2017年09月25日

Unlucky Morpheus / LIVE 2017(2017)

日メタル・プロジェクトによるライブアルバム。

思えば最初に感想を書いた2010年"Hypothetical Box ACT2"の頃は、東方アレンジの一勢力あるいは名の知れた同人メタルサークル、そんなあんきもだったのですが今や日本メタル界の梁山泊(最初に居たのはこっちですが)…妖精帝國Fuki Commune(Ex.LIGHT BRINGER)を筆頭にUndead CorporationCarbonic Acidのメンバーを擁し、止めはドラマーのGALNERYUS加入…同人界から、名実ともにシーンの中心地となった感があります。

そんな彼らの"affected"、"Vampir"のオリジナル作を中心に組まれたセットを収めた本作。クサメロ・ピロピロ・ドコドコな美麗楽曲を超絶技巧の奏者たちが涼しい顔でしかし熱くプレイする…宅録で完結することも多い同人作品とは対極の、フルバンドによるこのライブ盤が、なんとDVDチャート(総合)で週間3位とな…!当然ですがそれは極めて正当な評価で、あんきもがオリジナル期に入ってからのベスト盤ともいえる本作はアルバムオブザイヤー候補「筆頭」と言える…!

正確無比でドラマティックな「音」を堪能するならこのCD盤だが、やはりDVDは必見だろう…個人的な見所はエレクトリック・バイオリンを舞うように弾くJill嬢の萌えオブザイヤーっぷりと、エイプリルフール限定で投稿された"Black Pentagram"パートチェンジverでの全力バカっぷりである…!

【Favorite Number】Opfer / Phantom Blood / imagimak / Dead Leaves Rising / Black Pentagram / La voix du sang / Change Of Generation

LIVE 2017LIVE 2017
Unlucky Morpheus

曲名リスト
1. Vampir(SE)
2. Opfer
3. Wings
4. Phantom Blood
5. Violet
6. 落花流水
7. imagimak(acoustic)
8. Guitar Solo
9. Dead Leaves Rising
10. Black Pentagram
11. La voix du sang
12. Change Of Generation
13. 虚妄の恋人 With UNDEAD CORPORATION

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Awakening From Abyss
LOVEBITES
B0759VCBQ4
flamma idola
妖精帝國
B06XQ6PDZX
Es
Roman so Words
B01758NEFC
posted by kerkerian at 02:38 | Comment(0) | Metal | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月24日

The Shiver / Adeline(2017)

またしてもイタリア。Alternative-Rockバンドによる3rdアルバム。

前作まではAlternative-Metal寄りで特に音の面でエモ要素が強かったThe Shiver、ピアノやKey、Electro等のウワモノが引っ込み、ギターを中心に全体的にトレブルを押さえた結果重量感を増し、総てに於いて「程好さ」が素晴らしい作品となった。ここ1〜2ヶ月紹介しているのは全部そうなんですが、信じられないことにこれもまたオルタナ部門のアルバムオブザイヤー候補である…!

まずメロが良い。天性の美メロと、迎合したポップネスのバランスが非常に取れたキャッチーネスだ。ギターは前作のエモいフレーズを踏襲しつつ音を分厚く処理しており、8ビートの疾走感を更に心地良くしている。こういう作風だとキッズ向けの音楽になりがちなんですが、寧ろ大人の落ち着いた雰囲気を漂わせる良質のロックに感じるのはVoの嬢の溢れるメランコリアと、決して安易ではない展開、コード運びなどが挙げられるだろう。でもプログレ程入り組んでもいない、この絶妙な匙加減。The NuriEverlynThe Dark Side of Venus系統を好む向きへ。

【Favorite Number】Awaiting / Adeline



PeachAdeline
The Shiver

曲名リスト
1. Awaiting
2. Adeline
3. Rejected
4. Wounds
5. How Deep Is Your Heart, How Dirt Is Your Soul
6. Light Minutes
7. High
8. Pray
9. Miron
10. Electronoose

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Pain
The Letter Black
B00E7YPQ72
Colors
Earlyrise
B001LKQOJ4
KIN
The Duke Spirit
B01F9D1G3C
posted by kerkerian at 00:36 | Comment(0) | Alternative | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月23日

Schonwald / Night Idyll(2017)

イタリアDream-Popデュオによる4thアルバム。

2009年のデビュー作より一貫してDarkwaveとAlternative Gothic-Rockの狭間に位置する音楽を作ってきたSchonwald(シェーンバルド)。作を追う毎にDream-Pop要素、リバーブウォールが厚みを増しており、不協和音に近い不穏なハーモニーと疾走するビート、Alessandra嬢の熱量の低いVoのコントラストが独特の中毒性を引き起こす作風に。この美しい不安定さ、Dream-PopというよりShoegazerに近いものがあるな…!

アルバム通してテンポ、リズムパターンがほぼ一定で、曲のバリエーションを分析するより流しっぱなしにしてトータルでの世界観に没入する楽しみ方が推奨。だが作業用BGMとして使ってみると意外に高揚したり心掻き乱されたり、+.('∀'*) パァァ…となったり(´Д`|||) ドヨーンとなったり忙しい。そして無論、アルバムオブザイヤー候補であるこは言うまでもない。

【Favorite Number】Damage / A Secret



PeachNight Idyll
Schonwald

曲名リスト
1. Damage
2. Sleepy Destiny
3. Austral
4. Love Collides
5. Oceans
6. Iridium
7. Berlin Ice
8. Surprising Violence
9. A Secret
10. Temple

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Human Taxonomy
Winter Severity Index
B00E7YPQ72
Services
The Tempers
B001LKQOJ4
Silhouettes
The Harrow
B01F9D1G3C
posted by kerkerian at 21:08 | Comment(0) | Alternative | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月19日

The Birthday Massacre / Under Your Spell(2017)

カナダのGoth-Synthバンドによる7thアルバム。

出たわね。今夏のド本命、ボスクラスの1枚…昨年のリメイク盤"Imagica"を挟んで3年振りとなるオリジナル作です。ライブ盤"Show And Tell"から毎作感想をエントリしていながら、あまりにも名作過ぎる3rd"Walking with Strangers"を超えられないもどかしさを毎回のように書いていた気がする。が6th"Superstition"で感じた期待…そして本作で期待が確信に変わった、これは50年に1枚と言われた2007年に迫る芳醇なヴァイオレット…!(ボジョレー並感乙)

まず表題曲"Under Your Spell"がキャッチーネスとブライトネスとノスタルジアというTBAの粋を集めた名曲。VoラインよりもSynthの裏旋律が印象的というのもらしい。他にもキラキラSynth-Pop曲とゴリゴリIndustrial曲のコントラストがはっきりしている点、珍しく終始8ビートで疾走する"Counterpane"などツボをぐいぐい押してくる。USインディーチャートで過去最高の2位と結果も出している。

それは再ブレイクでもカムバックでもなく、1枚の制作費すら工面に難儀する時代、16年間で8枚というハイペースで活動できる支持の厚さとそれに応え続けるTBAの底力による賜物…正に積み重ねによって研磨された、彼らのテーマカラーの如く紫水晶の煌めきを放つ珠玉がここに。

【Favorite Number】One / Under Your Spell / All of Nothing / Without You / Counterpane



PeachUnder Your Spell
The Birthday Massacre

曲名リスト
1. One
2. Under Your Spell
3. All of Nothing
4. Without You
5. Counterpane
6. Unkind
7. Games
8. Hex
9. No Tomorrow
10. The Lowest Low
11. Endless

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The Mend
The Kidneythieves
B00E7YPQ72
Berlin
Android Lust
B001LKQOJ4
The Teatime Sessions
Hungry Lucy
B01F9D1G3C
posted by kerkerian at 22:51 | Comment(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月16日

Deerful / Peach(2017)

英エレクトロSSWによる1stフルアルバム。

何回か前のエントリーでアルバムオブザイヤー級が続くと宣言した通り、名作目白押しな今夏ですがある程度の期待とクオリティが担保されていた大御所系ばかりでなく、新人アーティストも凄いのが2017年の特徴。それがiEuropeanであり、このDeerfulことEmma Winston嬢。字面的にはエマワトソンと空目しますがルックスは如何にも宅録女子な感じ…そして聴くとお分かり頂けるだろう。なんだ、ただの天才か...と。

ジャケットの通り素朴で牧歌的なミニマルなエレクトロはDream-Gazerの匂いも漂わせ、その上にチップチューン・サウンドが縦横無尽に飛び交い、ステイミュラスとノスタルジアを与える。透明感のあるVoがアンビエントに響き、派手な8-bitサウンドとの対比関係がまた良い。Youtube公式チャンネルではゲームボーイ音楽のカバーはじめ、PVも悉くゲーム画面風か、アーケードサウンドシンセと戯れている。正にチップチューンに取り憑かれたガチ勢Deerful、2017年の最注目エレ嬢だ…!

【Favorite Number】Conceptual Art / Before Us Comes The Flood / Subjects Of Our Love



PeachPeach
Deerful

曲名リスト
1. Peach Rose Tea
2. Conceptual Art
3. Solar Phenomena
4. The Wider Sky, So Far From Land
5. Before Us Comes the Flood
6. Cloudwatching
7. Down
8. Subjects of Our Love
9. Take Care
10. Peach (Redux)
11. The Ice Fishers

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極彩色
れをる
B00E7YPQ72
coloris
she
B001LKQOJ4
It's Dark But It's Okay
Notic Nastic
B01F9D1G3C
posted by kerkerian at 23:25 | Comment(0) | Electro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする