2010年01月31日

萌えオブザイヤー2009

前々から予告していた真の「オブザイヤー2009」。
つまるところ評価は萌え具合で決まります。下記に挙げた嬢達は萌えどころか
「蕩れ」と言っても良いクオリティ。ご堪能あれ。
蕩れ【とれ】
「萌え」のさらに上を行く、次世代を担うセンシテイブな言葉として、期待が集まっている言葉。語源は「見蕩れる」 ― 出典:『化物語』第參話 -まよいマイマイ 其ノ壹-より

Petite(Terry Poison)





Gala Bell(Music Go Music)





Lisa Mitchell





Mima Stilwell(Kish Mauve)





Ibadet Ramadani(Super700)





Akane Liv(LIV MOON)





Ria(Eisblume)





Josephine Ayling(Boat Beam)





Emilie Simon

タグ:Of The Year
posted by kerkerian at 02:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | オブザイヤー2009 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月30日

Elis / Catharsis(2009)

Erben der Schöpfungの項でも触れたゴシックメタルElisの4thアルバム。

最初に言ってしまうと2009年ガッカリオブザイヤーの一つである。
元々は母体のErben〜からシンフォニック・メタルの要素を抽出した音楽性で、良質な作品リリースを重ねていたのだが3rdアルバム後、ソングライティング面でも中核を担っていたVoサビーネ嬢の急逝という悲劇に見舞われる。

新たに迎えたサンドラ嬢はオペラティックな声質の前任者とは違う、ナチュラルトーンの力強さを押し出すスタイルのためそれに併せてシンフォニック度合いを減退させヘヴィ路線に転換したのが本作。がしかしどうにも中途半端。重たいリフと男性デスボイスを絡めつつも時折変に様式美なオブリやオーケストラル・ヒットが散りばめられている。こうなるとサンドラ嬢のVoパートもなんだか凡庸なメロに聴こえてしまってバランスが悪い。この消化不良なアルバムタイトルが「カタルシス」とは片腹痛い。

Nightwishがかつて、Tarja嬢脱退後にやはりナチュラルボイス系のAnette嬢を迎えてまた一味違ったプログレッシブ志向を押し出したことで変わらぬ支持を得たのを思い起こせば、Elisはまだ過渡期という印象。皮肉なことに同時期リリースのErben〜の新作が従来のインダストリアルにメロディアス性とヘヴィ性を兼ね備えた素晴らしい出来だったのに対して非常に残念な出来です。



CatharsisCatharsis
Elis

曲名リスト
1. Core of Life
2. Twinkling Shadow
3. Warrior's Tale
4. Des Lebens Traum - Des Traumes Leben
5. I Come Undone
6. Firefly
7. Morning Star
8. Kleine Ungeheuer
9. Mother's Fire
10. Rainbow
11. Dark Bridge
12. Ghost of the Past [*]
13. No Hero [*]

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Queen of Light
Imperia
B000VKL0JO
Tales for Bad Girls
Forever Slave
B00151A6UW
Metatron
Darkwell
B0006FX5IS
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2010年01月28日

Antrabata / Dark & Bright(2009)

フランスのTrip-Hop / Downtempoユニット2ndアルバム。

ジャケからも解る通りおサレなかの国らしく、ラウンジィなヒール音楽的佇まいです。
ヒーリング・ミュージックというと世間ではホームオブ某のお陰でなんだか白眼視されそうな勢い。だいたい音楽を入り口にしてセミナーだセラピーだとかで形而上のものを求めるからいけないのである。音楽はありのまま音楽と捉えなければ。

さてこのAntrabata。この手のジャンルでは歌もサウンドに溶け込むようなウィスパリング系がありがちなんですが、Femake嬢は時に力強いボーカリゼーションも織り交ぜる。確かにベースはTrip-Hopなんですが、フルートと周囲の不協和音がなんとも霊妙な"Toward The Dark"や"Fight Your Dragon"後半のプログレッシブ・ジャズ感などの暗黒展開もあったりして一筋縄ではいかない。これが"Dark & Bright"のタイトルの所以か。



Dark & BrightProduct of My Pain
Bow Ever Down

曲名リスト
1. Echoes
2. Toward the dark
3. Chameleon of today
4. Dark and bright
5. Copy and paste
6. We rise
7. Fight your dragon
8. One day after
9. Knowing a smile
10. What if
11. Homesick

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Sibylline
Misstrip
B000IFRXRK
Blue Tofu
Blue Tofu
B00005MP5I
2 1/2
Slowpho
B0007DBXEC
posted by kerkerian at 03:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | Downtempo | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月25日

Bow Ever Down / Product of My Pain(2009)

まだまだ続く2009年積み残しシリーズ!
USのSynth-PopデュオBow Ever Down、2ndフルレングスアルバム。

フロア指向の4つ打ちSynth-Pop / Future-Popをベースに、ダークトランシー風味のエフェクトそしてKimberly嬢の瑞々しく哀愁感たっぷりのVoが時にアジテーショナルに、時にメランコリックに彩ります。TechnoirやSeizeのIDM/ブレイクス系や、当ブログ的にはWaves Under WaterなどのライトなEBMなど多くのDarkwaveフリークに訴求力十分のアルバムです。



Product of My PainProduct of My Pain
Bow Ever Down

曲名リスト
1. Trail of Tears
2. Glass Doll
3. Bleed
4. The Weak Shall Fall
5. Believe
6. A Perfect World
7. Burn
8. Heart of Glass
9. Carry On
10. I Confess
11. Ghostlike
12. Embrace the Darkness
13. Despair (Feat. Sequenz_)
14. Trail of Tears (Sonik Foundry Remix)
15. Embrace the Darkness (Andromeda 5 Remix)

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Deliberately Fragile
Technoir
B000KJTE6C
Other Side of Your Mind
Seize
B0000U1NMO
Kiss to Resist
Suicidal Romance
B001JCZYNG
タグ:US darkwave EBM
posted by kerkerian at 03:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月24日

Sweet Electra / When we abandoned Earth(2009)

メキシコのエレクトロ・ミュージカルユニット3rdアルバム。

名は体を表すということで、まさにスウィートな目くるめくElectro-Popワールドを展開。
グアダラハラで生まれた音楽ジャンル、Acid Cabaretの流れも汲んでおり、なるほどクンビ、マンボ、チャチャチャ等エスニック要素も含んでいる…ような気がする(笑)。もの凄くうっすらと。とはいえエスニックというか、ラテン的という点では同郷のテクノポップFaseに一歩譲るか。

Sweer Electraは基本的には生のバンド感プラス、弦楽器のクラシカルなフレーバーやラウンジ的なアプローチもありつつ、静謐さと躍動感が同居するTrip-Hop。またはジャズテイストのエレポップ。何よりNardiz嬢の無垢な歌声が本当に素晴らしい。癒しを超越した、何かスピリチュアルなものを感じます。



When We Abandoned EarthWhen We Abandoned Earth
Sweet Electra

曲名リスト
1.Ignition
2.A Feeling
3.Love You More
4.Backyard
5.The Killer Silence
6.I Am
7.It's Over
8.Give Up (Part 1)
9.Give Up (Part 2)
10.Te Fuiste
11.Goodbye Earth
12.It's Over (Earthquake Mix)
13.Te Fuiste (When We Abandoned Earth Mix)

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Illusion
Soulstice
B00005AU0Y
Inside Warrior
Xanima
B002813LUA
Ciudadlluvia
Fase
B0000A9D38
posted by kerkerian at 18:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月19日

MARS / recurred(2009)

前回からアジア人Vo繋がりってわけじゃないですが、今度は日本のMARS。
CD帯コピー曰く「感動系Heavy Rock」だそうだwがしかし、中々に素晴らしい出来。

まずインディーズのラウド系にありがちなのが、グダグダなプロダクション(主に予算の都合による)ですが、MARSはバスドラ、ベース等重心がどっしり定まっているため全ての音が眼前にあるようなリアル感で迫りくる。これだけで感動2割増し。

そしてもう一つありがちなのが背伸びしちゃった感の痛いボーカル。
んが、ERi嬢は全てナチュラルトーンが基本。メロ以外のラップ的なモノローグや、OTEP的な呻きが全体の半分くらいを占めますが、良い感じに「脆さ」をさらけ出しつつも一本筋の通った凛とした佇まいは崩さない。そしてメロ部分はメロディアスでありながら決して「キャッチー」ではない。この絶妙なバランス感覚で感動3割増し。

結論としては「感動系」に偽りはないってことで、買いの一品。
系統立てするもんなのか?という疑問はさておき。



recurredrecurred
MARS

曲名リスト
1.a Sence of the sin In the Womb
2.Suffer
3.Disturbed
4.Solitude
5.From the outside
6.Invariable
7.Infliction
8.Unbalanced
9.Blind Faith
10.Moon
11.Underneath the Fate
12.The End Of Hope
13.Finale toward the Prelude

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Fire Star Man
D[di:]
B0002FQMI2

0 Limited Execution
B000M5BD8Q
THE OCEAN OF DREAMS
SINCERITY GREEN
B002VIEDIY
タグ:Nu Metal Japanese
posted by kerkerian at 03:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | Alternative | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月17日

Clandestine / The Invalid(2009)

LAのメタルバンドClandestineの2ndアルバム。

Progressive Rock/Metalを標榜していますが、どの曲もコンパクトで聴き易い感じのモダンヘヴィネスです。かと言ってプログレの看板に偽りあるわけではなく、
曲の構成よりもリフや変拍子など表面的な部分にプログレ的なエッセンスを散りばめるスタイルです。似非といえば似非ですがw

在米コリアンのVo、June嬢はルックスや歌声とも「一昔前のミクスチャーバンドのフロントウーマン」的雰囲気を纏っていてある意味独特。そしてバンドの音楽性もGothicというには陽性、Metalよりも軽くHeavy Rockよりも疾走している…そんな時代性や音楽性の狭間にあって不思議な個性を放つバンドです。何よりジャケのマグリット的前衛感が自分好みだったりする。



The InvalidThe Invalid
Clandestine

Album Tracks
1. Fearless
2. Disappear in You
3. Silent Sin
4. Philistine
5. Pretend
6. Fracture
7. Dead to the World
8. Phantom Pain
9. The Invalid
10. Comatose

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Formless
Aghora
B000OLHGAW
Resensement
Naamah
B00024IPCO
オメガリズム
UPLIFT SPICE
B002D95LO6
posted by kerkerian at 16:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | Progressive | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月14日

The Silk Demise / Midnight Eyes(2009)

カナダのTrip-Hopユニット2ndアルバム。

これまで幾多のTrip-Hop(風なものも含め)を紹介してきましたが、The Silk Demiseはおそらく最も純正度が高いといえます。オーガニクスとエレクトロニクスを程よく融合させた浮遊感のあるサウンドは、まさにブリストル直系。

オフィシャルサイトの雑誌レビュー評に「Massive AttackとSilent Hillのサントラの狭間にあるような…」とあって言い得て妙だなと。幽玄に流れる音世界の中にも、絶えず緊張と弛緩がある感じ。音数を極力抑えたダウンテンポ楽曲と、煌びやかなエレポ楽曲のギャップがアルバム全体を面白くしています。Solar Twinsを彷彿する感じ。

1stのボーカルOlivia嬢は甘めのウィスパリング系だったのに対し、今作のEdie嬢はよりアダルトで官能的な雰囲気が持ち味。しかしこのユニットに関して言えばコンポーザーのBill Litshauer氏が全ての創造主。先頃リリースされたアルバム"Music for a Film"は全曲インストですが、あらゆる音がリリシストってくらい雄弁にThe Silk Demiseの世界観を語ります、フリーダウンロードなので是非体感して欲しいです。



Songs of Love, Hope and DespairMidnight Eyes
The Silk Demise

曲名リスト
1. Wildfire
2. Heroin Chic
3. Smoke and Mirrors
4. Floodlights
5. Atalik
6. Stargazer
7. Lo-Fi
8. Midnight Eyes
9. Mystic
10. Renegade
11. Black Majik
12. Sioux
13. The Greys
14. Trails

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Solar Twins
Solar Twins
B00001QEOD
Evidence
Karmacoda
B0000BVGLV
Symptomatic
Airlock
B0001Z2TVC
タグ:canada Trip-hop
posted by kerkerian at 00:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | Downtempo | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月12日

Skeletal Family / Songs of Love, Hope and Despair(2009)

Positive-Punkバンドとして一世を風靡したSkeletal Familyの復活2作目。

80'sの代表曲をコンパイルした"The Singles Plus 1983-85"と、復活後の2枚("Sakura"と本作)を比べると、明らかに音のスケール感が増しているせいか以前のポジパン色よりも本格的オルタナティヴロックの風合いが強くなっている。そしてサウンドのゴシック具合は80'sのニューウェーヴ感と今の重量感のあるデカダンスがバランス良く融合している印象。

確かにかつての、先の見えない不穏な空気感や安っぽい頽廃感も魅力的ではありました。しかし直近二作で魅せる解りやすさ、主にGtとVoによる艶っぽさという点で私は断然、新生スケルタルを支持したい。ボーカルは未だに狂気的なAnne-Marie嬢の印象が強いが、純粋な歌唱力では今のClaire嬢が上。しっとり歌い上げるメロディ、熱に浮かされたフロウと躁鬱に対応。あとは黒髪だったら尚良いのだが。

入手時期がもう少し早かったら確実にアルバムオブザイヤー入りしたであろう本作。Skeletal Familyの全盛期は、ひょっとするとこれからなのかもしれない・・・



Songs of Love, Hope and DespairSongs of Love, Hope and Despair
Skeletal Family

曲名リスト
1.Love, Hope, Despair
2.Make it Alright
3.Peripheral Vision
4.Monkey See
5.Perfect Day
6.Voices
7.Chop Chop
8.I Said Run
9.Banker Man
10.Killing Time
11.Desire
12.Never There
13.Untitled

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Stop the world
Ghost Dance
B000092APN
Sleep in Safety
45 Grave
B000003BL3
Unholy Burial
Voodoo Church
B0006HIUZO
posted by kerkerian at 22:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | Gothic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月10日

睡蓮 / THE DAWN(2009)

アクセスオブザイヤー2009に輝いた睡蓮4枚目のミニアルバム。

音ヲ孕ム』『ひたひた』『六花ノ音』の3部作で一区切りと聞いていたので、活動停止してしまうのかなあ。と勝手に思っていたため嬉しいサプライズです。今回はアニメタイアップ付きなのが特記事項。件のOVA『ヘルシング』主題歌になっている『Magnolia』は"Black Cherry"時期のGoldflappみたいなダンサブルチューンで一瞬怯みましたが、考えてみればこれまでにも『すきま』とか『腐葉土』とかアッパーな曲はあったわけで、総体的には睡蓮らしいシアトリカルな世界が展開されています。あとドリルンベースちっくな『それはもはや沈黙として』が格好良い。こういうのは藤井氏の本来得意とする音楽のはずで、今後の睡蓮は「和もの」よりインダストリアル路線にシフトしてゆくのかもしれない。

さて5曲目には前作のリードトラックのRemix『浸透して ver.2.0」がありますが、あまり違いが解らず、、、というかEPもこれで4枚目で云わばver.0.4。一体いつになったらver.1.0(LP)になるのか。10曲以上のコンセプチュアルなアルバムをドカンと聴きたいのよ。オール新曲で!



THE DAWNTHE DAWN
睡蓮

曲名リスト
1. 柘榴
2. 白露
3. Magnolia
4. それはもはや沈黙として
5. 浸透して (ver.2.0)

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遮断
lloy
B000YDAAXK
reep
she-shell
B00005FJWO
ジ・エキセントリック・オペラ
THE ECCENTRIC OPERA
B00005G4ME

posted by kerkerian at 22:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする