000024UPG
Mera Sangeet Kho Gaya
Persephone
B00069VXJ2
Veils & Shadows
Machine in the Garden
B00000I0V8
posted by kerkerian at 00:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする