2009年11月30日

Auradrone / Whitelite Britelite(2009)

This is a "New Garbage"!

私の心の名盤ベスト5に入るであろうGarbageの"Version2.0"を彷彿させる内容に戦慄を覚えた、USのエレクトロバンドAuradroneデビュー作。

New Waveやデジタルロックなど80〜90'sの匂いを漂わせつつ、有りがちなエレポップのようなノスタルジアに留まらずエレクトロニカやTrip-Hop、さらにはサイケデリック色も散りばめ、総体的には70's〜00'sを包括したような素晴らしいバランス配分になっている本作です。

女優/モデルとして知られるJon Mack嬢はボーカリゼーションにおいてはシャーリー・マンソンの域には未だ及びませんが、流石の表現力と存在感でバンドを牽引。何より魅力的な楽曲群が彼女を最大限に惹き立てている。とりわけ直線的なUKロック風味の8ビートからJon嬢のウィスパリングをフィーチュアしたShoegazer的展開に雪崩れ込む"Appetite"、バンド名の通り霊妙でドローンさが心地よい終盤"The Vassel"以降の流れが素敵。

この年間ベスト級作品との出会いに、最近はAuradroneばかりローテーション中。
「おーら!ドロー(ン)!!ずっとAuradroneのターン!!!」である。(死ね俺)

Whitelite BriteliteWhitelite Britelite
Auradrone

曲名リスト
1. Auto Erotic
2. Appetite
3. Dark Matter
4. Last Nerve
5. Indigo Child
6. Petit Mort
7. Channel
8. Vessel
9. Semantix
10. Just Outside

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Fur and Gold
Bat for Lashes
B000RHRFUO
Version 2.0
Garbage
B000006NZV
Dummy
Portishead
B000001FI7
posted by kerkerian at 23:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月29日

のあのわ / SPECTACLE(2009)

2009年のハート撃ち抜かれちゃった系。

VoのYukko嬢が舌足らずにさえずる、ドリーミー感を前面に押し出しているため、一見普通のJ-POPなのですがあくまで軸となるのは5人編成を最大限に活かしたスケールの大きいオルタナティヴロック。特に「SPECTACLE」の壮大な突き抜け感、「Melt」の変拍子上にたゆたう不思議に美しい旋律、Coldplayばりのピアノロックからサイケデリアすらも漂わせる「Line」〜「ゆめの在りか」などファンタジー性、スケール感においてJ-POPのそれを完全に逸脱している。これは素晴らしい。

欲をいえば、シングル「ループ、ループ」のように大塚愛とかaikoを彷彿するつまらない曲が時折挟まれることか。折角Yukko嬢はチェロを奏でながら歌う独特のスタイル(既にそんな珍しくもないけど)があるので、もっとそれを活かしたプログレッシヴ・サイドを貫いて欲しいなあ。本当に、「SPECTACLE」なんて「かの香織+MUSE」みたいで鳥肌が立ったから。

がしかし、この2カ月後にリリースされた「Sweet Sweet」は、まさに王道J-POP路線でした。本当にありがとうございました!

SPECTACLESPECTACLE
のあのわ

曲名リスト
1. 夜明け
2. SPECTACLE
3. カエルのうた
4. ループ、ループ
5. Melt
6. グリュー
7. lastday
8. 星が見える日は
9. Your Song
10. Line
11. ゆめの在りか

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のあのわ - ゆめの在りか
のあのわ - ハク


My song Your song
いきものがかり
B001J8NS42
つじギフト〜10th Anniversary BEST〜
つじあやの
B002HUQ23A
裸であいましょう
B00005G6TB
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2009年11月28日

Deathlike Silence / Saturday Night Evil(2009)

感想書き忘れてた系、いまさらシリーーーズ。

今年3月くらいにリリースされた、フィンランドGothic Metalバンドの2ndアルバムDeath。まあ王道も王道、ガッツリしたPower Metalを軸に据え心地よい疾走感とキャッチーなメロディ。VoのMaya嬢は力強さと繊細さを兼ね備えた、まさにナチュラルボーン・メタルボーカリスト。

特に王道的な印象を強くしたのが6曲目の"Troopes Of Armageddon"。ギターリフからメロから疾走感、キーボードの被せ方までまんま「私は嵐」でワロタwww王道というより往年ともいうべきHR。Deathlike Silenceの魅力は、今様なゴシック色を持ちながらもどこか80'sヘアーメタルの匂いを感じさせるところかもしれません。この曲以降、Maya嬢の勇壮なコブシ回しから、もう完全に寺田姐さんの事しか考えられなくなっている自分に気がつきました。ジャパニーズメタルを語る上で、SHOW-YAの"Outer Limits"は必聴盤です。是非。

Saturday Night EvilSaturday Night Evil
Deathlike Silence

曲名リスト
1. Trapped in the Night
2. And You Cry
3. Who's Gonna Bury Me
4. Dagon
5. Till Death Tears Apart
6. Troops of Armageddon
7. Shadows Fall
8. Headsman
9. They'll Eat Us
10. Moonlight Shadow
11. Burning Flesh

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Deathlike Silence - The Headsman
Deathlike Silence - Six Feet Under The Ground


Outerlimits
SHOW-YA
B000A7TF40
Altitude
Autumn
B001PGMR7M
GREATEST HITS
浜田麻里
B00005GS3W
posted by kerkerian at 18:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | Gothic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月25日

Parralox / State Of Decay(2009)

オーストラリアのエレポップユニットParraloxの2ndアルバム。

今年立ち上げられたElectronically Yours(エレクトロ系情報サイト)レーベルは、
未だ少数精鋭ながら良質のElectro/Synth-Popユニットが所属。当サイト的にはParraloxのほか、よりアトモスフェリックでオサレ度の高いMarsheauxにも注目しています。

さてParralox。以前取り上げたEmmonやThe UltrasonicsなどのRemixも手掛けており、短いキャリアながらもこの界隈では日増しに評価を上げているユニットです。
これらの周辺アーティストから類推できるように、ニューウェーブの流れを汲むキッチュなエレクトロ・ポップが魅力。

1stのRoxy嬢(金髪)からAmii嬢(黒髪)にボーカルが交替し、スタイル的には然程違いはないのですが強いて言うなら8ビット・サウンドに代表される80's色の強い楽曲プラスRoxy嬢のセクシーボーカルが1stだったのに対し、今様なコズミックエレクトロ+多層的なコーラスにAmii嬢のオーソドックスな少女的ボーカルが乗っかる今作。

それにしても、アートワークでの2人の扱いに差がありすぎてワロタwww

Roxy嬢




Amii嬢




未だビジュアル面での貢献のほうが大きいですが、Amii嬢の今後の伸びしろと、
大黒柱John von Ahlen氏の手綱さばきに期待したい。

Whitelite BriteliteWhitelite Britelite
Parralox

曲名リスト
1. Beautiful World
2. Universe, I Love You
3. Isn't It Strange
4. When The Walls Came Tumbling Down
5. Hotter
6. Be Careful What You Wish For
7. Moonwalking
8. I Am Human
9. Peter
10. Two Hearts
11. How Do You Break A Robot's Heart?
12. Time
13. In The Night
14. Footsteps (Edit)
15. When The Walls Came Tumbling Down (Arachnophobias Remix)
16. Hold Me Now

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Peek a Boo/E-bay Queen
Marsheaux
B000RJVRBK
Closet Wanderings
Emmon
emmon
Ultrasound
The Ultrasonics
the ultrasonics

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2009年11月23日

Alieson / WORLDS END〜忘却され行く命の記憶〜(2009)

同人音楽サークルAliesonの9枚目となる新作。

2007年以来数カ月に1枚、というかM3(音系・メディアミックス即売会)の度に新作を繰り出してくるAlieson。私は4th"WIZARD〜混沌を統べる魔術師と月虹の傀儡〜"からの比較的新参リスナーですが、毎度シンフォニック・メタル顔負けのクオリティと和洋織り交ぜた世界観に感服しています。

今回は剣や魔法などのファンタジーから離れ、人間の内面を抉るような「終末感」がテーマ。サウンド的には従来通りだが、この世界観がよりゴシックさを深めている印象。

こうした音楽を一般のHR/HMリスナーに紹介すると音(特にリズムセクション)の貧弱さを指摘されますが、この立体感の無さ、ぶっちゃけ打ち込み感こそが同人メタルの醍醐味と私は考えています。ボーカルとギター以外は生々しさを排し現実感を薄めることで純粋に物語の世界と向き合うことができる、まさに2次元音楽の面目躍如といったところではないでしょうか。

M3での頒布やアニメ・同人ショップでの在庫が捌けると二度と手に入らない作品群。正直もっと幅広い耳目を集めてしかるべき音楽がこの界隈には溢れていますが、確かに大手CDショップのHR/HMコーナーに置かれてもジャケットで敬遠されちゃうのかなw

SweetheadWORLDS END 〜忘却され行く命の記憶〜
Alieson

曲名リスト
1.ワールズエンド
2.少年と歯車
3.帰らない船(instrumental)
4.サイン
5.星空
6.アストライアの天秤
7.ぼくらのせかい(instrumental)
8.きみのしらない

オフィシャルで詳しく見る


DRAGONVARIUS
DRAGON GUARDIAN
B001U33KP8
Tales of Almanac
LIGHT BRINGER
B002BAW7WG
Sequentia
Asriel
B002PS4AXS

posted by kerkerian at 21:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | Gothic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月22日

Sweethead / Sweethead(2009)

USからブランニューバンドの登場。

Queens Of The Stone Ageのギタリスト、Troy Van LeeuwenのプロジェクトSweethead1stフルアルバムです。White Stripesを思わせるフリーキーなギターが心地良い、マジモンのR&R。QOTSAのような毒気はなく寧ろどこまでも陽性で健康的な印象は、やはりボーカルが新人の女の子だからか。

とはいえこのSerrina嬢、TroyをはじめMark Lanegan Bandのベース・ドラムスと手練のミュージシャンを従えて堂々たるフロントウーマン振り。ブロディ・デイルばりのハスキー声から、媚びるようなジャジーなフロウ、伸びやかなハイトーンまで自在に使いこなす。何よりビジュアル面の不敵なビッチ感が良い。ストゥージーズあたりの、70'sロックを00'sにアレンジしたような匂い。ジュリエット・ルイスでお馴染みのJuliette & The Licksを思い出した。どうやら今年解散しちゃったぽいけど。

という訳で楽しみなFemale Alternative Rockがまた一つ増えた。
課外活動が盛んなQOTSAが少し心配ではありますが…

SweetheadSweethead
Sweethead

曲名リスト
1.The Sting
2.Turned Our Backs
3.P.I.G.
4.Amazing Vanishing Conquest
5.Running Out
6.Sinkhole International
7.Remote Control Boys
8.Meet In The Road
9.Other Side
1.The Great Disruptors
11.A.W.O.L.
12.The Last Evening

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Sweethead - The Great Disruptors
Sweethead - Meet in the road (Acoustic)


In and Out of Control
The Raveonettes
B002HR1X6E
Spinnerette
Spinnerette
B0029WGIZ8
Four on the Floor
Juliette and the Licks
B000GIXWDS
posted by kerkerian at 20:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | Alternative | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月21日

Skunk Anansie / Smashes and Trashes(2009)

私的「永遠のNo.1女性ボーカルバンド」Skunk Anansieが復活!

昨年末に再結成についてのアナウンスがされてから、暫くアクションが無かったものの今年の夏頃から立て続けに新曲を発表。これまでの3枚のアルバムから全シングル曲と、今年の新曲3曲を加えたベストアルバムが本作になります。

1つ目の新曲"Tear The Place Up"は"Skank Head"を思わせる攻撃的ナンバー。ライブさながらにUp!Up!とアジるSkinのボーカルに、目頭と胸の奥が熱くなる思い。

2つ目の"Because Of You"は"Charie Big Potato"のドラマティック性と"Secretly"の美メロを彷彿する、新生Skunk Anansieの代表曲となりそうな名作。

3つ目の"Squander"は彼らのバラード・サイドでかつSkinソロの"Just Let The Sun"からの流れを汲むような、これまた美しく儚げな曲。

新曲を通してSkunk Anansieの現在地を推し量ると、3rdアルバム"Post Orgasmic Chill"の延長上にありつつ、Skinソロアルバムの「聴かせる」路線が主流といえそう。このベスト盤が単なる再結成記念盤とならずに、4thアルバムに続くことを強く期待しつつ、どうせ記念なら軽く2枚分は作れそうなB-Side曲、アウトテイク曲(特に3rdアルバムの)をコンパイルしたアルバムもついでに出して欲しいなーと。

Smashes and TrashesSmashes and Trashes
Skunk Anansie

曲名リスト
1. Charlie Big Potato
2. I Can Dream
3. Hedonism (Just Because You Feel Good)
4. Tear The Place Up (new track)
5. Weak
6. Secretly
7. Because Of You (new track)
8. All I Want
9. Brazen (Weep)
10. Twisted
11. Squander (new track)
12. Lately
13. Selling Jesus
14. Charity
15. You'll Follow Me Down

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Skunk Anansie - Because Of You
Skunk Anansie - Twisted


Paranoid and Sunburnt
Skunk Anansie
B000024JK1
Stoosh
Skunk Anansie
B000024SOM
Post Orgasmic Chill
Skunk Anansie
B00000IY06
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2009年11月19日

HANGRY & ANGRY / Sadistic Dance(2009)

晩秋の暗黒舞踏会第7サティアン。音源と画像公開直後にMyspaceで史上最速100万アクセスでモーヲタの底力を見せつけられた格好の、HANGRY&ANGRY1stフルアルバムです。EP「Kill Me Kiss Me」からちょうど1年、個人的にも超待望の1枚です。wikiでビジュアル系女性ユニットと書いてありましたが、まさに言い得て妙だなと。

可憐なビジュアル面は言うに及ばず、適度にロックアレンジされたサウンド、「間」をとらずに音とメロディを詰め込むアレンジや加工を最小限にして生声を活かすボイスエフェクトなど、まさに欧州でウケるVisual-Keiを明確に意識した作りになっている。例えばBlutengelのような本格指向にしてしまったら、彼女達がやる必然性は薄れてしまうだろう。このフェイク感こそがHANGRY&ANGRYの生命線であり、Gothicとかdarkwaveである前にVisual-Keiに仕立て上げた戦略は大いに評価したいところ。

まあ音楽性云々抜きにしても、何しろ第一線で活躍するトップアイドルの二人。当然そこらの暗黒ディーバ達を何十光年彼方に引き離すぶっちぎりの可愛さであることは間違いない。ということで「萌え」を最重点項目におく当ブログ的には無条件に評価◎です。

が、、最後の「THE☆PEACE! (H&A DEATH TRACKS) 」。
旧来のファンを腰砕けにし、新規リスナーを困惑させるであろう、
まさに「誰得」というべきこの曲のお陰で、評価↓↓↓↓↓↓。

Sadistic DanceSadistic DanceHANGRY & ANGRY

曲名リスト
1. MR.MONKEY
2. TOP SECRET
3. SADISTIC DANCE
4. LADY MADONNA
5. DOUBT
6. ANGELIA (CRASH BERLIN VERSION)
7. SHAKE ME
8. KILL ME KISS ME (CRASH BERLIN VERSION)
9. GIZA GIZA (CRASH BERLIN VERSION)
10. THE☆PEACE! (H&A DEATH TRACKS) (BONUS TRACK)

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HANGRY & ANGRY - Top Secret
HANGRY & ANGRY - Kill me Kiss me


LOVE EXODUS
THE ROYAL DEAD
B0019AEFSS
Shut Up
LaFee
B001L1C47E
the veronicas-complete-
The Veronica
B001O2HMPE
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2009年11月18日

Electric Valentine / Automatic(2009)

もはや暗黒でも何でもない作品ばかりになってきた晩秋の暗黒舞踏会、シリーズ6。

今回はUSのエレポップ・デュオElectric Valentine。名前、ジャケット、アルバムタイトル、音楽性、ルックスとどれを取っても驚くくらい普通(ベタという意味で)。
否、、ジャケットについてはあまりにも某ロボットデュオのアレみたいな出来なので水準以下ですが、楽曲はどれも一定のクオリティ。先行曲"Body To Body"や"A Night With You"は耳に残る踊れるキラーチューンだし、アルバム全体を通してもキャッチーさが際立っている。

しかし否応にも「既聴感」は拭えない。00年初頭以降、こうしたエレポップが全部何かのコピーに聴こえるのは、やはりオリジネイターの衝撃が強かったからでしょうか。もしElectric Valentineがアートワークに掲げるDaft Punk超えを目指すなら何らかのアプローチで既成概念の打破と彼らを上回る衝撃を提示する必要があるだろう。

言っちゃったね、ダフトパンクって(またこのパターンかよ)

Automatic [CD on Demand]Automatic
Electric Valentine

Album Tracks
1. Body To Body
2. 13 Reasons
3. Automatic
4. Binary Outbreak
5. Beat Drop
6. Chasing The Sun
7. A Night With You
8. My Best Mistake
9. Faster
10. The Opposite Of Name Dropping
11. A Better Class Of Criminal
12. Waiting For The Harmony
13. Take Your Time

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Stella Project
Stella Project
Stella Project
Discovery
Daft Punk
B000059MEK
Charming Factor
Blind Faith and Envy
B000216WNG

タグ:US Electro-Pop
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2009年11月16日

Valravn / Koder Pa Snor(2009)

晩秋の暗黒舞踏会其の伍は、丁抹(デンマーク)のエレクトログループValravn。
これまで取り上げた攻撃的なアーティストとは趣を異にする、フォークトロニカを軸とする音楽性です。

フルートやフィドル等の管弦楽器やハーディ・ガーディが織り成す弦奏とパーカッションはケルトをはじめフォークロアな雰囲気たっぷり。そこにエレクトロニカの味付けを施すことで実に北欧現代音楽らしい、しかしValravn独特の躍動感に満ちた独特の世界観を見せています。

何より寂寥感が全体を覆いつつもどこかアジテーションを感じるのは、Anne嬢により導かれる「歌の力」に依るところが大きい。神々しいファルセットでアンビエントを作り出し、狂気的な濁声で緊張感を生み出す。Sugarcubes時代のBjorkを髣髴する感じです。Bjorkといえば最近の"Earth Intruders"や"Declare Independence"などトライバル曲が好きな方には特にオススメしたい逸品です。

Koder Pa SnorKoder Pa Snor
Valravn

曲名リスト
1.Koder på snor
2.Kelling
3.Sjón
4.Kraka
5.Seersken
6.Fuglar
7.Kroppar
8.Lysabild
9.Farin uttan at verda vekk

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Nemeton
Dunkelschoen
B0019S3KS6
Lore of Nen
Elane
B000ICL48W
Metamorphosis
Sava
B000ICL48W
posted by kerkerian at 13:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする