2010年05月31日

Unwoman / Casualties(2010)

Erica MulkeyによるソロプロジェクトUnwomanの6thアルバム。

USカリフォルニア発という陽性な先入観とは裏腹の、ネオ・クラシカルを基盤にエレクトロニカ要素を散りばめてSynth-Pop、Gothic仕立てにした音楽です。今でこそEmilie AutumnやJorane、分島花音、のあのわなど「弦楽器(非ギター)+女性Vo」のスタイルは定着しつつありますが、チェロを主役としたモダン音楽に先鞭を付けた存在・・・それがUnwomanです。

これまでと同様のメランコリー性を湛えながらも、どこか緊迫感から解放されたような清々しさを感じる本作。Kate Bushでいうところの"Aerial"、Fiona Appleでいうところの"Extraordinary Machine"みたいな位置付けだろうか。地味だが滋味で味わい深い作品だ。



CasualtiesCasualties
Unwoman

曲名リスト
1.Is She Secretly On My Side?
2.Cruelty
3.Haunted
4.Habit
5.Pillar of Salt
6.Loud and Clear
7.In Bluebeard's Castle
8.Bruises
9.Satin
10.Trouble
11.His, Yours, or Mine
12.Casualties
13.Fugue Fugue
14.Thumbalina
15.The Keys
16.Survival

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Perplexions
Melora Creager
B000M4RHK0
The You and the Now
Jorane
B0007QS38I
The Lost & Found
Rasputina
B00007JGP7
posted by kerkerian at 22:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | Gothic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月30日

Midas Fall / Eleven Return & Revert(2010)

UKはエジンバラからの新星Alternative-Rock、Midas Fallのデビュー作。

Radiohead、Oceansize、Portisheadの影響を公言するだけあって、内向的なロックを展開。しかし存外に解り易い印象を与えるのは、メロディの親しみやすさ。Liz嬢の凛として清冽なVoと、寄り添い唄うかのように爪弾かれるクリーントーンのギターはささくれだった心を桃源郷に誘う…桃色ではないな…蒼源郷くらいにしておこうか。

様々なエレメンントを導入している訳ではなく、全体としてはシンプルな構成のギターロック。そのギターアンサンブルの妙がMidas Fall最大の魅力といえます。VoのLiz嬢に加えてSynth兼任のBrian、コーラスも担当するRowan嬢と3人体制でこのあたりにもRadioheadの影響を感じさせ、役回り的にもトム、ジョニー、エドのそれに酷似している。

もうひとつの特徴として、楽曲全体のPost-Rock感も見逃せない。スロー/ミッドテンポの楽曲が多い中、変拍子から疾走展開に雪崩れ込む"My Radio Star"、殆どProgressive Rockといえる"Fog Sky Nun"などは異色にして出色。

現時点で、私的2010アルバムオブザイヤーに最も近いアルバム、それが今作である。音楽ジャーナリストやバイヤー各位、刮目しておくがいいさ(何故に上から目線)



Eleven Return & RevertEleven Return & Revert
Midas Fall

曲名リスト
1.MovieScreens
2.Century
3.Bright Lights Will Harm No-one
4.Nautical Song
5.My Radio Star
6.Half Horizon
7.War Pigeon
8.Fog Sky Nun
9.17
10.Stalking Moon

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Midas Fall - MovieScreens
Midas Fall - 17


It Tends to Flow from
I Might Be Wrong
B000XTBBLA
Smoke and Mirrors
Eden House
B001QU9RLQ
Ostara
Wishing Tree
B0029MGO4I
posted by kerkerian at 22:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | Alternative | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月27日

We Are The Fallen / Tear The World Down(2010)

2010年Goth界隈の目玉になるかもしれないWe Are The Fallenデビュー作。

マイノリティだったGothic Metalをメインストリームに押し上げたEvanescence 。その中心人物だったギタリストBen Moodyが結成したとあって否応にも期待は高まる。別れた彼女へのあてつけなのか何なのか、Evaの名作"Fallen"に対しての「じっさいFallen作ったの俺だし(ベン)」「いいえ、私こそFallen(エイミー)」「いんや、オラこそが(誰?)」「どうぞどうぞ」・・・そんな軋轢を感じさせるバンド名We Are The Fallen。

既に昨年発表のキラートラック"Bury Me Alive"を聴いて判るように、Evaが当初メンバーのまま2ndを作ったらこんな感じの進化を遂げていたのかな的作風。しかし主軸を担うのはピアノではなくギター。重さと疾走感を携えた曲が多く、2曲目の"Burn"に代表される、ライブ受け良さそうな曲が多いのがEvaとの最大の違いだろうか(Evaの初来日をAXで観たとき、盛り上がったのはヒット曲"Bring Me To Life"と、スマパンのカバー"Zero"くらいだった)

何かとAmy Leeと比較されるであろうCarly嬢。表現力はまだまだ伸びしろを感じさせるものの、American Idolに出てただけあって萌え度は圧勝。そう思いたい。何しろエイミーにも最初ジャケで騙されて…いやそれはもう言うまい…そんなこんなで、Gothic Metalの新定番になるかもしれない本作。またVoとGtがケンカして辞めた方が「We Are The Tear」を結成、なんて事にならないよう頑張って欲しいものです。

#We Are The Downの方がそれっぽいか?
#いや寧ろWe Are The Worldで!



Tear the World DownTear the World Down
We Are the Fallen

曲名リスト
1. Bury Me Alive
2. Burn
3. Paradigm
4. Don't Leave Me Behind
5. Sleep Well, My Angel
6. Through Hell
7. I Will Stay
8. Without You
9. St. John
10. I Am Only One
11. Tear The World Down

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Breaking the Silence
The Letter Black
B002LBGBZE
Anywhere But Home
Evanescence
B000687M48
Cumbersome
Evenfall
B000065CZ6
posted by kerkerian at 22:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | Gothic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月23日

Beati Mortui / Let the Funeral Begin(2010)

フィンランドのGothic-Electroユニット2ndアルバム。

前作"All But Dreams Will Die"は2008アルバムオブザイヤー入りする程のお気に入り盤だった彼ら。今回もまた有力候補となりそうなクオリティを上げてきてくれました。

暗黒トランシー満載のEBMが息も付かせず畳みかけるスタイルは変わらず。しかし前作よりもHarsh Voiceの割合とBPMが増し、格段に攻撃力がアップした模様。Maria嬢のけしからん程に可憐な地声がなかなか登場しないのが誠に遺憾ですが、それだけにサビメロ等のナチュラルトーンでの美メロが映えます。"All Is Good (The Demon)"などはまさに美と醜の二面性が凝縮されたBeati Mortuiならではの名曲。

入手したDiscは2枚組で、もう一方のRemix集はよりフロア志向のアレンジが施されているが本編と聴き比べを楽しむ程のものでもないんで、マニア以外は不要かと。

Let the Funeral BeginLet the Funeral Begin
Beati Mortui

曲目リスト
Disk 1:
1.Painting
2.Vision of Hell
3.Prey
4.Let the Funeral Begin
5.Deathrow (feat B. Kramm)
6.Sanctimonious
7.Soulreaper
8.All Is Good (The Demon)
9.Touch Me Not
10. Alone
11.Musta Surma
12.Obsequiae

Disk 2:
1.Vision of Hell (remix by SUICIDE COMMANDO)
2.Vision of Hell (remix by C-LEKKTOR)
3.Let the Funeral Begin (remix by PROTEUS)
4.Let the Funeral Begin (remix by KUROSHIO)
5.Let the Funeral Begin (remix by CENTHRON)
6.Prey (remix by ERILAZ)
7.Prey (remix by DIE BRAUT)
8.Prey (remix by MACHINE PARK)
9.Prey (remix by EISENFUNK)
10.Soulreaper (remix by OVERFLOW-11)
11.Soulreaper (remix by INLINE.SEX.TERROR feat DVH)

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Krankhaus
Angelspit
B000KRN2IA
Monsters in the Industry
Miss FD
B003BCVWGU
The Failure Epiphany
Unter Null
B000BSO72I
タグ:Finland EBM darkwave
posted by kerkerian at 21:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | Gothic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月21日

Mandrake / Innocence Weakness(2010)

ホップ・ステップ・ジャーマンスープレックス第5弾!!!

ドイツのGothic Metal、Mandrake5枚目のアルバム。全体的に音の強度が増し、多彩なリズムパターンなどMetalバンドとして確実にVerアップを果たしている印象。

気になるのは、割合を増したデスボイス。。
前作までは偶にダンディな地声メインの男性Voがに挿入される程度だったのですが、一転して今作では2曲に1曲はデスボメイン曲である。担当は同じLutz de Putter氏だと思うが、Gothicぽさを出すための変化だとしたら大変残念。

とはいえMandrakeはこの界隈でもトップクラスのグッドメロディとBirgit嬢によるリリカルなVoを擁しているだけに、汚ボイスが結果的にその美麗さを際立たせている。スイカに塩を振ったら甘さが引き立った。そんな塩梅でしょうか。塩だけに。
特にお気に入りは"A Serenade To The Sea"。たおやかで美しいボーカルラインと、サビでのドラマティックなバスドラ連打。雰囲気的にMandrake版の"Stockholm Syndrome"(Muse)ともいうべき佳曲です。

Innocence WeaknessInnocence Weakness
Mandrake

曲目リスト
1. Prelude
2. A secret to reveal
3. Save us from ourselves
4. A serenade to the sea
5. Among the demons
6. Innocence
7. Autumn infinity
8. Coma
9. Indignation
10. Existence
11. Silhouette
12. Weakness

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Soul Saliva
The Lovecrave
B003BI4TIW
Eternitas
Satyrian
B000ERU6TY
Nova
Atargatis
B0014DC0C8
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2010年05月17日

Prospective / Perfect Evolution of Humanity(2010)

ホップ・ステップ・ジャーマンシェパード!第4回!!

Gothic-ElectroユニットProspectiveの2ndアルバムをご紹介☆
嬌声とグロウリングが飛び交う冒頭の"Possession"で、Fetishテイストなことをやるユニットなのかと身構えましたが、聴き進めると至ってオーソドックスなDarkwaveサウンドを展開していることが判明。特筆すべきところも多くはないのですが、メロディ志向で質の高いアッパーチューンからアトモスフェリックな楽曲(表題曲"Perfect Evolution of Humanity"が秀逸)までバラエティに富む。

一方ボーナストラック的に収録されている5曲のRemixは、思い切ったアレンジは少ないものの一層の空間的な広がりを感じさせる仕上がりになっており、「使われる」方で本領を発揮するユニットなのかなあと思いました。

Sarah Jezebel Devaと並ぶ2010ヘヴィロック(=大きい岩)オブザイヤー有力候補、Carola嬢の巨躯とリリカルボイスのギャップに萌えるのも、Prospectiveの一つの楽しみ方として提案しておきます。



Perfect Evolution of HumanityPerfect Evolution of Humanity
Prospective

曲名リスト
1.Possession
2.Redemption
3.Lovely Cruel Punisher
4.Perfect Evolution of Humanity
5.The Light Faded
6.Platinum Heart
7.Rampage
8.Slavery
9.Lovely Cruel Punisher(heterogeneous edit)
10.The Light Faded(Lost Area Remix)
11.The Light Faded(Organic Cage Remix)
12.Redemption(Chainreactor Remix)
13.Slavery(re:ligion Remix)

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Halloween
Zombie Girl
B002S8KKHA
Opticus
Dust of Basement
B00004T96P
Plague Called Humanity
Prometheus Burning
B001SIEIBK
タグ:darkwave germany
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2010年05月16日

Cinderella Effect / Cinderellicious(2010)

ホップ・ステップ・ジャーマンポテト企画第3弾!

独Electro-Goth、BlutengelのVoとして知られるConstance Rudert嬢によるプロジェクトの2nd。Wave Gotik Treffen 2010特集として2か月前に紹介した1stの"Pearls"がほぼカバー集だったため、本作が実質1枚目のオリジナルアルバムといえる。

前半の数曲は、8分刻みのビートロック的アプローチという意外な展開で幕を開ける。勿論Blutengelを彷彿するダークトランシーな味付けもされてはいるが、それよりも「バンド感」を前面に打ち出したテイストに「なん…だと…?」と腰を浮かせた。その一方で男性Voとのデュエット風バラード"Summer Wine"、ピアノとストリングスのみを従えた神々しい"Fallen Star"、最もDarkwave色が強くかつメロディの美しさが映える"Uninvited"、煌びやかなノイズに彩られるポエトリー・リーティング風の"If Holy is"などアルバム後半部分では本来のカオスサイドが頭をもたげ、聴き応えのある楽曲が目白押し。因みに前作サブメンバーとして控えていた2人の女性コーラスの起用は今回は無い模様。

ここから見えてきた方向性は、Constance嬢の魅力を分かり易い形でかつ様々なパターンの楽曲で提示しつつDarkwaveの入門編として機能させているという点。よかったら本編(母体)のBlutengelもよろしくね的な名刺代わりとも言える極めてクオリティの高いプロモーション作品ではないだろうか。勿論Blutengelのリリカルな側面を浮き彫りにしたアザー・サイドとして例えばUnter Nullに対するStrayのように、コアな既存リスナーにも訴求力は充分の作品です。



CinderelliciousCinderellicious
Cinderella Effect

曲名リスト
1. Tracing
2. Daydreamer
3. Noiselessly
4. Always
5. The Crown Princess
6. To Keep The Golden Mean
7. Hear Me Out
8. Summer Wine
9. Fallen Star
10. Uninvited
11. If Holy Is...

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Mera Sangeet Kho Gaya
Persephone
B00069VXJ2
Ursprung Paradoxon
Stillste Stund
B00005RTNS
Dark Angel
Lamia
B0000ADYDC
posted by kerkerian at 02:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月14日

Grossstadtgeflüster / Alles Muss Man Selber Machen(2010)

ホップ・ステップ・ジャーマン企画その2。
エレクトロユニット、グロスシュタットゲフリュースター(長すぎてゲシュタルト崩壊寸前)の待望の3rdアルバム。

ブログ再開1発目のエントリーが彼らの2ndだったのを思うと、もうサイクルが一回りしたのかと感慨深い気持ちになります。アタックの強い4つ打ちのエレクトロ・クラッシュを基軸としながらも、抜群のセンスでエレガントな空気すら漂わせる彼ら。フューチャー感の裏側に潜む繊細な手触りは、正にGrossstadtgefluster(大都会のささやき)の看板に相応しい。

毎度の事ながら、本作でもアイディアの豊富さに驚かされる。ドローンでテンポが終始不安定な"Ene Mene"、キッチュかつ不穏なR&Bリズムトラックをベースに、Jen嬢のたった1フレーズながら溜め息の出るようなメロディアスパートが映画のワンシーンを思わせる"Kartoffelsuppe"は彼らの新たな一面を見せ付ける楽曲だ。



Alles Muss Man Selber MachenAlles Muss Man Selber Machen
Grossstadtgefluster

曲名リスト
1.Kthe
2.Laut Reden Nichts Sagen
3.Weil Das Morgen Noch So Ist
4.Knigin
5.Kartoffelsuppe
6.Kann Ich Auch
7.Ene Mene
8.Weine Nicht Mein Kind
9.11
10.Kontrollverlust
11.Nutten Und Koks
12.Berhr Mich Nicht
13.Untitled Bonus Track

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Energia
Juri Gagarin
B0012B60N2
2
Spillsbury
B000ANXLH6
Der Film
Jennifer Rostock
B002D1A9NC
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2010年05月09日

Yendri / Destination Oblivion(2010)

ドイツの女王Nina Maya嬢によるプロジェクトの9thアルバム。

毎年恒例となりつつある新作。コンスタントにリリースしつつクオリティを維持、どころか漸次的ではあるものの着実に進化しているハードワーク振り、本当に頭が下がる思いです。

前作"Broken World"では"Oh No"、"In The Corner"をはじめ重たいギターリフが主役の攻撃的ナンバーが幾つかあったのですが、本作ではギターは一歩引いた形になり全体としてエレクトロニカ風味が強くなった印象です。一見地味になったとはいえ、エスニックな雰囲気のアウトロが新鮮な"Ambitionless"や、BPMの高いハウスミュージック的バックトラックに多層コーラスを配したいつになく陽性クラブミュージックに仕上げた"Living In Oblivion"などチャレンジに溢れている。まさに継続と進化と深化を見せつけるYendri充実の一枚いえる作品です。



Destination OblivionDestination Oblivion
Yendri

曲名リスト
1.M.Machine
2.Can'.Le.Go
3.Coolnes.I.Superior
4.I'.a.Angel
5.Circles
6.Posta.o.Suicide
7.Ambitionless
8.Burie.Inside
9.Dead
10.Soulofamachine
11.Juliet
12.Livin.i.Oblivion
13.S.Shal.I.Be
14.L
15.Wh.Ar.Yo.S.Happy?

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Survive the Cold Eternity
Lillith
B000069KJH
Rise of the 13th Serpent
Neikka RPM
B000ICM2UG
Manifesto
Technoir
B000GY73G4
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2010年05月08日

オーラルヴァンパイア / ZOLTANK(2010)

地獄の底よりお越しのオーラルヴァンパイア待望のメジャー1作目。

つい先日のニコ動生放送では、益々キュウトさに磨きをかけサソリを食べる猟奇性を見せたエキゾチカ嬢(吸血姫)、そして異次元の佇まいを見せるレイヴマン(ゾンビ)によるElectro/Darkwave/Industrialユニットです。

アルバムオブザイヤー2004に選出させて頂いた衝撃の前作"Vampire Ecstacy"から苦節6年。欧米で絶大な支持を確立し、天下のavex様との契約に漕ぎ着けた彼ら。自分の事のように感無量です。
オーラルはワシが育てた(`・ω・´)キリッ
…そう一人ごちている信者も多いんじゃないでしょうか。

本作はこの6年の間にEPやiTunes限定配信、公式無料配信、各種コンピ提供曲など既発が大半を占めインディーズ時代の集大成的内容。私は当然コンプしてましたが、全てにリメイクが施されている。ぶっちゃけ金の掛け方が違う。"voodoovocoder"が一番解り易いと思うが、全体的にIndustrial感が後退し、煌びやかなElectro-Pop感が増した印象。持ち味の一つであるB級感は残念ながら失われたが、改めて日本人にしか作れない歌謡曲感と暗黒電子音楽が絶妙なセンスで融合した和製Untotenともいうべき存在!と認識を新たにする。欲をいえば屈指の変曲「山羊パレード」をこのクオリティで聴きたかったかな。

注目の新曲は、オーラルがPerfumeをカバーしたかのような"フレアスタック"、本作では数少ないザラついた質感の攻撃ナンバー"69 Balloons"(因みにNenaの"99 Luftballons"は関係ない模様)、キッチュでほんのり摩訶不思議なニューウェーヴ"Hot Blood Workout"など。

ZOLTANKZOLTANK
オーラルヴァンパイア

曲名リスト
1. フレアスタック
2. 湘南族 -cannibal coast-
3. Freeeeze!!
4. V.マドンナスキゾイド
5. 69 Balloons
6. Transcrypt
7. Hot Blood Workout
8. Innsmouth
9. Border of the Dead
10. voodoovocoder
11. スリヰクフ
12. PNFPN
13. Economical Animal Superstar
14. Darkwave Surfer
15. カイドク
16. MAD SPORTS

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禁じられた遊び
Seileen
B001VA1084
More the Vacation!!
Sweet Vacation
B00141JSOI
MOON DRAGON
MOON KANA(香奈)
B003EIERJK
posted by kerkerian at 01:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | Gothic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする