2009年10月31日

Worm Is Green / Glow(2009)

深秋エレクトロニカ第2弾はアイスランドの音響系、Worm Is Greenの3rdアルバム。
こちらもFever Rayに比肩する、今年のベストエレクトロニカ候補です。

アイスランド産、というのは殊に音響系界隈においては一大ブランド。今更アーティスト名を列挙するまでもなく、全くハズさないといっても過言ではないでしょう。多分に洩れずこのWorm Is Green。既に2004年の1stアルバム"Automagic"、2ndアルバム"Push Play"やコンピ盤での"Love Will Till Us Apart"カバーなどでその素晴らしいクオリティを実証済みの彼ら。

今作では従来からの持ち味である薄っすらとした8ビット・ノイズに彩られたミニマル曲に癒されながらも、人力ドラムン的な「バンド感」が時折挿入されることで楽曲に程よい緊張感とアクセントを創出している。さらに作を重ねる毎に存在感を増しているArni嬢のボーカル。ソングライティング面でも今回は100%彼女によるものとなり、よりパーソナルな内容ゆえに自然と歌による表現の比重も増したといったところか。

変わらぬ静謐と清冽に満ちた世界観を提示しつつも着実に成長を遂げるWorm Is Greenと、北欧エレクトロニカの新歌姫として名を馳せつつあるÁrni Teitur Ásgeirsson嬢。覚えておいて損はない。

GlowGlow
Worm Is Green

曲名リスト
1. Hopeful
2. The Politician
3. March On!
4. The Darkness
5. Around The Fire
6. Sunday Session
7. Glow
8. Electric Eyes
9. The Hit
10. 1998

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Vid Og Vid
Olof Arnalds
B002SZQYZA
Finally We Are No One
Mum
B000066HH0
Murmurs
Caroline
B000E6GBW6
posted by kerkerian at 12:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | Downtempo | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月28日

Fever Ray / Fever Ray(2009)

深秋のエレクトロニカ特集。

とはいえ今回のスウェーデンのFever Rayデビュー作は3月リリースっていう。
しかし半年以上全くノーマークだった本作は、この季節に出会えたことに快哉を叫びたくなるような素晴らしい哀愁感。Fever Rayはカリン・ドレイヤー・アンダーソンによるソロプロジェクト。知る人ぞ知るエレクトロニカ・ユニットThe Knifeの姉のほう、といったら分かり易いか(わかんねー)。

ベースはThe Knifeの音楽性を多く継承しており、幽玄でドローン系のアンビエント音楽です。さらにフォークロアの空気感、トライバルなリズムなどが加わりよりマニアックに深化した印象です。カレン嬢のボーカルもそれに呼応するかのように呪術的で自由にフロウしています。さらに数曲で男性らしきオドロオドロしい声がはいっていますが、どうもこれはカレン嬢のボイスエフェクトらしい。

さらにアートワークの完成度も見逃せない。ジャケはなんかMr.マリック的でちょっとアレですが、PV "When I Grow Up"が凄い。ダークメルヘンを地で行くような映像美で、薄暗い自然の中を熱に浮かされたように彷徨うさまは「カレン版ダンサーインザダーク」といったところか。まさにこの映像に象徴されるように霊妙でときに破滅的ですらある、ディープでドープな本作は疑い無く今年を代表する電子音楽のひとつ。お聴き逃しなきよう。

Fever RayFever Ray
Fever Ray

曲名リスト
1. If I Had a Heart
2. When I Grow Up
3. Dry and Dusty
4. Seven
5. Triangle Walks
6. Concrete Walls
7. Now's the Only Time I Know
8. I'm Not Done
9. Keep the Streets Empty for Me
10. Coconut
11. If I Had a Heart [Multimedia Track]

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Silent Shout
The Knife
B000N3SSVM
Automagic
Worm Is Green
B00023B1IU
Felt Mountain
Goldfrapp
B00004XSS2
posted by kerkerian at 13:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月26日

Terra Nine / Stream Of Conciousness(2009)

ニュージーランドのエレクトロユニット、5枚目のアルバム。

神々しいまでのEthereal Musicを縦糸に、緻密なDrum'n Bassを横糸に織り成すアトモスフェリックな極上のヒーリング音楽です。ボーカル曲、インスト曲が約半数づつという構成ながら、Kerensa Stephens嬢の存在感は絶大。伊達にパート名"awesome vocals and lyrics"と言っちゃうだけはある。自分でawesomeて。

そして何といってもユニット主宰のMichael Westcot氏の楽曲構成力。うっすらと背後に展開するリズムのテクスチャーや、ライブ時には自ら演奏するエレクトロ・チェロに代表される弦楽はアクセントとなり、常に聴き手に緩やかな刺激と、エクスペリメンタルな感動を呼び起こします。

Stream Of ConciousnessStream Of Conciousness
Terra Nine

曲名リスト
1.No Return (Ott Remix)
2.Peresphone
3.Resolution
4.Prismatic
5.So Human
6.Intoxicant
7.Whisper
8.Happy Hour On Perseus Minor
9.Activation
10.No Return
11.Light In Shadow
12.Whisper (Pete Ardron Remix)

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Two Pages
4hero
B00000DLVU
Desire
Schiller
B0018OAPSY
Lyric on My Lip
Tali
B00012PMSM
posted by kerkerian at 00:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | Downtempo | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月25日

アーバンギャルド / 少女都市計画

トラウマテクノポップバンドの2ndアルバム。

「童貞処女、メンヘル、オタク、サブカルチャーといったマイノリティに対するアプローチを特徴としている。」(wikipediaより)ということで、どう考えてもメインストリームに躍り出てきてはいけない存在なのですが、この新作はタワレコが何故か大プッシュ。各地へ話題が飛び火している模様です。

前作「少女は二度死ぬ」では嗚咽交じりの衝撃的オープニングで幕を開けた訳ですが、今作では某ボーカロイドを髣髴するボーカルのハッピーハードコア曲でまたも衝撃の出オチ。なんでも前ボーカル時代の代表曲らしいです。その人が藤田咲みたいな声の持ち主だったのかは確認できず。

さて相変わらず歌/処女の浜崎容子、歌/童貞の松永天馬の絡み合いは救いようがないほどメンヘルチックでバカバカしく、インダストリアルとも言えるエッジィなギターをフィーチャリングしたエレクトロポップは相当にハイレベル。

世界観的には弱者の代弁者的だった前作から、「コロセコロセ」とか「自己批判しろ」とか「死ぬ時はみんな一人、それが都会のルール」とか、二次元の住人達をアジるようなメッセージに変化してきている。もしかしたら1曲目『恋をしに行く』は過去の彼らへの訣別と、今や2次元住人の代弁者、というかマリオネットと化した初音ミクへの宣戦布告なのかもしれない。

言っちゃったね。初音ミクって。

少女都市計画少女都市計画
アーバンギャルド

曲名リスト
1. 恋をしに行く
2. コンクリートガール
3. 東京生まれ
4. アニメーションソング
5. リボン運動
6. 修正主義者 (concrete mix)
7. 少女のすべて (copperia mix)
8. 都市夫は死ぬことにした
9. ラヴクラフトの世界

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少女は二度死ぬ
アーバンギャルド
B001QA2WHC
初音ミク ベスト~impacts~
B002E1HJHU
初音ミク ベスト~memories~
B002E1HJHA
posted by kerkerian at 17:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月20日

Waves Under Water / Serpents And Tree(2009)

メタル勢が続いて胃もたれ気味な今日この頃。

今回はスウェーデンのDarkwaveユニットWaves Under Waterデビュー作。煌びやかなダークメルヘンに彩られながらもどこかメランコリックなサウンドスケープ、枯れた装いのジャケットなどまさに秋におススメな良盤です。

このバンドをユニークたらしめているのが、Angelica嬢のまさに名の通りエンジェリック・ボイスと、美麗なメロディライン。特にメロディはとかく単調になりがちなdarkwave曲に個性を吹き込んでいる。欲をいえば1曲目"My Cup"のラフなギターカッティングに象徴される勢いがアルバム全体にあると良かったなーと。ただこの、たおやかにゆっくりと夜の帳が落ちてくるような薄暗さが彼らの持ち味なので、プラマイゼロ。
むしろプラ!

Serpents and the TreeSerpents and the Tree
Waves Under Water

曲名リスト
1. My Cup
2. Thirsty
3. Summerland
4. Because she is Immortal
5. Serpents and the Tree
6. Split in Two
7. Still Here
8. Dead Leaves
9. Nothing More
10. Winter Garden
11. I am the Ocean
12. Wake the World

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Journey of Life
X-Perience
B000050GKB
Cross Roads
Sylver
B000FIGY66
Malfunction
Yendri
B000MCH5FE
タグ:sweden darkwave
posted by kerkerian at 22:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月17日

Pinky Doodle Poodle / 1,2,3, GO!(2009)

いよいよ本日開幕のMetal Female Voices Fest、ベルギーの天気予報では生憎の雨で最高気温は12℃、最低気温は8℃。参戦の方々は雨具と防寒具をお忘れなく!

さて今回で最終回となるMFVF特集は、栄えある日本からの参戦となりますPinky Doodle Poodle…ですがラインナップ中唯一、存じ上げませんでした。あの私一応、携帯音楽サイトで邦楽部門の企画のお仕事をさせて頂いているんですが勉強不足で申し訳ありません!

彼ら…というよりVo&GtのYURIA嬢のユニット形態のバンド。調べてみるとこのYURIAさん数年前までアニソン系で活躍しており、SHUFFLE!では亜沙先輩の母親役(といっても子供キャラなんだけど)で声を当てていたとのこと。一気に親近感が湧いた!w

音楽性にメタル感はなく、ガレージィでパンキッシュなオルタナティヴロック。出演ラインナップ中では色物枠であることは否めないが、当地では決してポピュラリティ的に引けを取るものではないらしい。なるほど北出奈菜やAural Vampireが支持を得ているのと同様、「Visual-Kei」「マンガ・アニメ」「ゴスロリ」で語られる日本のポップカルチャーのアイコン的存在といったところだろうか。そんなJ-ムーブメントの見本市として今後MFVFが機能してゆくのか?とか考えるとこれは興味深いブッキング。

いやしかし、そもそもメタルじゃねーよなあw
それではベルギーの皆様。今日も一日、お元気でっ!(阿部渉アナふう)

【その他MFVF出演アーティストの過去エントリー】
Amberian Dawn / The Clouds of Northland Thunder(2009)
Autumn / Altitude(2009)
Delain / April Rain(2009)
Krypteria / My Fatal Kiss(2009)
Manic Movement / Dark Glitter(2009)
Unsun / Hero(2008)
Van Canto / Hero(2008)
Whyzdom / From The Brink Of Infinity(2009)

1,2,3, GO!1,2,3, GO!
Pinky Doodle Poodle

曲名リスト
1. Spacy Blue
2. Yura Yura
3. Spectacle
4. 1,2,3,GO!
5. Rainbow Capsule
6. Pirates of PDP

オフィシャルショップで詳しく見る


Bondage
北出菜奈
B001O771H8
our first noodles
noodles
B002OLYHEI
ワールドイズユアーズ
MASS OF THE FERMENTING DREGS
B001J5XMHS

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2009年10月15日

Unsun / The End of Life(2008)

前回のエントリーで、Metal Female Voices Fest検索で
3番目に載ったよー的なことを書いた10数時間後、
もう68番目に急降下してたよ!ファック!!魚拓取っとくんだった!!!

懲りずにMFVF特集第4弾は、ポーランドのゴシックバンドUnsun。
2008年リリースの"The End Of Life"ですが、とにかく評判が良い。その界隈では1stにして絶賛、激賞の嵐です。

兎に角オールマイティ。Evanescence好きのライトリスナーから、頑固なゴシック愛好家、硬派ヘヴィメタラーに至るまで全てに訴求する音楽性をハイレベルで備えています。タイトル通りどの楽曲にも死生観がテーマの根底に流れていて重たい内容なのですが、暗くなり過ぎることなく、かつポップでもない絶妙なさじ加減が支持を得ている要因な気がします。あとはAya嬢の美貌。結局はそこに行き着く訳だけど。

個人的には9曲目の"On The Edge"に凝縮されているかなと思います。のたうち回るへヴィリフ+アジテーティブなボーカルからサビは一転泣きのメロディとクリシェ。シンプルな構成ながらダークにもライトにも、メタルにもポップにも聴こえる。光の具合によって見え方が変わるプリズムの如き、煌めきに溢れた良盤です。
だけどタイトルは「人生の終わり」(笑)

【その他MFVF出演アーティストの過去レビュー】
Amberian Dawn / The Clouds of Northland Thunder(2009)
Autumn / Altitude(2009)
Delain / April Rain(2009)
Krypteria / My Fatal Kiss(2009)
Manic Movement / Dark Glitter(2009)
Van Canto / Hero(2008)
Whyzdom / From The Brink Of Infinity(2009)

The End of LifeThe End of Life
UnSun

曲名リスト
1. Whispers
2. Lost Innocence
3. Blinded by Hatred
4. Face the Truth
5. Other Side
6. Destiny
7. Memories
8. Bring Me to Heaven
9. On the Edge
10. Closer to Death
11. Indifference
12. Whispers [*][Multimedia Track]

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Shallow Life
Lacuna Coil
B001UGGVBU
The Open Door
Evanescence
B000FTWB7G
Sehnsucht
Lacrimosa
B001VL1VI2
posted by kerkerian at 02:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | Gothic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月13日

Manic Movement / Dark Glitter(2009)

Metal Female Voices Festググったら当ブログが公式サイト、wikiの次にきてしまいました。大変申し訳ございません。ベルギーの皆様、こちらは極東のしがないブログに過ぎませんよおー。ワッフルワッフル!

さてMFVF特集第3弾は地元ベルギーを代表するシンフォメタルManic Movement。
今年リリースの新作は実に8年振り。以前はデスメタルを標榜していた彼ら。女性ボーカリストを迎え方向転換しての作品で、実質再デビュー作ともいえる内容です。同じような経緯を辿って成功を収めたThe GatheringやArch Enemyのようになれるか、要注目です。

音楽的にはデスの名残を感じさせるドゥームな重爆音をベースとしながらも、壮大なシンフォニアと美麗ボーカルでフェミニン全開。男性の要らないデスボ等安直なブルータルに走らず、純粋に音でヘヴィ感を出す辺り好感が持てます。時折テクニカルな様式美フレーズを見せ付けるギター、西洋的なシンフォニアだけでなく、エスニック感や空間エフェクト系も織り交ぜたKeyなど随所にキャリアを感じさせる安定度と深み。まずは地元フェスで世界進出へ刻む第一歩、このジャンルでのベルギーの第一人者Gwyllionにどこまで迫れるか?

【その他MFVF出演アーティストの過去レビュー】
Amberian Dawn / The Clouds of Northland Thunder(2009)
Autumn / Altitude(2009)
Delain / April Rain(2009)
Krypteria / My Fatal Kiss(2009)
Van Canto / Hero(2008)
Whyzdom / From The Brink Of Infinity(2009)

Dark GlitterDark Glitter
Manic Movement

曲名リスト
1. Face Your Mirror
2. Army Of Agony
3. Voices (Why You Can't Sleep At Night)
4. Vanity (Pride's Paradox)
5. Sleeping Beauty
6. Hollow Hearts
7. This Sweet Indifference
8. Mindstruck
9. Russians
1. Puzzled
11. Maze Of Shadows

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The Edge Of All I Know
Gwyllion
B0029TBD60
That Which Lies Within
Adastreia
B002C5ISR8
Beast Within
Katra
B001BP2YOI
posted by kerkerian at 12:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | Gothic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月11日

Van Canto / Hero(2008)

Metal Female Voices Fest特集第2弾は、出演ラインナップ中でも異色のバンド。Vo5人+ドラムの「アカペラ・メタル」スタイルで世界をアッと驚かせたドイツのVan Cantoの2008年の2ndアルバムです。サッカー日本代表の岡田監督も、世界を驚かせたいならこのくらい思い切らなけあなりません(中原中也ふう)

女性Vo1人と男性Vo2人が主旋律を奏でシンフォニックさを醸し、
残りの2人がベースとバッキングギターを、

「どんどどん」
「だんでけだんでけ」
「ろろろーん」
「マママママ」
「ヌメヌメヌメヌメ」

とマシンガンピッキング(?)。圧巻は、ギターソロ。ボイスエフェクター使ってメロスピ風のワーミーな音を再現します。さらにNightwishのカバー"Wishmaster"ではソロのハモリまで。職人芸を超えた、人体が持つポテンシャルに感服いたしました。

因み1stアルバムではMetallicaの名曲"Battery"を演っています。イントロのメインリフで「ばてりー、ばってりー♪」という衝撃の出落ちがありますのでこちらも是非体験されたし。

【その他MFVF出演アーティストの過去レビュー】
Amberian Dawn / The Clouds of Northland Thunder(2009)
Autumn / Altitude(2009)
Delain / April Rain(2009)
Krypteria / My Fatal Kiss(2009)
Whyzdom / From The Brink Of Infinity(2009)

HeroHero
Van Canto

曲名リスト
1. Speed of Light
2. Kings of Metal
3. Pathfinder
4. Wishmaster
5. Bard's Song-In the Forest
6. Quest for Roar
7. Stormbringer
8. Take to the Sky
9. Fear of the Dark
10. Hero

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HUMAN INTERFACE
DOKAKA
B001F1XGI6
Die Echten Retten die Welt
Die Echten
B0013DPUOE
Jamzero
Bauchklang
B00005RVPI
posted by kerkerian at 20:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | Gothic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月10日

Whyzdom / From The Brink Of Infinity(2009)

日本を代表するメタルフェスにLoud Parkがありますが、毎回Female Vocalバンドの少なさを嘆いている諸兄も多いのではないでしょうか。それもその筈、毎年10月この時期は「それ系」世界最大の祭典、Metal Female Voices Festがベルギーで行われているのです!

そこで唐突に始まるMetal Female Voices Fest特集。
第1弾は9月にデビューアルバムを発表したばかりの仏バンド"Whyzdom"をば。

オーソドックスなシンフォニック・メタルが基調になっています。ボーカルのTelya嬢は中音域で安定感があり、時折スクリーミングも出せる器用さを持つ。オペラティックさを演出するコーラスワークは、Epicaなどのクワイアーに比べると抑え気味で地味な印象だが、その分オーケストレーションがスケールを演出。ツインギターによる重厚なリフも見逃せない。全体的にメタル要素の強いシンフォニアが特徴といえます。

【その他MFVF出演アーティストの過去レビュー】
Amberian Dawn / The Clouds of Northland Thunder(2009)
Autumn / Altitude(2009)
Delain / April Rain(2009)
Krypteria / My Fatal Kiss(2009)

From the Brink of InfinityFrom the Brink of Infinity
Whyzdom

曲名リスト
1. The Witness
2. The Train
3. Everlasting Child
4. The Power and the Glory
5. Freedom
6. Escaping the Ghosts of Reality
7. Atlantis
8. The Old Man in Park
9. The Seeds of Chaos
10. Daughter of the Night - Part I
11. Daughter of the Night - Part II
12. On the Wings of Time

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New Shores
Lunatica
B001O2HL7S
Griefshire
Elis
B000JUB9Z6
Sham of Perfection
Tystnaden
B000FIGHR2
posted by kerkerian at 18:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | Gothic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする