2009年12月31日

Sally Shapiro / My Guilty Pleasure(2009)

歓喜の歌が街を、お茶の間を彩る大晦日。第九。大工。家。ハウス。
ちゅーこって!!
久々の極上Electro-Houseをご紹介。リリースは夏ですが、
べっ別にこのネタの為に今まで引っ張った訳じゃないんだからねっ!

スウェーデンのエレクトロ姫Sally Shapiroの2ndアルバムは、まさに北欧テクノ/ハウスのマナーに則った素敵な作品です。スウェーデン産のこのジャンルって実はかなり様式美な気がしていて、Cloetta ParisやFriday Bridgeなどの周辺アーティストも全て共通するのはひたすら4つ打ちでミニマル。メロディアスながらも起伏は意外と少なく、ストイックなまでに平坦な構成になっている。

じつは当初このエントリーは、Sallyのよく引き合いに出されるAnnieの2ndを書こうとしたのですが、エレクトロクラッシュやデジタルロックテイストなど1st時の旧き良きハウスミュージックからかなり逸脱した出来に少し狼狽を覚えたのです。前述したスウェーデン産Techno-Houseの「絶対領域」は守って欲しかったなーと。

The KnifeとかCardigans、もっと遡ればRoxetteやVirna Lindtから脈々と受け継がれる、煌びやかでも牧歌的でミニマルなSynth-Popは、寒空の下でも心に暖かな灯が燈るような伝統芸能、「いつでも帰れる場所」としてこれからも機能していって欲しいものです。

そう、スウェーデンハウスのような。
おあとがよろしいようで。良いお年をー。



My Guilty PleasureMy Guilty Pleasure
Sally Shapiro

曲名リスト
1. Swimming Through the Blue Lagoon
2. Looking at the Stars
3. Love in July
4. My Fantasy
5. Let It Snow
6. Moonlight Dance
7. Save Your Love
8. Dying in Africa
9. Miracle

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B/E/a/T/B/O/X
Glass Candy
B001267WOI
Nite
Chromatics
B000EOTWI8
Don't Stop
Annie
B002LIZWVG
posted by kerkerian at 03:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月29日

アルバムオブザイヤー2009

いよいよ今年も大詰め。ちゅーこって!
恒例の『オル弦』的アルバムオブザイヤーです☆



Kish Mauve / Black Heart
デビュー作にして、ヒット曲目白押しのベストアルバム。今のElectro-Popの全てが詰まっています。新機軸のサイケデリック路線に今後の期待が膨らむ。正統派ブロンド美女のMima嬢に何かが膨らむ。

Marsheaux / Lumineux Noir
ギリシャから飛び出した女性デュオ。最先端をいくエレクトロニクスと、胸締め付けるノスタルジアが魅力です。向かって左側の嬢が超絶キュート。右側はうーん。

Erben der Schöpfung / Narben der Zeit
権利関係云々、色々あってようやく表舞台に登場した苦労人ユニット。さながら熟したワインの如く味わい深いDark Electroを展開。Untotenと並んで帝國ドイツの底力を見せつけられました。

Blind Devine / Soul Retriever
Etherealオブザイヤー。デジタルダウンロード限定ながら、アートワークが目に浮かぶ美麗な22曲。浮遊感と郷愁漂う全22曲は、胎内回帰を錯覚するようなスピリチュアルさに満ちている。

Xanima / Inside Warrior
驚異の新人Xanima。聴く度に印象が変わる彼ら、今日は12Roundsっぽく聞こえました。90年代のNIN的インダストリアル。そういう意味ではGothicの印象があるのも頷ける。にしてもEvaは無いわー(またか)。

Untoten / Grabsteinland IV-die Schwarze Feder
貫禄の15年目。分かり易くかつマニアック。音楽、世界観、ファッション性と、遍くゴシック・インダストリアルユニットはUntotenを指標にするべき。本国以外でもっと評価されて然るべき!と憤りすら覚える至高の一枚。

Auradrone / Whitelite Britelite
女優/モデルのJon Mack嬢擁するアトモスフェリックなエレクトロ。US版睡蓮といったところでしょうか。この後本作のRemix盤が出ましたが「( ^ω^ )どうしてこうなった!」的な野暮ったい出来に。

Epica / Design Your Universe
メタルものでは頭一つ抜けた作品。金の掛け具合もさることながら、バンドの完成度としてもひとつの頂点に達したといえる充実の出来。病を克服して時代を代表するゴシックディーバになったシモーネ嬢に拍手。

Company Of Thieves / Ordinary Riches
オーガニックでシンプルなUSロック。Genevieve嬢のワンフレーズで雰囲気を作る歌声は希有。00年代というディケイドの終わりにさしかかり、ロックンロール・リヴァヴァルも総括の時代になったなーと実感する一枚。

Super700 / Lovebites
今年の1枚を選ぶとしたらこれ。80'sポップスとメランコリアの融合、さらにTrip-Hopとジャズ、Synth-Popの味つけで懐かしくも新しいオルタナティヴ音楽に。頽廃と煌びやかさを両立した驚異のアルバム。

やむ落ちとしてはFading ColoursValravnAmberian DawnWorm Is Green辺り。あと今年の邦楽は刺さるのが少なかったなー。因みに一番聴いたのは放課後ティータイム。

TVアニメ「けいおん!」劇中歌ミニアルバム 「放課後ティータイム」TVアニメ「けいおん!」劇中歌ミニアルバム 「放課後ティータイム」
放課後ティータイム


タグ:Of The Year
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2009年12月26日

アクセスオブザイヤー2009

暮れの元気なご挨拶。●●オブザイヤーの季節だよ!
ちゅーこって第1弾は、今年の全148エントリーからアクセスの多かった記事ベスト10。




10位 Eyes Set To Kill / The World Outside
9位 Krypteria / My Fatal Kiss
8位 Delain / April Rain
7位 Katzenjammer Kabarett / Grand Guignol & Varietes
6位 Autumn / Altitude
5位 六弦アリス / 新興宗教 万華教
4位 Mastercastle / The Phoenix
3位 Rekevin / Nulukatuk
2位 Pure Reason Revolution / Amor Vincit Omnia
1位 睡蓮 / 六花ノ音

はい。『オルタナティヴ弦奏』らしいなんとも渋いラインナップ。
8〜10位と6位のAutumnはGothic Metalでも比較的メジャーどころなので納得のランクイン。7位のダークキャバレーバンドKatzenjammer Kabarett は意外なダークホース。5位六弦アリスをはじめ幾つかエントリーした同人系音楽は総じて人気高いです。来年も引き続き積極的にフィーチャリングしていきたい。4位と3位は書いた本人覚えてないくらい印象薄ですが、Rekevinはボーカルの娘の萌え度が高かった気がします。で1位2位はたぶんあんまり良いこと書いてないと思う。両方凄く好きなアーティストなだけにちょっと失望感が出過ぎたのかも。

因みに、このあとアルバムオブザイヤー2009を選びますが、
今回の10枚は候補にも残りませんでした(笑)
タグ:Of The Year
posted by kerkerian at 14:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | オブザイヤー2009 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月25日

原田知世 / eyja(2009)

聖夜に相応しい、静謐と優しさに溢れたアルバムです。

原田知世さんといえば、90年代半ば頃からトーレ・ヨハンソンをプロデューサーに迎えるなどスウェディッシュ・ポップスをいち早く取り入れた日本のアーティストとして知られますが(知られてないかw)、近年はオーガニック路線を推し進め2007年の"music & music"に至った訳です。ボッサアレンジの『時をかける少女』はその集大成と言えるでしょう。

そして今作。さらに透明度、深度を突き詰めたアイスランド・フォークトロニカへのがぶり寄り。ヴァルゲイル・シグルドソン、ムームらアイスランド音楽第一人者や細野晴臣、大貫妙子のビッグネームを制作陣に迎えながらも大作指向にならず、短編私小説集のようなプライベート感。これも全ては原田さんの「そっとさり気無く寄り添うような」歌の為せる業。傑作"music & music"すら、この前フリだったのかと納得。アートワーク含め奇跡的なまでに清冽で真摯で幻想的ながらアットホームな安らぎを提供してくれる一枚。クリスマスには、こんな音楽に包まれていたいですね。



eyjaeyja
原田知世

曲名リスト
1. ハーモニー
2. Giving Tree
3. us
4. FINE
5. 黒い犬
6. 夢のゆりかご
7. 予感
8. voice
9. ソバカス
10. marmalade
11. 青い鳥

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or
Spangle call Lilli line
B000095YIA
Ephemeral
Piana
B000BQYX1K
suomi
Gutevolk
B0000A126B

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2009年12月23日

Sepiamusic / Trenches(2009)

デンマークの男女2人組Trip-Hopユニットの2ndアルバム。

とかく雰囲気、アート性が先行して初心者には敬遠されがちなこのジャンル。Sepiamusicはそんなとっつき難さをいとも簡単に打破しそうな感じです。親しみ易いメロディと共に、程よく緊張感を与えるノイズ。そしてリズムが単調になりがちなTrip-Hopに、踊れるフロア仕様を加えたという点で彼らの仕事はエポックメイキングと言えるかもしれない。特に先行シングル"Crazy Burn"でそれは顕著に現れている。

勿論アコースティックギター主体のオーガニックな音構成、エリン嬢が醸し出す耽美性などTrip-Hop本来の特性もしっかり押さえている。ジャンルの枠を飛び越えた広義のSepiamusic流ポップスと言うべき音楽性を提示しています。マッシヴやPorticehead止まりだなーというリスナーにこそ、強くオヌヌメしたい次世代の刺激型チルアウトミュージックをご堪能あれ。



TrenchesTrenches
Sepiamusic

曲名リスト
1. Stone
2. Skin
3. R.I.D.
4. Crazy Burn
5. Sweet Pollution
6. Make This Easier
7. New Horizons
8. The Searchers
9. Prototype
10. Stars
11. In Your Eyes
12. Trenches

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Things You Should Leave Alone
Puracane
B00004RJ1Q
Stay Up Forever
Chungking
B000P46ME4
Delirium
Santessa
B000056H63
posted by kerkerian at 10:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | Downtempo | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月22日

LIV MOON / DOUBLE MOON(2009)

LOUD PARK09で話題をさらったLIV MOONが遂にヴェールを脱ぐ1stアルバム。

色んな意味で日本のFemale Vocal Metalのハードルを上げちゃうかもしれない本作。何しろ元・宝塚歌劇団である。歌唱力とか声域とか常人の遥か上をいくAKANE LIV嬢の圧倒的存在感。序盤の数曲で見せる、ベルカント発声っていうんですか?あの怪鳥の如き高音コブシ回しは大いに不安感を煽り、メタル界隈においてはAyin Alephに匹敵する「変態」の部類とみた。翻って中盤以降のたおやかな楽曲における正統派ボーカリゼーションは安らぎを提供し、完璧にメタルディーバを「演じきって」いる。

バックの布陣は「手数王」菅沼孝三氏とヒーセ氏の鉄壁リズム。ここまでは当然ガチなんですが、シンフォニックメタルにおいて主役となるべきGtとKeyがどうにも中途半端。殊にギターはダウンチューニング主体のヘヴィ/ゴシック的アプローチですが致命的なまでに様式美が欠けている。例えば橘高文彦氏があの「お城を建てるような」クラシカル旋律を弾きまくったら、より華やかで魅力的な楽曲になったのになあとか夢想してしまう。

そもそも惹きのある楽曲が少ないというものある。最終的に一番耳に残るのがオーソドックスでキャッチーな『鮮やかに…』というのも、タカラジェンヌの無駄遣いで勿体ない。次作では超絶テクニカルなクサメタルで、コテコテの泣きメロを歌うAKANE嬢が聴きたい。ともあれマイノリティ音楽愛好家としては、LIV MOONが日本のFemale Metalシーンの新たな地平を切り拓くことを願って止まない。

DOUBLE MOONDOUBLE MOON
LIV MOON

曲名リスト
1. HISUI~Nephrite
2. 月架
3. DOUBLE MOON
4. THE PHANTOM OF THE OPERA
5. Interlude~The River Of No Return
6. A Wish
7. オトナキサケビ
8. 鮮やかに・・・
9. Interlude~Privileged
10. WILD CREATURES
11. ESCAPE
12. TIME TO SAY GOODBYE(CON TE PARTIRO)
13. GOOD NIGHT
14. LA LUNA (Bonus Track)

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WICCAHOLIC
SoundWitch
B001QTMRWS
Trinity
Visions of Atlantis
B000PHW2LI
When the City Is Quiet
Ebony Ark
B00140KO74
posted by kerkerian at 00:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | Gothic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月21日

Emilie Simon / Big Machine(2009)

エミリータソは俺の嫁!

デビュー作を聴いて一発で持って行かれ、『皇帝ペンギン』のサントラで静謐エレクトロニカのセンスに脱帽し極めつけはサマソニ06、テント小屋(蒸し風呂)での一人別世界のような可憐パフォーマンスでメロメロにされて現在に至る、そんな俺と彼女の脳内交際歴なんですが、、、おノロケはこのへんで宜しいでしょうか?

前作"Vegetal"でより普遍的なポップネスへの拡散を見せたEmilie Simon嬢の4thアルバム。毎度これほど「才色兼備」の言葉が似合うSSWは居ないんじゃないか?くらいのレベルを見せつける彼女。ロリかわ小悪魔風ディーバ的容姿ながら、今作でもあらゆるエレクトロニクスの導入とクラシカルなアプローチとの融合による、エクスペリメンタルな音楽を提示しています。もはやジャンルの特定不能。

今回特に歌唱において凄まじいばかりの成長を遂げており、従来の舌っ足らずの甘いフロウに留まらず、声優ばりの表現力・演技力でもって様々な表情を見せます。曲構成もそれに呼応するように多様な展開を包含する、言うなればエレクトロ・オペラ的大作指向になりつつある印象でした。既に仏をはじめ欧州では名声を得ている彼女、愈々世界的なSSWへと上り詰めるのか。しかしどんなにビッグネームになろうとも俺と彼女の脳内Daysが色褪せることはない。もう一度言う、エミリーたんは俺の嫁!
因みにエミリー・オータムタソも俺の嫁!!



Big MachineBig Machine
Emilie Simon

曲名リスト
1.Rainbow
2.Dreamland
3.Nothing To Do With You
4.Chinatown
5.Ballad Of The Big Machine
6.The Cycle
7.Closer
8.The Devil At My Door
9.Rocket To The Moon
10.Fools Like Us
11.The Way I See You
12.This Is Your World

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Emilie Simon--Fleur de Saison
Emilie Simon - Come As You Are


Briefly Shaking
Anja Garbarek
B000GFLHYW
Music Hole
Camille
B0014BKGY4
Miss Meteores
Olivia Ruiz
B001UTVNRO
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2009年12月20日

Marsheaux / Lumineux Noir(2009)

Parraloxの項でも触れたElectronically Yoursのエース格、ギリシャはテッサロニキ出身のMarsheaux。Marianthi嬢とSophie嬢によるElectro-Popデュオです。

この3rdアルバム。2009オサレオブザイヤーともいえる絶妙のセンスです。2人がSH101、CS01、MS10、aJuno2などを駆使して紡ぎだす極上のSynth-Popサウンド。4つ打ちでバリエーションを出し難いジャンルですが、緻密なサウンドプロダクションと捻くれたというか気の利いた曲展開で各曲がしっかりキャラ立ちしている。

とりわけ薄っすら広がる8-bitノイズに代表されるノスタルジア感が彼女達の持ち味ですが、今作は歌メロの郷愁具合が突き抜けて素晴らしい。"Summer"の胸締め付けるようなセツナ感はソングオブザイヤー五指に入る勢い。Royksopp、64Revoltなど北欧系テクノポップ好きにも是非。



Lumineux NoirLumineux Noir
Marsheaux

曲名リスト

1. Exit
2. Breakthrough
3. Summer
4. Stand By
5. Radial Emotion
6. Loss Of Heaven
7. Destroy Me
8. Faith
9. Ghost
10. It's Fine Now
11. Thousand LEDs
12. So Far
13. Sorrow

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Words Once Said
Celluloide
B0002F4S2Y
Heartland
Client
B000NJLX8Q
The Art and the Evil
Emmon
B000TM0TNC
タグ:Synth-Pop Greece
posted by kerkerian at 15:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月15日

Anabantha / El Pozo De Los Deseos(2009)

9月に感想書いたばかりのAnabanthaから早くも新譜が届きました。

一聴しておっ?と腰を浮かした。胡散臭い、判然としなかった音がやけにクリアで「メジャーの音」になっているのである。前作では、かなりキャリア長いバンドのはずなのに「探り探り感」な不安定さが素敵だなあと思っていた訳ですが、なに今回の威風堂々なパワーメタル感。

しかしトラッドな雰囲気やムーディーさは損なわれておらず、純粋にスケールアップを果たしたと言える。気になるのは前作で良い感じに空気を崩していた、なぎら健壱さんことドラマー兼男性Voヴラド氏がすっかり出番を失っている。これは良い傾向。

しかし落とし穴は最終曲"El Pozo de los Deseos"に待っていた。

これはなんとヴラド氏とデュアン嬢とのデュエット曲。しかもこれまでの硬質メタルから鬱憤を晴らすかのようなムーディー路線。さらに曲の中盤、水の音とともに女声が左チャンネルから、男声が右チャンネルからエコー混じりで掛け合いになる。普通に考えたらアンビエントな展開だね、となるのだがAnabanthaの場合は露天風呂で壁越しの会話に興じる熟年夫婦の態にしか聴こえない。申し訳ないくらい脳内では結婚30年目の湯けむり旅情だ。

ここに新ジャンル「お風呂系ムーディー歌謡メタル」が誕生したのである!



El Pozo De Los DeseosEl Pozo De Los Deseos
Anabantha

曲名リスト
1. El Bosque Encantado
2. Nunca Jamás
3. Gruzelda
4. El Vals de las Hadas
5. Mil y Una Noches
6. S.O.S.
7. El Milagro
8. Banshee
9. Brazos de Huracán
10. El Pozo de los Deseos

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Gran Felicidad
Fortaleza
B000CAAS14
Kingdom of Utopia
Infinity Overture
B002N9MKBI
Phoenix
Mastercastle
B002GQ722U
posted by kerkerian at 01:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | Gothic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月12日

Faith And The Muse / Ankoku Butoh(2009)

USの重鎮Gothic/DarkwaveデュオFaith And The Museの6年振り6作目。

「非欧州」のダークウェーヴとして長年異彩を放ってきた彼ら。私自身1stからずっと追いかけているのですが、どうにもその音楽スタイルを的確に表現できる言葉を知らない。ゴシックロックも、インダストリアルもFaith And The Museのほんの一部を切り取っているに過ぎない気がしていて。

そこへ来て久々リリースの本作、「Ankoku Butoh(暗黒舞踏)」である。
言い得て妙!

そして神道ブームなのか曲名も「Kamimukae(神迎え?)」「Bushido(武士道w)」「Harai(祓い?)」「Kodama(木霊)」等々。明らかにエスニックを意識したアルバムになっている。もちろん根底にあるのは自然崇拝のペイガニズムな訳だが。

メタル的アプローチを基調としながらもエレクトロニカ、ポストパンク要素を散りばめつつ、多種多様なパーカッションによる呪術的な空気感が最大のパーソナリティ。太鼓が打ち鳴らされる中、モニカ嬢がオペラティックにフロウする様は西洋と東洋の祭祀が融合した、暗黒シャーマニズムの粋。Inkubus SukkubusとかSkeltal Familyとか、ポストパンクの流れを汲む地味ゴシック好きにオヌヌメしたい逸品です。



Ankoku ButohAnkoku Butoh
Faith And The Muse

曲名リスト
1.The Woman of the Snow
2.Kamimukae
3.Blessed
4.Battle Hymn
5.Bushido
6.Nine Dragons
7.Harai
8.When We Go Dark
9.The Red Crown
10.Kodama
11.She Waits by the Well
12.Sovereign
13.To Be Continued

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The Three Calamities
Switchblade Symphony
B00000IWWY
Exposing the Sickness
Diva Destruction
B000089CKL
The Collection: 1988-1994
Strange Boutique
B00023GFNQ
posted by kerkerian at 18:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | Alternative | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする